先日AWSから新認定の発表がありました。それが「AWS Certified Data Engineer – Associate」です。
標準バージョンの受験は来年の4月からとのこと。同時期にAWS Certified Data Analytics - Specialtyが廃止されるので、実質的には置き換わると言っても過言ではありません。データ分析は最早専門分野ではなく、エンジニアの標準スキルなんだというAWSからのメッセージを感じます。
そんな新認定のベータ版が2023年11月27日から受験可能ということで挑戦してきました。
試験の概要(標準バージョンとの違い)
カテゴリがAssociateということで、他のAssociate試験との概要を比較します。
標準 | ベータ | |
試験時間 | 130分 | 170分 |
問題数 | 65問 | 85問 |
料金 | 150USD | 75USD |
言語 | 日本語を含む多言語 | 英語のみ |
ベータ版は問題数が多い分、試験時間も延びているので1問当たり2分の配分は標準バージョンと同じです。また、ベータ版ということで標準バージョンの半額で受験することが出来ます。多くの人が1番のネックになるのが「英語のみ」ということでしょう。私を含め、ずっと日本語で受験してきた人にとっては流石に別物の試験です。
試験申し込みの流れ
ベータ版といってもあまり特別なことはありません。見慣れたいつものページにいき、「試験の登録」ボタンをクリックします。
既にピアソンVUEによるスケジュールが可能になっています。
ちなみに、申し込み時の半額バウチャー(AWS認定合格時に貰える特典)は適用対象外でした。元々の試験費用が標準バージョンの半額になっており、更に半額にすることが出来ない点は注意が必要です。
試験の感想
内容は想定していた通り、AWS Certified Data Analytics - Specialtyの基礎と言えるような問題を中心に構成されていました。
ただ英語を約3時間読み続けるのは慣れていないと途中で精神的に辛いものがありました。また、見慣れない単語が出ると何回も読み直しをすることになり、1問当たり2分のペースもギリギリでした。
普段、公式ドキュメントや論文を読む際にすぐにDeepLに突っ込んでしまっている弊害が顕著に出てしまったと感じています。
肝心の結果ですが、ベータ試験の終了から90日後に提供されると案内がありました。正直まるで自信がありませんが、楽しみに待ちたいと思います。