目次
- 株式会社 FIXER 主催 24 卒・25 卒学生向けキャリアイベント 「IT×未来人材!クラウド・AI で創造する新キャリア」
- イベント概要
- 日本マイクロソフト株式会社の春日井 良隆さんはどんな人?
- マイクロソフト流の働き方
- 次に来るのはネット媒体の映像
- 日本の会社は全体的に社員を子ども扱いしている
- マイクロソフトの社員は年一で年俸交渉?
- FIXERが描くクラウドな未来
- 日本の労働市場の課題
- 日本はデジタル競争力が低い
- 日本はIT後進国
- 日本はクラウド抵抗国
- こうなってしまっているのは誰のせい?
- 日本人は事例が大好き
- AI時代のキャリア形成
- AIに置き換わる側ではなく使う・作る側にならないといけない
- 成長する気のない人はAIに仕事を取られる
- Office365のCopilot(コパイロット)の紹介
- コパイロットとは?
- どんなことができるの?
- まとめ
株式会社 FIXER 主催 24 卒・25 卒学生向けキャリアイベント 「IT×未来人材!クラウド・AI で創造する新キャリア」
イベントに参加してきましたー!!!!!!!!
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さて本題のイベントレポートに入りたいと思います
イベント概要
GPT-4を利用するMicrosoft 365 Copilot などのマーケティングを担当し、社内の働き方改革にも取り組んでいる
日本マイクロソフト株式会社の春日井 良隆氏とFIXER代表取締役社長の松岡 清一が
学生の皆さんにこれからのクラウド・AI時代におけるキャリアの作り方などをお話しし、業界を担う先駆者たちの新たな視点やそこから見える将来像を、参加者の皆さんとの意見交換や疑問などにお答えしながら紐解いていく。
という内容で開催されました!
以前は新型コロナウイルスの影響で大人数の集まるイベントを行うことができない状況でしたが
今回のイベントからメタバース上とFIXER東京本社にてイベントを行うことができるようになりました。
今回のゲストの春日井さんについて紹介していきます(^^♪
日本マイクロソフト株式会社の春日井 良隆さんはどんな人?
春日井さんは岐阜大学を卒業後
大沢商会を経てAdobeに入社、AdobeEffectやAdobepremiumのマーケティングに携わり
2007年に日本マイクロソフトに入社
現在はWindowsとMicrosoft365を担当されています
今回は3つのテーマについて話していらっしゃっていました。
1つ目のテーマは
マイクロソフト流の働き方
春日井さんは2つの顔があると仰っていました。
1つ目の顔は製品のマーケティングをやっている顔
2つ目はワークスタイルイノベーションを社員全員で変えていこうとしていて、15人ほどの有志が集まって自分たちの働き方はじぶんたちで決めていこうとしているそんな活動をしている顔もあるそうです。
松岡さんと久しぶりに再会した際には日本マイクロソフトに転職をされていた春日井さん。
松岡さんはなぜAdobeから日本マイクロソフトに転職したのか気になっていたそうです。
次に来るのはネット媒体の映像
春日井さんが転職をされた2007年はニコニコ動画やYouTubYouTubeが盛んになり始めた時期。
春日井さんがマーケティングを担当していたAdobe PremiumはテレビやCM、ブライダルで流す映像を製作することがメインでした。
今後発展していくのはネット媒体での映像だと思い、ネット媒体に強いマイクロソフトに入社したそうです。
実際入ってみて、当時Abobe Flashの対抗馬としてシルバーライトをマイクロソフトが入社2週間後に本社で放送していることを知り、古巣と戦えるのは、面白いと思ったそうです。
もともとAdobeは春日井さんが入社した当時は完全ベンチャーで平均年齢が低く、今のFIXERのようだったそうです。(FIXERの平均年齢は28.3歳)
日本の会社は全体的に社員を子ども扱いしている
日本の会社は社員を子供扱いしているなと感じることが春日井さんはよくあるそうです。
日本マイクロソフトの社員は「大人の会社」と仰っていました。
私は、ここでの大人と子供という表現は、社員一人一人が責任を持つ仕事だったり、決定権が上の位の人にしかないという状況じゃないということを指していると感じました。
大人の会社ということはちゃんと話をしないと動いてくれないからしっかり社員にも説明をしないといけないそうです。納得させないといけないというのは、とても大変なことですが、自分たちが責任を持っても良い内容なのか、ちゃんと吟味すること。これは大人の会社ならではの働き方だと感じました。
マイクロソフトの社員は年一で年俸交渉?
