Azure 認定資格のExpert(上位資格)を全て取得して見えてきた風景#Azure リレー
2021-04-27
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FIXER 藤井です。つい先週の2021年4月24日(土)にAzure 認定試験の1つ「AZ-400: Designing and Implementing Microsoft DevOps Solutions」に合格し、認定資格の「DevOps Engineer Expert」を取得しました。Azure 認定試験には「Expert」と呼ばれる上位資格が2つ存在し、この「DevOps Engineer Expert」がその片方で、もう片方の「Azure Solutions Architect Expert」も昨年の2020年に取得済みです。
現状で存在するAzure 認定資格の全体像はこの図を参照するのが最も分かりやすいです。

AZ-400の詳しい紹介や合格のための学習のポイントはまたの機会にブログを書くことにして、今回は「DevOps Engineer Expert / Azure Solutions Architect Expert」の2つのExpert資格に合格してみて感じていることを書きます。

自身がAzureの資格試験に取り組む背景と目的

端的に言えば自分がFIXERに入社した動機である「技術者としてAzureを極める」を達成するためです。もちろん実務経験なしに、資格け持っていても「宝の持ち腐れ」になる可能性が高いのですが、やはり「技術者としてAzureを極める」という自分の動機を考えると、資格取得は外せないと考え、今まで以下の順でAzure 認定資格を取得してきました。

上記4資格および、今回、合格した「DevOps Engineer Expert」を併せた計5個が、2021年4月現在、17個存在しているAzure 認定資格の中で最も中核的な位置づけと考えます。

Expert 資格を全て取得して感じること

「『何が分からないか』が分かるようになった」というのが実感で、自身の目標である「技術者としてAzureを極める」という意味では、「スタートラインに立つことができた」というところです。2つのExpert 資格(DevOps Engineer / Azure Solutions Architect )および3つのAssociate資格(Azure Adiministrator / Azure Developer / Security Engineer)の出題範囲を併せると、機械学習/Cognitive系とDB系を除いたAzure の主要サービスについて、概要レベルでは1通り学習することになります。(機械学習/Cognitive系とDB系は、それぞれ独立したAzure 認定資格が設けられています。)主要サービスの概要は一通り頭に入っているので、新しい課題に取り組むために調べ物が必要な時に、とっかかりで悩むことが少なくなります。

またExpertレベルの各資格の特性を鑑みると、両方とも取得することで「Azureでの設計導入→運用保守」までが、自身の中でワンパスでつながるというメリットがあります。Azure 認定資格は「ロールベース」と呼ばれ、「職種」という区切りで、各試験の出題範囲が区切られています。

  • Azure Solutions Architect Expert:「プリセールス」の職種を対象に、Azure の設計や導入を意識した出題が多い
  • DevOps Engineer Expert:「DevOps エンジニア」の職種を対象に、Azure での開発や運用保守を意識した出題が多い

今年度の学習目標

自身の目標である「技術者としてAzureを極める」という観点で言えば、Azure の主要サービスについて一通り学習することはできたので、今年度の2021年度としてはより「上物」を意識して以下の3テーマの資格取得を目指します。Azure の3大要素(DB/ Computing / Network)それぞれに対応しています。

最後に

「資格は仕事の役に立つのか?」という命題は常に議論になりますが、藤井は仕事でバリバリ使っています。いつかは「Azure 認定資格を全て取得して見えてきた風景」というタイトルでブログを書きたいと思っておりますので、また読んでいただけると幸いです。