
みなさんは、社会的現象にもなった『ビリギャル』をご存じでしょうか。
“学年ビリ”だった一人の女子高生が、わずか一年で偏差値を40伸ばし慶應に合格する——あの衝撃的な実話です。
正直なところ、私は幸か不幸か「ビリ」にも「ギャル」にも縁がない人生を歩んできました(笑)。
それでも、この物語に込められた力強いメッセージ——「人は必ず変われる」という坪田先生の教育哲学——には深く共感してきました。
そして今年、ビリギャルに10年ぶりの最新作が登場します。
テーマは、まさに今もっともHotな領域である教育 × AI × 受験。
その作品の中で、坪田先生の教育思想をベースにしたAIサービスが登場するのですが——
なんと、そのAIサービスの開発を、私たちFIXERが担当させていただくことになったのです。
■ 坪田先生の教育哲学 × サンマーク出版の編集力 × 当社AI技術
今回のプロジェクトは、肩書きや役割を超えて“本気の人たち”が集まった挑戦でした。
・坪田先生の、心理学に裏打ちされた教育メソッド(人格を否定しない、ほめて伸ばす、心の琴線に触れる対話)
・サンマーク出版 黒川社長をはじめとする、数々のヒット作を世に送り出してきた編集チームの洞察
・そして、当社が磨いてきたAI技術とクラウド基盤
この3つが掛け合わさることで、単なる“便利な学習アプリ”ではない、
感情面に寄り添い、心を折らずに学び続けられるAIサービスを目指すことができました。
そのサービスの名前が、TopAnswer です。
■ 最新作の物語の中にも登場する「TopAnswer」
実はこの TopAnswer、最新作の物語の中でも重要な役割を果たします。
(ビリギャル最新作:「勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話」)
物語に登場するサービスを、現実に私たちがつくっていくというのは、とても不思議でワクワクする体験です。
“新時代を書籍とともに創造していく”ような感覚といえばいいでしょうか。
■ 私自身の挑戦:事業経験ゼロからのプロダクト責任者
今回、私はTopAnswerのサービス責任者を務めています。
とはいえ、正直にいうと——
企画や戦略を考える仕事は多かったものの、“事業そのものをつくる”のはほぼ未経験でした。
だからこそ、社内のエンジニア、デザイナー、プロダクトチームの力を借りながら、
一歩一歩“つくる側の視点”を学び、手を動かし、試行錯誤を重ねてきました。
そして定例会議だけでは限界があると感じ、
坪田先生のオフィスに押しかけて(笑)、
9タイプ診断に基づく思考法や、学習者の心の動きを捉えるフィードバックの仕方など、貴重なアドバイスを多数いただきました。
(参考文献: 「人間は9タイプ子どもとあなたの伸ばし方説明書」)
マーケティングやLP制作の段階では、
サンマーク出版の黒川社長から直接アドバイスをいただくという、贅沢すぎる経験もさせていただきました。
私を含め、メンバーの多くは事業開発においてまだまだ初心者です。
それでも、この凄まじい伴走者のみなさまのおかげで、なんとかリリースまでこぎつけることができました。
改めて、この場を借りて深く御礼申し上げます。
■ リリース後に向けて:来月の共通テストに照準
私の想いは、保護者向けLPにまとめていますのでここでは割愛しますが、
(TopAnswerLP)
TopAnswerは、これからが本番です。
来月の共通テストに向けて、
・学習計画の精度向上
・AIチューターの対話品質アップ
・有料版リリースに向けた切替開発
など、チーム全員でアップデートを続けています。
TopAnswerが、「子どもたちの心を折らない学び」を支える一つの選択肢になることを願って。
■ 最後に:まずは、ビリギャル最新作をぜひ
もちろん、TopAnswerも責任者として成功させたい。
ですがその前に——
ぜひ、ビリギャル最新作を手に取ってみてください。
教育とAIが向かう未来、その入口が描かれた一冊です。
そしてこの物語の中で息づくAIサービスを、現実世界でも形にしていく挑戦に、どうかご期待ください。





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