お部屋探しをするネットユーザーへ
2024-07-01
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こんにちは。2024年入社の纐纈彪真です。
 

私はよくオンラインゲームを友達と一緒にプレイすることが多いのですが、
そのゲーム環境で一番大切なインターネット環境について語らせていただきたいと思います。

ネット環境によってお部屋探し時に振り回されたので良いアドバイスができるかと思います。
また、オンラインゲームをしない人でも快適なネットライフを送る方法もお教えしたいと思います。

無料インターネットの物件

お部屋探しをすると条件にて必ずこの文字を見かけると思います。

「ネット料金が無料だからメリットじゃん」と思う人もいますが注意点があります。

オンラインゲームなどストレスなくインターネットを利用したい人
選択した物件が自分でネット契約ができるか確認しましょう。

無料インターネットは管理会社が契約したものを使うことになるので、「このネット遅いから変えるか」が不可能になってしまいます。なので、選んだ物件は自分でインターネット契約をする事ができるか、管理会社に確認を取りましょう。「じゃあ何のために無料インターネットってものがあるんだ」って思われると思いますが、

YouTubeぐらいにしかインターネット使わないという人には特に問題はありません。

ただ、夜などの使用人数が増加する時間帯などは、いつもよりも速度が低下してしまい、快適に利用することが難しくなるでしょう。なので、ストレスなくインターネットを利用したい人はあらかじめ自分でネット契約ができるか確認しましょう。

インターネット契約の知識

それでは快適なネットライフのためにインターネットの契約ができる物件を選んでいくという流れになりますが、そもそもネット契約についてある程度の知識を持っておかなければ失敗をし、無駄金を払ってしまうかもしれません。という事で、インターネット契約についての基本的な知識を知っておきましょう。

工事タイプかホームルーター

インターネットを契約をする際にまず考えなければならないことは、どうやってインターネットに接続できるようにするかという事です。方法によっては選んだ物件ではその方法が利用不可となってしまったり、メリットをうまく活用できない場合があります。その接続方法とは、工事タイプホームルーターの2つの方法になります。

1.工事タイプ

工事タイプはその名の通り、工事が必要になってしまいますが、外部の影響を受けない光ファイバーによって通信をしているため、安定した回線速度でストレスの無いインターネット環境を獲得することができます。

2.ホームルーター

上記とは違い工事が不要でコンセントに刺すだけで使えるお手軽なインターネットになります。ただ、回線速度に関しましてはあまりよろしくありません。しかし、YouTubeなどの動画サービスほどでしたら問題はありません。つまり、

YouTubeぐらいの簡単なネット利用ならホームルーターでも可 となります。

2つの工事方法(工事タイプ向け)

この項目は、工事タイプを選択した人向けの情報となっております。

なんと、工事をする際に自宅の環境によって工事方法が変わってきます。また設備によっては、インターネット会社から送られてくる機器を接続するだけで使えるようになります。(自分はこのタイプでした)その工事方法とは、「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」になります

まず、結論からいいますと、

こだわりがなければマンションタイプ一択

になります。その理由は以下をご覧ください。

1.マンションタイプ

マンションタイプイメージ図
赤:共有部分 青:光ファイバー

マンションの共有部分から全部屋に分散するタイプになります。

メリット

管理会社の許可があれば確実にネット回線を引ける

条件によっては機器を接続するだけで工事不要で使える

デメリット

マンション内でのネット利用人数が多い時間帯は回線速度が低下する

はい、これだけ聞いてもよく分からないと思いますよね。確実にネット回線引けるとは?

なのでもう1つのタイプを見てみましょう。

2.ファミリータイプ

ファミリータイプイメージ図
青:光ファイバー

電柱から自分の部屋に直接引くタイプになります。

イラストは一軒家ですが、電線から直接自分の部屋に引くという意味ではマンションでも同じになります。

メリット

自分の部屋に直接配線するので、

マンション内でのネット利用人数が多い時間帯でも回線速度が低下しない

一見、マンションタイプと比べて

「マンションタイプのデメリットの回線速度の低下がない上位互換」

と思われますが、

デメリット

建物の立地によっては回線を引けない場合がある

自分の部屋が4階以上の場合は不可能

管理会社に穴あけの許可が必要

というちょっとめんどくさいデメリットがあります。

「建物の立地によっては回線を引けない場合がある」と「自分の部屋が4階以上の場合は不可能」に関しましては、光ファイバーを電線から直接部屋に引くため、電柱と部屋が遠すぎて不可能となるということです。電柱は大体3階ぐらいの高さなので3階以下なら問題がないとの事です。また、「穴あけ」に関して、「引留金具」「光キャビネット」「室内引込」の取り付けで穴あけが発生するのですが、マンションの状態によっては、以下の様に穴あけのデメリットを無力化できる可能性があります

引留金具無料インターネットがあればすでにあるため、穴あけの必要なし
光キャビネット両面テープで工事指示すれば、穴あけの必要なし
室内引込電話線・エアコンのダクトを利用できれば、穴あけの必要なし

というように条件がそろえば意外と楽ができます。

どうすれば工事不要で使えるの?