松岡さんはマイクロソフトの社員さんを見てよく働く人が多いと思われたそうです。その理由として春日井さんは、1年に1回アスリートでいう年俸交渉を会社としており、評価軸になっているからだと仰っていました。
プロ野球選手のように交渉するそうです。また、仕事をしていないとかっこよくないという空気もあるそう。
松岡さんは他の会社を見ると働いていて、苦しそう、辛そうだなと思うがマイクロソフトの社員さんは楽しそうに精力的に働いていると感じるそう。
さぼっていては終わらない仕事量+給料交渉している以上ちゃんと働く人が多いそう。
また、日本マイクロソフトは、責任をもって約束してコミットメントできるかを大事にしているそうです。
会社のオフィスが綺麗、というものは外面、本質的なものを大切にし仕事をしていると春日井さんは仰っていました。
続いて2つ目のトークテーマは
FIXERが描くクラウドな未来
日本の労働市場の課題
日本は労働生産性が先進国の中でも低いそう。例えば、会議にいらない人がいるなどが生産性を下げている要因の一つに当たります。
春日井さんは会社を見る指標として会議にいる人を見てこの会社がどんな会社かを計る指標にしているそう。人が多すぎれば社員に責任を渡していないか、分散させ過ぎているのだとわかるそうです。
一人で解決できるような内容でも自分の所属している部署の上司の確認が絶対に必要な場合、時間+人が増えますね。この2つは増えることによって会社は仕事は1つしかないのに多くの賃金を払わなければならなくなり・・・と、どんどん話が大きくなりその先がこの労働生産性の課題につながっていくのだと想像がふくらみました。
この労働生産性の問題の根本に気づく春日井さんは本当にすごいとおもいます!
日本はデジタル競争力が低い
春日井さんはMicrosoft365マーケティングをしていると、「Microsoft365のマニュアルはありますか」とよく聞かれるそうです。そんなの更新するたびに紙で出していたら追いつかないよと頭の中で思っているそう。
常に更新されているからマニュアルなんて作っていたらきりがないですよね。
ネットで調べたら出てくるのになぜ紙媒体に頼るのか不思議だなと私も思いました。しかしその理由として日本はIT後進国でありクラウド抵抗国であることが原因だと松岡さんと春日井さんがお話しされました。
日本はIT後進国
日本はIT後進国であり世界デジタル競争ランキング29位
日本は豊かな国だと思っている人も多いと思うけどデジタルでの実際の状況は29位
なぜ日本は後進国になってしまったのか?その理由として日本はクラウド抵抗国であることが理由の一つだといえます。
日本はクラウド抵抗国
アメリカから製品が出ました。となったとき
追跡国 カナダ 英国 オランダ ポーランド オーストラリア ブラジル1-3年遅れ
遅滞国フランス ドイツ イタリアスペイン ロシア メキシコインド韓国中国4-6年遅れ
抵抗国 日本 インドネシア アルゼンチン 7年以上の遅れ
となっており、韓国や台湾に比べても変革の不在が顕著で、ビジネスの俊敏さがなく変革もできない。日本は未来の変化への準備ができてないことが顕著にでていると松岡さんが説明されていました。
こうなってしまっているのは誰のせい?
