こんにちは、何本目のブログか忘れたPower Platform講師のソネハラです。
ChatGPTをMicrosoft Teamsのチャットに呼び出し、
文脈を保ちながら質問を続けることができる機能をPower Automateのフローだけで作った動画が
凄かったので真似して作ってみました。
早速ですが完成したフローがこちらです。
詳しい作り方は参考にさせていただいた動画を見てください。
全部解説していると、とてつもない長文になってしまうので…
簡単にフローの各アクション内容を説明すると…
- Teams にフロー開始ボタンを表示。
- ユーザーのメールアドレスを取得。
- ChatGPTのAPIキーを変数に代入。
- ChatGPTとの会話履歴を保持する配列変数を宣言。
- ChatGPTへの質問を入力するテキストボックスを表示。
- 配列変数に質問内容を保存。
- ChatGPTに質問し、返答を取得。
- 配列変数に返答内容を保存。
- 返答をTeamsチャットに表示。
- 質問を続けるかどうか選択肢を表示。続けない場合はフローを終了させる。
実際にTeamsのチャットでChatGPTに質問してみました。
まず、Teamsのチャットから「Workflows」というアプリを開いて
Power Automateで作ったフローを呼び出します。
(※「Workflows」はデフォルトのアプリではないのでインストールする必要があります。)
フローを呼び出すと、このようなポップアップが表示されます。
「質問する」を選択するとフローが開始されます。
質問を記入するテキストボックスが表示されます。
せっかくなのでTech Blogについて聞いてみました。
返答が返ってきました!
ちゃんとChatGPTに質問できているようです。
「質問を続けますか?」の質問に「いいえ」を選択すればフローが終了します。
終了せずに文脈を保ったまま質問ができるか試してみます。
「Tech Blogの」とは言わずに「最もアクセスされている記事は?」と聞いてみました!
文脈を保てているならTech Blogの人気記事を答えてくれるはずです…
無事に文脈を保ったまま返答が返ってきました!
「FIXER」とも「Tech Blog」とも質問では言及していないのに、
一つ前の質問を考慮して返答してくれています!
何が凄いのかというとPower Automateフローのみで実現している点です。
ぜひこの記事を見た方も実際に作ってみてください!






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