Power Automateで〈first〉を使うといい

こんにちは。晴れが多くて最近はいいですね。口分田です。
さて今回はPower Automateで便利な関数をご紹介します。それがfirst関数です。
これどんな関数かと言いますと、配列の最初の要素を返したり、一文字目を取得できたりします。
これを応用することで、誰もが一度は思ったであろう、勝手に出てくるApply to eachを回避することができます。この回避の仕方は色々なブログで紹介されていますので今回は別の使い方を書いていきます。
例えば、SQL Serverの行を取得するコネクタを使って特定のレコードを取得したい時があるとします。
↓のようなテーブルのValue3が取得したい!というときを想定します。(色々雑なのは見逃してください(╥﹏╥))

↓のフローで実行すると、、、

何も取得できません。

どうやらValue3ってどれのこと?わからないから取得せんでええか!となっているみたいですね。
これを回避するためにfirst関数を使います!body/valueにfirstをつけて、Value3を明示してあげることで迷わないで済むわけです。

実行結果は、、、

取得できました!
今回はここまでにします。このブログが読者の皆さまの一助になりますと幸いです。






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