松岡さんは「おっさん」のせいとおっしゃっていました。突然のおっさん、どういうことなのかと思いました。
松岡さんは「年齢は関係ない、人は情報でいくらでも若返ることができる凝り固まったルールのことを「おっさん」と言っている」と仰っていました。
情報をアップデートしている人はおっさんじゃない(春日井さんは年齢的にはおっさんだけどおっさんではないと松岡さんは仰っていました)
FIXERは平均年齢が28.3歳という若者が活躍する会社になっています。だからこそ新しいものを取り入れることができ変化に順応に対応できる、「おっさん」にはならない会社でいられるのだとお話を聞いて感じました。
日本人は事例が大好き
春日井さんは「事例ありますか」とよく聞かれるそうです。「自分たちが事例になりましょうよ」と毎回思うそう。
「周りがやらないので事例がない状態でもFIXERは挑戦するので事例を作ることができてありがたい」と松岡さんは仰っていました。
普通の会社は「おっさん」が期日を決め方針を設定する中、「FIXERは若者がこの順番でやっていったらいいんじゃないか?」
と思うとおりに進めるようにしているそう。
それには理由があり、「若者の方がいろいろな情報にふれているので革新に強く新しいものを取り込む力に長けているから」だそう。
FIXERは他の会社の事例にとらわれず、開発は全員20代が中心。統合だけ中堅層の先輩がやっているので新しい事例が今後も出てくるかもですね!
最後のトークテーマは
AI時代のキャリア形成
AIに置き換わる側ではなく使う・作る側にならないといけない
春日井さんはあった方が何かと便利な存在になっているので、AIは嫌いでも好きでも向き合わなければならない存在になっていると仰っていました。
そんな時に自分がAIを使う・作る側(自分の仕事が少し楽になったりする)になるのか仕事自体がAIに置き換わってしまう側になるのかになると思うそう
春日井さんの主観ではどれだけAIに置き換わっても主体性を持ち続けることが必要になると思うと仰っていました。
春日井さんは細かい作業だが面倒なことを助けてくれる存在のOffice365のコパイロットはとても優秀とお話しされていました。
成長する気のない人はAIに仕事を取られる
松岡さんは、自分で成長していこうとする気のない人はどんどんAIに仕事を取られてしまうと仰っていました。
AIが人より優秀で人件費もかからないとなったら人を使うよりAIに頼りますよね。AIにもできる仕事をし、成長する気のない人はどんどん仕事を取られていきます。
しかし、AIにちゃんと仕事させるのは難しいので、まだまだIT人材は必要だそうです。
AIにちゃんと仕事させれるようにするにはたくさんの情報を学習させなければいけない。
その学習をさせる側になり使う側になるのか、学習をさせたAIが出たことによって仕事を奪われてしまう側になるのか、選択していかないといけないとお話しされていました。
Office365のCopilot(コパイロット)の紹介
コパイロットとは?
春日井さんのお話の中で出てきたコパイロットとは一体何をするものなのでしょう?
コパイロットとは日本語で副操縦士を指しています。操縦士は使っているユーザーで、ユーザーのお手伝いをする役割をしているのがコパイロットです。
どんなことができるの?
Wordでは文章作成の時間を短縮・文章の要約をし、把握する労力の軽減。
Excelではデータ分析の時間と手間を短縮、入力したデータからグラフを作成
PowerPointでは企画書、資料作成の時間を短縮
Outlookでは長いメール文の要約、メール作成の候補案の提示
Teamsでは会議の内容を要約
などができるそうです。
まとめ
私は日ごろ名古屋オフィス勤務なので東京本社は今回のキャリアイベントで初めて訪れましたが、とても景観がよく「東京いいな」と思いました。春日井さんの仰っていた「会社のオフィスが綺麗、というものは外面、本質的なものを大切にし仕事をしている」という話を聞き、私が会社を選んだ理由って何だったかな?と今回、思い返しました。
FIXERのオフィスはどこの事業所もとっても綺麗なんですよね。特に名古屋オフィスは階数が高く、大雨の日とかには雲の中に埋もれてしまうこともあるぐらい( ´∀` )
オフィスがどこにあるのか知らない状態で、FIXERの事業内容を紹介していただき興味が湧き、アルバイトに応募し、いざ働くとなったときにやっと立地が良すぎる+絶景で驚いたことを思い出しました。春日井さんの仰る通り本質(何をしているのか、どのように社会に貢献しているのかなど)が重要だったなと再認識するきっかけになりました!