新入社員が「AWS Summit Japan 2024」に参加してきた!
2024-06-26
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まえがき

なんと、今回は幕張メッセで開催された「AWS Summit Japan 2024」の2日目に参加してきたので、記憶に残ったセッションを1つについて書いていきたいと思います。

感想のブログですね。

まず AWS Summitとは?

以下引用ですが...


AWS Summit は、クラウドコンピューティングコミュニティが一堂に会して、アマゾン ウェブ サービス (AWS) に関して学習し、ベストプラクティスの共有や情報交換ができる、クラウドでイノベーションを起こすことに興味がある全ての皆様のためのイベントです。基調講演・150 を超えるセッション、250 を超える EXPO コンテンツを体験し、皆様の学習にお役立てください。
AWS Summit Japan は無料のイベントです。ご自身のニーズに合わせて様々なコンテンツを自由に組み合わせてお楽しみください。

セッション : 初心者から経験者まで学べる!150 を超える AWS セッション・事例セッション・パートナーセッション

展示ブース : AWS ソリューション・業界別展示・事例展示やパートナーソリューション展示など 250 を超える展示でオフラインならではの体験を

開発者向けライブステージ&展示 : 「Developer Zone」にクラウドネイティブ開発を熱く語るライブステージが登場

Ask an Expert / Ask the Speaker : AWS のエキスパートが基礎から応用まで様々な技術相談に対応!スピーカーへの個別質問も受け付けます

(引用 : AWS Summit Japan | 2024 年 6 月 20 日(木), 21 日(金) 幕張メッセ会場とライブ配信で同時開催 (amazon.com))


という感じで、端的にまとめると、情報交換の場であります!

この中で私はセッションメインで回ってきました!

参加したセッション

  1. 基調講演 ビルダーとテクノロジーが加速する次のイノベーション
  2. 今更聞けないクラウド環境の セキュリティリスク対策: 複雑なセキュリティの課題を シンプルに解決! (パロアルトネットワークス株式会社様)
  3. Nintendo Switch™ 向け プッシュ通知システムの リプレイス事例  (ニンテンドーシステムズ株式会社様)
  4. フジテレビの動画配信サービス 「FOD」の成長を支える 開発体制の全貌 (株式会社フジテレビジョン様)
  5. 金融機関に最適なクラウド基盤と AWS の活用とは (日本電気株式会社様)
  6. 人がいない! 膨大なログ・アラート vs 救いの AI セキュリティ (富士ソフト株式会社様)

こう見ると結構参加した気もします。(全体所要時間は4時間以上といったところでしょうか...)

実際のところは150を超えるセッションなので全体数を150としても4%しか参加してないんですね(AWSサミットの規模感がわかります。)

本ブログで触れるセッション

さて、お待ちかねの本題ですが、今回は 3.Nintendo Switch™ 向け プッシュ通知システムの リプレイス事例  (ニンテンドーシステムズ株式会社様)のセッション内容について触れていきます。

触れる理由なのですが、セッション申し込み時に「え、SwitchってAWSつかってんの?マジで?え?うそ、気になる(純粋な目)」となったからです。

Nintendo Switch™ 向け プッシュ通知システムの リプレイス事例の感想

みなさんゲームは好きですか?好きでも興味ない人でも知っているSwitch、まさかのこれにもAWSが使われているとは...

まず、AWSとの関わりを調べてみようとしました。(下のが検索結果です)

図1. ニンテンドーシステムズ で検索しているときに出てきたサジェスト

「入力途中なのに採用の下にAWSって出てくるやんけ!」

そうですね、もうここの時点で関わり深いのがわかります。(普段遊んでるゲーム機の一部システムの運用にAWSが使われてるって...もう気になります 気になって夜の22時〜翌朝6時までしか寝れません)

さらに調べると 2018年に開催された AWS Summit で「Nintendo SwitchTM 向け プッシュ通知システム 「NPNS」」というタイトルでセッションを行っていたことがわかりました。(さらに資料も公開されております)

これは...期待できるぞ... ということで資料を敢えて見ずにセッションに参加してきました!

さてさて、セッションの内容ですが、大人気ゲーム機の話題なので規模がすごかったです。

セッション中には性能要件として、「1億台規模の同時接続を常時行うこと」といったことがありました。

常時1億台規模ってすごくでかいですよね...そこで必要になってくるのが「少ないリソースでたくさんの接続を担う」ことが重要になってきます。

ところが、5万5000件の接続が起きた場合に起きるポートアロケーションエラーが起きるみたいです(以下セッション参加時に撮影した資料)

図2. ポートアロケーションエラーの回避について説明しているときのセッション資料の一部

このポートアロケーションエラー、デフォルトではクライアントIPの保存が無効であったが、2021年にクライアントIPの保存が有効にすることが出来るようになってこのエラーを回避できるらしいです(ポートの切り替えが行われないため、らしいです)

ただ、クライアントIPの保存を有効にするとポートの共有問題が発生するのですが、クロスゾーン分散を無効にすると回避が可能であるなどといったセッション内容でありました...

セッション内容にはほかにも、Taskの配置を均等にする方法などについても触れられており、かなり興味深い内容となっていました...!

1つのアップデートで不可能が可能になるのってかなりすごいですよね!さらにそれで生じた問題を回避して無停止でリリースって...とかなり驚いたセッションでした!

実はセッションにて使用された資料は後日掲載予定とのことなので気になる方はぜひ検索してみてください!

まとめ

新入社員がAWS Summit に行った結果、思ってたよりも多くの製品などでAWSが使われていて、その活用法や、課題の解決方法などを知ることが出来ました。(もちろん、本ブログにて掲載した内容以外にもセキュリティや活用方法など 様々な方面で発見などがありました!)

時間があればそちらについてもまとめたいと思います!

ただ、知らない単語とかもセッション内でいくつか出てきたのでAWSについてより知っているともっと楽しい時間になったかもしれないな~と少し反省もしております... 次回参加時にはもっと知識付けて多くの発見出来たらなと思います!

7/5まで見れちゃういろいろなAWS Summit Japanにて公開されたセッション資料一覧(期間限定らしいです)

実は知らなくて参加してなかった 参加できなかった人向けにセッション資料一覧が公開されています!

AWS Summit Japan - セッション資料一覧 (awsevents.com)

このほかにも基調講演の動画やご紹介させていただいたニンテンドーシステムズさんの動画もあげられていますので興味のある方は是非AWS Summitで検索してみてください!