はじめに
私なんかが書評とはおこがましいですが、誰にでもおすすめできる本であることとアウトプットすることを兼ねて書かせていただきます。読書感想文と思って読んでいただけたら嬉しいです。
本との出会い
HR/松元さんから教えていただきました。ありがとうございます。昼休み中にピーター・ティール著の【ZERO TO ONE】を読んでいた時に声をかけていただいて、「起業するなら~」と紹介していただいた本の中の1つが【渋谷で働く社長の告白】です。
感想・読んだ後
今まで「起業したい」と言っておきながらこの本を知らなかったことが恥ずかしいくらいに、起業を考えている人・興味ある人が絶対に読むべき必読書です。逆に、20歳の今の時点でこの本に出会えてよかったと心から思います。ちょっとした内容は後に書きますが、インターネット広告の営業事業として始まり今ではインターネット事業を広く展開するサイバーエージェントの創業者兼経営者である藤田晋氏の生まれから東証マザーズ上場、その少し先まで描かれた2013年発売の本です。
読んで思った感想は、「めちゃくちゃ面白い」ということです。笑えるという意味ではなく、読んでてワクワクしたり起業の軌跡が見れたこと、学べることが多すぎることが面白い要因かなと思います。面白すぎて途中で大きな休憩することなく読み終えてしまいました。メモを机に用意して読み始めることをお勧めします。
読み終えてからは、興奮が冷めない感じでした。1人の起業ストーリーを見れて自分のビジョンが鮮明になったことは確かです。自分が思い描いていた「起業」はまさにこの本で描かれている藤田氏の姿であり、同時に理想でもあります。
当然ですが、起業は楽しいことだけでは無くむしろ苦しいことのほうが圧倒的に多い。経営者として苦しい判断を下し、労働時間という概念は無く、先の未来も明確にわからない中リードする。それでも、自分の夢や信念に従い世界に影響を与える姿はかっこよすぎるなと思わされました。
簡単な内容
・福井県鯖江市で生まれた藤田氏。
・都会に出たいと思い青学に入学し、神奈川キャンパス周辺で一人暮らしを始め麻雀にハマる。
・雀荘のアルバイトを始める。
・2年時で留年し神奈川のキャンパスで再び授業を受けることになったのだが東京キャンパス周辺に引っ越してしまっていたため、東京から神奈川キャンパスに通うことになる。
・高校時代バンドをやめ仲間に「起業する」と言っていたが、「このままでいいのだろうか」と迷う。
・麻雀のアルバイトをやめ、近くのバーでアルバイトを始める。
・悩んでいた藤田氏に先輩から「夢に近づく何かを始めるか、さもなくばこの店に就職しろ」と言ってもらえて行動を始める。
ここから藤田氏の「21世紀を代表する会社を作る」という夢に向かって進み続ける人生が始まります。
営業バイトを始め、営業としてのスキルを身に着け、人と出会い、就職し、起業し...
藤田氏の起業ストーリーと一緒に人間性や経営者としての立場、貪欲さが分かる本でした。
ぜひ読んでみてください。
終わりに
間違いなくこの本は私に影響を与えてくれました。
まだ20歳ですが、もう20歳です。行動あるのみですね。
ほかにもおすすめの本があったら教えてください。
最後まで見ていただきありがとうございました。