この記事は「FIXER Advent Calendar 2023」22日目の記事です。
こんにちは、気づいたら最後の投稿から1年経過してた村上草太です。
今回はAzureのAIエンジニア向けの認定資格である
AI-102:Designing and Implementing a Microsoft Azure AI Solution
を受験し無事に合格したので受験記を残したいと思います。
資格証明 見るとちょっとテンション上がる
・AI-102とは
AI-102 (Designing and Implementing a Microsoft Azure AI Solution) は、Microsoft の Azure AI ソリューションの設計および実装に関する認定試験です。この試験は、Azure AI エンジニアに必要なスキルと知識を評価し、Microsoft Certified: Azure AI Engineer Associate 資格を取得するための要件を満たします。
…とAIに聞いたら教えてくれました。時代を感じます。
最新の情報はこちらのMicrosoftLearn内のAI-102のページを参照してください。
・勉強方法
自分は主にMicrosoftLearnとUdemyを用いて1日3時間以上、10日程度勉強しました。
MicrosoftLearn:AI-102のページ内に準備する2つの方法とあり、そこにラーニングパスがあります。
2023/12/21時点
こちらはAI-102に関するAzureのサービスの概要が簡単にまとまっていて、リソースの作成なども行える優れものです。
基礎知識を固めてからUdemyで問題集を購入し復習を行っていました。
ここで1点注意があるのですが、この試験に限らずMCPは試験内容がかなり変動します。
直近では2023/10/31に内容が変更されました。
2023/10/31に試験内容が変更された かなり多い
AIは新しい機能が増えたりや廃止されたりの動きが顕著なので問題集を購入する際は現在の試験内容に適しているものを購入してください。
ちなみに2024/2/7に更新が入るらしいです…
早い…
・苦労した点
個人的に以下の2点が苦しかったです。
- Azureに慣れていないので何を言っているのか分からない
- 英語が不得手
Azureの知見がほぼない状態で勉強を始めたので最初から最後まで「何言ってるんだ…?」状態でした。
これは気合入れて調べて、実際に自分でいろいろ作成したりデプロイしたりして慣れることで対策しました。テキストだけだとどうしても理解が追いつかない部分があるのでやって正解でした。
次に英語ですが、AI-102の問題集は日本語のものが存在せず、全て英語でした。
学生時代から英語を避けてきたのがここに響いています。機械翻訳に頼りながら勉強したのでかなり時間を使ってしまいました。
・実際の試験
私はテストセンターで受験しました。
今回が初めての受験で緊張していましたが、試験中に一部を除いたMicrosoftLearnのページを参照できることを説明され驚きつつ少し肩の力を抜いて受験しました。
初めに1つのプロジェクトの資料が渡され、それを前提にした問題が6問程度出題されました。
こちら、一度見直しを完了させると後から戻れなくなっているので注意が必要です。
終了すると、残りの問題に取り掛かることになります。選択肢から選ぶ問題、並び替え問題やYES/NOで答える問題やプログラムの穴埋め問題(こちらも選択式)などがありました。
入力と見直しが完了すると結果が即出てきます。あまりに早すぎて変な声が出そうになりました。
結果は1000点満点の718点。合格ラインが700点なのでかなりギリギリの合格でした。
危な…
・試験を終えて
試験が終了するとスコアレポートが発行され、自分のスキルレベルが分かります。
私のスコアレポートはこんな感じでした。
低…………合格したもののまだまだ知識が足りないですね。
試験範囲を勘違いして初見で答えた問題も多かったのでラーニングパスやオンラインで受けられる実技べースの試験「APPLIED SKILLS」も活用して復習に励みたいと思います。