Azure Communication Services 実利用者目線でみるMicrosoft Build 2022注目点まとめ #Azureリレー

こんにちは、実は本業はビデオチャットなさとはるです。

この1年間扱ってきたサービスである Azure Communication Services が Microsoft Build 2022にて大規模アップデートされたので個人的注目点をご紹介します。

「お前の意見とかいいから元ソースくれ!」という方は以下をご覧ください。

Microsoft Build 2022:  Azure Communication Services updates to build faster and reach further

メール機能の追加!

シンプルに一番大きい変更なのではないでしょうか。

今まではシステムにメールを組み込みたいと思ったらSendGridや、AWSのSESなどを使うしかありませんでしたがAzure のリソースのみで完結させられるようになったのは大きいです。

メールドメインを接続すればあとは簡単なコードでメールが送れるようですね。

クイック スタート – Azure Communication Service を使用して電子メールを送信する方法 – An Azure Communication Services Quickstart | Microsoft Docs

メールドメインに関しても、まだアメリカリージョンのみではありますがボタンポチポチで作ることができます。

電話番号の取得できる国が増加!!

所謂PBXですが、使える国が結構限られています。

今回カナダ、アイルランド、イタリア、スウェーデンが増えました。

現在「アメリカ」「イギリス」「デンマーク」「カナダ」「アイルランド」「イタリア」「スウェーデン」の7か国の電話番号が使用できるようです。

上記電話番号を使用できる国はもう少し増えるようですが、残念ながら日本のサブスクリプションでは上記の電話番号はいずれも取得不能です。

まだ日本では使えませんが最初はアメリカでしか使えなかったものが1年で多くの国、多くの電話番号に対応してきたわけです。

その様子を見るに日本の電話番号への対応も期待できるのではないでしょうか。

UI ライブラリの正式リリース!!!

Azure Communication Services を使えばビデオチャットのロジック部分はAPIを呼ぶだけなので、あとはビジュアルだけ作ればアプリ完成です。

だったのですが、ビジュアル面もこちらのライブラリにて網羅されてしまいました……

現在のグループ通話サンプルはこちらのUIライブラリを使ったものになっており、めちゃくちゃかっこよくなっております。

通話のヒーロー サンプル – An Azure Communication Services sample overview | Microsoft Docs

惜しむらくはReactしか提供されていないこと……

Vue版求!!!!

仮想訪問&仮想イベントのシナリオ公開!!!!

Azure Communication Services は 実は少し前から、Teams会議に接続できるようになっていました。

予め用意されているTeams会議に参加すること自体はとても容易だったのですが、実際にサービスに落とし込むにあたってはどのようにTeams会議を作成するかが課題となっていました。

自分もGraphAPIを使って頑張って実装するのかな~と検討を始めているところでした。

そんな時、いくつかのユースケースに従ったサンプルが公開されたことで状況が一変します。

Build a custom event management platform with Microsoft Teams, Graph and Azure Communication Services – An Azure Communication Services tutorial | Microsoft Docs

「これ、そのまま使えそうやん」

ありがとう、Azure Communication Services

ありがとう、Microsoft

感想

自分の普段使っているサービスがここまで大きくアップデートされると、「これを使ったら何ができるかな?」とワクワクしますね!

今回の発表内容ではエンジニア目線で悩みどころだった部分へのフォローが手厚いように感じました。

アチアチのまま2年目に突入したAzure Communication Services のこれからに期待してます!!