はじめに
2024年入社の柏原巡です!近畿大学工業高等専門学校の専攻科から来ました。
ここでは、自分のことや研究していたことについて書こうと思います。
あと、ワインの安全な持ち帰り方について書いてます。
自己紹介
出身地
奈良県生駒市出身です。暗峠(くらがりとうげ)って知っていますか?あそこです。他には奈良県で唯一の遊園地、生駒山上遊園地があります!
趣味
ゲーム
モバイルレジェンドというゲームが好きです。
モバイルレジェンドはLOL(リーグオブレジェンド)のモバイル版みたいなやつです。この二つの関係はちょっとあれなのでこれ以上は触れないでおきます。あと、モバレのゲーム内テキストの翻訳業務をやっていたこともあります。
アニメ
休載といえばこの漫画、ハンターハンター。まぁ制約と誓約ということなんでしょうけど...
好きなキャラはクラピカです。正直強すぎません?笑
フランスに一か月間ウーフ(wwoof)しに行ってた話
そもそもwwoofなんですけど、農家さんのところで働く代わりに食住を提供してもらうという制度です。それで、2023年の12月にパリとボルドーの中間地点に位置するポワチエに行きました。そこでの仕事は落ち葉集めがメインでした。落ち葉って無限に湧くんですよね。あとは、木の植え替えや池の水を全部抜いたりしてました。ホストの自家製ポテトのフライドポテトがめちゃうまかったです。そんなこんなで帰るときにホストからワインを3本もらってパリに行きました。パリでワインを5本購入し帰るのですが、スーツケースで持って帰るので、割れてしまうんじゃないかとめっちゃ不安でしたね。というわけでワインの割れない持ち帰り方講座です。まず服とかを下にひいて、その上に服でくるんだワインを載せます。ワインどうしがぶつからないように注意です。あとはワインの周りを服やお土産で囲みます。これで安全に持って帰れます。端っこにいたヌガーが押しつぶされていましたが。
研究
本科での研究はドル円の為替予測をしました。先行研究ではRNN(リカレントニューラルネットワーク)を使った予測がありましたが、RNNは勾配消失問題があり、長期的な相互作用の学習が困難です。
この問題を解決してくれるのがLSTM(Long Short Term Memory)です。これはRNNから上位互換みたいなもので、記憶セルを用いることで長期の学習が可能になります。
為替レートっていろんな国の経済状況であったり、要人の発言などで変化すると思うんですけど、ここではドル円の為替レート日本の実質GDP、日経平均株価、NYダウ平均株価の4つのデータを4年間分用意しました。このデータの種類数、データの期間、学習回数を変化させて予測精度がどう変化するか実験しました。
結果はデータの期間が3年間のときで、データの種類はドル円為替レート、日経平均株価の2つのときで、学習回数は10回のときでした。その結果を表したのが下の図です。結構予測できてるんじゃね?と思われるかもしれませんが、予測したい日の前日までの60日間を学習させているので、ある程度近い値が出ていますが、実際に運用するのは厳しそうです。
専攻科ではブロックチェーン技術を用いた学習支援アプリケーションの基礎を作りました。ブロックチェーンの説明は今回は省略で。
結局何がしたかったかというと、MOOCなどの大規模オンライン講座ってあるじゃないですか。あれって登録するのに、個人情報を入力しないといけないんですよ。ここ数年個人情報の流出が増えている中で、個人情報簡単に渡したくないですよね。という考えのもと個人情報を入力を必要としないアプリケーションの基礎を作りました。
おわりに
今回LSTMやブロックチェーンについては書きませんでしたが、今後書くかもしれないです。