PowerAutomateで特定の文字数後に文字を追加したいとき
2023-12-01
こんにちは!今年はアドベントカレンダールーキー編が2個ありますのでその2個目の記事になります。私がアドベントカレンダールーキー編2個とも1日目を獲得した口分田です。
さて今回は特定のシチュエーションでとてもためになるTipsを紹介します。
例えば、何らかの方法で文字列を取得した(ここでは郵便番号「1050023」)とします。
取得した文字列に「ー」を追加したいときはどのようにすれば良いでしょうか。答えは意外と簡単でした。「データ操作 : 作成」に以下の式を入力するだけで終了です。あら簡単。
concat(substring(variables('input'), 0, 3), '-', substring(variables('input'), 3, 4))
variables('input')は取得した文字列が格納されているものとします。この式の詳細をご説明します。
substring(variables('input'), 0, 3)
:substring
関数は、指定した文字列から部分文字列を抽出します。この場合、input
の最初の3桁を抽出します。つまり、105
です。substring(variables('input'), 3, 4)
: 同様に、この部分はinput
の4桁目から7桁目(位置3から始まる)を抽出します。つまり、0023
です。concat(substring(variables('input'), 0, 3), '-', substring(variables('input'), 3, 4))
:最後に、concat
関数を使用して、これらの部分文字列とハイフン(-
)を連結します。結果は105-0023
となります。
このようなフローを作成して、
実行すると、
うん!完璧!ハイフンを「,」などに変えれば色々使えそうですね!
このブログが読者の皆様の一助になりますと幸いです。