こんにちは!実は広報も担当していたMicrosoft認定トレーナー兼FY23 Top Partner Engineer Award Winnerの荒井です!!
クラウドとAIのベンチャーであるFIXERは、毎年クリスマス到来を楽しみしている技術者のために最新の技術ブログを集めたアドベントカレンダー企画を行っております。
私よりも遥かに高尚な技術を保有する優秀なエンジニアが、様々な技術ブログを掲載しています。
ぜひブクマして毎日ウォッチしてくださいませ。きっとクリスマスを迎えるまで毎日楽しめるはずです。
▼Tech Blog アドベントカレンダー
(1つじゃ足りないから3つもカレンダー作ったったん!)
- https://adventar.org/calendars/8618
- https://adventar.org/calendars/8621
- https://adventar.org/calendars/8622
さて、そんなこんなで本題に入りますが、広報担当ではございますが僭越ながらアドベントカレンダーに技術ブログを投稿することにしました!今回は、ITの専門知識やプログラミングのご経験がない方でも、データの集計、可視化、リアルタイム分析ができるようになる「Power BI」をご紹介していきたいと思います。
アドベントカレンダーブログでは、連載物で「概要編」、「ユースケース編」、「ハンズオン編」で分けてTipsを紹介していければと思っております!初回となる本ブログでは、「概要編」としてPower BI はどのようなものか概要を中心に解説しまっす!
▼本ブログでご説明すること
- 「Power BIでは何ができるのか」
- 「さまざまな業界や業務でのPower BI活用事例」
- 「Power BIの利用環境はどのように準備するのか」
- 「データの収集、可視化、分析の基本的な流れ」
「Power BIでは何ができるのか」
データアナリストや情報システム部門の人材に限らず、ITの専門知識がない人でも、簡単にデータの収集、変換、可視化、リアルタイム分析を可能にするデータ分析ツールです。
このようなデータ分析およびビジネスへの活用のことを「ビジネスインテリジェンス(Business Intelligenceを略してBI)」と言います。このBIツールを使えば、グラフやチャート図などをドラッグ&ドロップで簡単に作成でき、画面に並べることで視覚的にわかりやすいレポートが作成できます。
従来のBI ツールは、専門の部門(アナリストや情報システムなど)に依頼して、意思決定に活用するデータの分析結果を作成してもらうケースが大半でした。しかし、BIツールで分析を行う部門とBIツールの分析結果を受け取る現場部門の間で、要件や求めている結果などにギャップが生じ、「データの分析の手前のやりとりに時間がかかる」「知りたかった情報が分析結果に反映されていない」という事態が起きるなど不便なところもしばしばあったと思います。
そんな従来のBI ツールと異なり、Power BI を使えば...
- ドラッグ&ドロップで簡単に作成でき、操作感もExcelと類似する画面構成のため、学習時間がかからない
- やりたいこと(要件)を明確に持っている本人が必要な情報と結果を必要なタイミングで得られる
- データから知見を抽出する多様な分析機能がサポートされている
などなど、従来のBIツールの課題もクリアしつつ、すぐにデータを利活用できることがメリットです!
「さまざまな業界や業務でのPower BI活用事例」
Power BI を活用すると、現場主導でデータ分析・可視化ができるので、ビジネスの意思決定や戦略立案はもちろん、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にもつながります。実際に、現場の社員によってPower BIのデータ分析・可視化が、現場の業務改善やビジネス拡大に活用されています。以下にMicrosoftのお客様事例を掲載します。
Microsoftの事例はそれはもう沢山あります。詳細が気になった方はこちらから事例をご覧ください。
「検索」メニューで「Power BI」を選択すると沢山の事例を表示できます。
▼Microsoft お客様事例
https://customers.microsoft.com/ja-jp/home
ほぉぅ、、官民ともに利用も進んでいるし、Power BIもなんだかよさそうじゃないか。
そう思ってくださった方、ありがとうございます!
ぜひ、ネクストアクションのPower BI の試用ステージにお進みくださいませ(=゚ω゚)ノ
「Power BIの利用環境はどのように準備するのか」
Power BIのライセンスは、単体で購入して使用するするか、Microsoft 365 E5に含まれるPower BIを使用するかなど利用にあたっては複数の方法がありますが、いきなり購入するよりもまずは試用してPower BIの良さをぜひご体験ください。
Power BI を試用するには?
2023年12月1日時点では、個人利用なら無料で使える「Microsoft 365 開発者プログラム」に含まれるPower BI(Power BI Pro)を利用したセルフサービスBI開発環境を準備する。これが最善策です!
アクティベーション手順もそこまで複雑ではなく、ビジネス用のメールアドレス、またはMicrosoftアカウント用のアドレスを作成すれば15分程度ポチポチするだけでPower BIを含むフルスペックのMicrosoft 365環境が手に入ります。
Power BI とExcel連携などビジネスでよく起こりそうなユースケースも検証できるので、ぜひお試しください。
Microsoft 365 開発者プログラムのアクティベーション方法は、以下のブログを参考にどうぞ(=゚ω゚)ノ
最新のMicrosoft 365開発者プログラムアクティベーション方法!
https://tech-blog.cloud-config.jp/2023-10-24-license-activate-part1
これで、Power BI道が開かれました!!やりましたね!
次回のPower BI ユースケース編ブログでは、Power BI のデータの収集、可視化、分析でよく使用される機能の詳細な説明や、ユースケース別の可視化方法などを紹介したいと思います!
次回のアドベントカレンダーブログもどうぞお楽しみにーーー!!
以上、「今日からできるDX!Power BIでデータをリアルタイム分析してみよう!!~概要編~」でしたーーー!!
【PR】
忘れてましたが最後にワイが執筆したPower BI書籍のPRさせてくださいませ。
本ブログをみてPower BIよさげやん!もっと広く深く知りたいと思った方は、教科書が既に発売されていますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
▼Power BI [実践] 入門 書籍概要
ビジネスパーソンが簡単にデータの収集、変換、 可視化、リアルタイム分析を行うことができるのがMicrosoft Power BIです。
Power BI は Excel初心者でもすぐできる手軽さで、 本格的なBI (Business Intelligence)ツールとして利用できることから、非常に高い人気を誇っています。
本書では Power Bl初心者でも現場ですぐに利用できるように、 「基本編」 「リファレンス編」 「ハンズオン編」の3部構成で解説します。
本書の内容は、ライセンスがない方でも試用版ライセンスで一定期間、無料で試すことができます。
(クレジットカードの登録などはございませんので安心くださーい)
購入はこちらからどぞ!!
Amazon:https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4297137933/gihyojp-22
gihyo.jp書誌情報:https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13793-9
Part 1 : 基本編
Power BIの基礎知識、インストール・設定と使い方、データ分析に必要なデータモデリング、データクレンジング、視覚化について、基礎からわかりやすく解説します。
Part 2: リファレンス編
データ分析・可視化の実現の仕方が目的別にわかる「ビジュアルリファレンス」、 Power BI上のデータ集計に役立つDAXの基本と使い方を解説した「DAX リファレンス」、 Power BI で作成したレポートの活用、 運用がわかる 「レポート管理・運用リファレンス」 で、 実践的な利用方法を解説します。
Part 3: ハンズオン編
前章までで学んだ知識を活用して、 「契約分析レポート」の作成を行うハンズオンです。 データの取得、加工、リ
レーションシップの構築、 可視化、 Power BI Service への発行、 共有までの一連の流れを学ぶことができます。
ぜひ、どうぞーーー(=゚ω゚)ノ!!!