先ほど、マンションタイプでは

条件によっては送られてきた機器を接続するだけで工事不要で使える

と言っていましたが、じゃあどんな条件なら工事タイプを工事不要で使えるんだということになりますので、それについてお教えしたいと思います。

1.マンションタイプである物件

まぁ当たり前ですよね。楽なマンションタイプを探しているのだから大前提マンションタイプが使えないとダメですよね。その物件がマンションタイプ・ファミリータイプどっちかを知るには一つ下の項目で解説していますのでご覧ください。

2.光コンセントがあるか

これがあるとほぼ確定で工事タイプを工事不要で使う事ができます。また、そのマンションが光配線方式ということも確定しますので、高速な回線速度により快適なネットライフを楽しむことができます。(ADSL配線方式・LAN配線方式でしたら他の物件を検討した方がいいかも)

光コンセントイメージ画像

引用元:光コンセントの全知識!接続方法や注意点・設置工事まとめ

自分の部屋はマンションタイプ・ファミリータイプどっちなんだ?

さぁ、ここまで2つの工事タイプを紹介してきて皆さんが思うことが、

自分の家はどっちのタイプなんだ?

引っ越ししようとしてる所はどっちのタイプなんだ?

ということですね。

どうやって調べんだ? いちいち不動産に聞くのか? めんどくせぇな~ と思うかもしれませんが、意外と簡単で、

NTT系(フレッツ光、ドコモ光、ソフトバンク光、などなど)

提供エリアのご確認|NTT東日本フレッツ公式 (flets.com)

NTT西日本公式|フレッツ光|光インターネット接続(光回線) (ntt-west.co.jp)

NURO光

料金シミュレーション | NURO 光 2ギガ/10ギガ

au光

auひかり | 提供エリア確認 | インターネット光回線 (au-hikarinet.com)

↑にアクセスし、住所を入力するだけでタイプの確認ができます。

ただ、新築のような新しめの物件ですとサイトに情報が反映されていなく、どちらか分かんないという事が発生します。この場合は、正直運といった感じになります。

おまけ:夜間の回線速度を上げる方法

最後になりますが、夜間での回線速度を上げる方法を伝授します。

夜間という利用数の多さで、ネットの速度に伸び悩む人が大勢いると思いますので、こちらの対処方法について伝授したいと思います。

また、ホームルーターの方々にも上げる方法がありまして、まずは先にホームルーターの方を伝授します。

ホームルーターの回線速度を上げる方法

工事タイプに変える(白目)

以上。ホームルーターは楽な分限界があるということです。

工事タイプの回線速度を上げる方法

先にいいますと、マンション内での利用者数増加による回線速度低下は

戸数の少ないマンションに引っ越す・ファミリータイプに変える以外どうすることもできません。

でも、マンション外での利用者増加による回線速度に関しては対処方法があります

それは、プロバイダを変える事です。(先に契約してしまった人はごめんなさい)

ということで、以下の2つに対応している契約に変えてもらう必要があります。それがIPoE方式とIPv4 over IPv6になります。

 

IPoE方式

簡単にいうと夜間でも速度低下がしにくいが、IPv6限定の方式とだけ覚えてもらえれば大丈夫です。

IPv4 over IPv6

これが大事な方です。

上記で説明したIPoE方式にできれば夜間でも問題ないのですが、IPv4に対応してないという欠点があるんですね。

なので、それをIPv4に対応させたものがIPv4 over IPv6になります。

「俺はIPv6だけ使うから問題ないッ」と言う人もいるかもしれませんが、IPv4のサイトが見れなくなるんすよね

しかも、現状(2024年)ですとほとんどがIPv4のサイト・オンラインゲームのサーバーになっていますので、

「IPoE方式にしたのに結局PPPoE方式にしないと使えないッ」ということになってしまいます。

なのでこれが大事な方ということになります。

あと、仮に「俺はv6プラス(IPv4 over IPv6の種類)のプロバイダにしたぜ」っていう人は使用するルーターもv6プラスに対応したものにしてくださいね。

ルーターが対応していないとIPv4 over IPv6を使えないので注意してください。

また、「この中でポート開放したいよ」っていう人がいたらこれだけ覚えておいてください。

通信技術が「4rd/SAM」「MAP-E」のプロバイダならポート開放できます。

DS-Liteは不可

念のため、一応選択したプロバイダのポート開放のこと調べて(自分があまり詳しくないため)

ちなみに自分は夜速度が低下しにくいやつとポート開放がしたいので、ドコモ光にプロバイダをGMOとくとくBBを選択しました。

 

まとめ

YouTubeぐらいしか使わないなら無料インターネット・ホームルーターでも問題無い

それ以外は工事タイプで、マンションタイプの物件の方がオススメ

マンションタイプ・ファミリータイプはネット会社の提供エリアで分かる

マンションタイプであらかじめ光コンセントがついていれば楽に使う事ができる

IPoE方式・IPv4 over IPv6 は両方対応してれば夜でも快適

ポート開放したいなら4rd/SAM・MAP-E