【自己紹介】秘密分散について
2026-05-08
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はじめに

はじめまして。2026年度にFIXERへ入社した根本燿弥です。このブログでは、私の簡単な自己紹介と推している技術について紹介していこうと思います。

出身地

東京都の八王子市出身で育ちましたが、生まれは茨城県です。
どちらもとても魅力的な場所です。
八王子は私が住んでた地域では高尾山が一番の魅力です。
秋の紅葉の季節にぜひ訪れてください。

茨城県は海浜公園が人気です。
ネモフィラという青色の花が辺り一面に咲いている様子を見ることができます。
とてもきれいなので、茨城県に訪れる機会があれば是非一度行ってみてください。

学生時代と卒業研究

今年の3月に東京高専を卒業しました。
高専では情報工学科に所属していて、浅く広くですが情報系の技術に触れてきました。
そのなかで私が特に興味をひかれ、卒業研究の題材にしたものが「秘密分散」と呼ばれる技術になります。

秘密分散とは、秘密にしたい情報を漏洩と紛失の両方から守る技術になります。

通常、この二つを両立することは意外と難しいです。

例えば情報の漏洩を単純に対策するとして、秘密にしたい情報を自分しか触れられない場所に保管すれば漏洩することはありません。
しかし、この方法では秘密にしたい情報を忘れてしまったり、あるいは破損してしまったりしたらその情報は失われてしまいます

逆に情報の紛失を単純に対策するとして、秘密にしたい情報を複数人で共有して保管すれば情報を紛失しても簡単に復元できます。
しかし、この方法では情報を共有した人に悪意ある人間が紛れていたら情報を外部に漏洩させてしまうかもしれません。

このように、単純な方法では秘密にしたい情報を漏洩と紛失の両方から守ることはできないのです。

秘密分散について

この両立を実現するための方法の一つに秘密分散と呼ばれる技術があります。
この秘密分散を簡単に説明すると、

  1. 秘密にしたい情報を複数の情報の断片(シェア)に分ける。
  2. 作成したシェアを複数の人間、または場所に分散して保管する。
  3. 情報を復元したいときは、このシェアのうちいくつかを特定の条件を満たして集めると復元できる。

というようなものになります。

この方法であれば、作成したシェアのうち、いくつかが外部に漏洩したとしても条件を満たさなければ秘密にしたい情報を復元することはできません。
反対に、作成したシェアのうちいくつかが紛失してしまったとしても、残りのシェアを集めて条件を満たせるのであれば秘密にしたい情報を復元することができます。

このように、秘密分散を使えば秘密にしたい情報を漏洩と紛失の両方から守ることができるのです。
以上が、わたしの推しの技術の説明になります。

おわりに

いかがでしたか。

このブログから秘密分散に興味を持った人が少しでもいたら嬉しいです。
秘密分散自体、手間がかかることもあり現在では広く使われている技術というわけではありません。
しかし、いつかこの秘密分散の知識が必要になることがあるかもしれません。
その他さまざまな知識を吸収しつつ、身につけた知識を活かして多くのプロジェクトに携わることができるように成長していこうと思います。