◆初めに
こんにちは。昨日、TECH.ASCII.jp編集長の大谷イビサさんにお話を聞く機会がありました。
技術ブログ書き方についてお話していただいて今回のblogは、その時のFeedBackがしっかり 反映されていればいいなと、思いながら書きました。
さて、今回は前回に引き続き、DevOpsの話です。
◆DevOpsとは
少し懺悔です。さすがに前回の記事は簡単に書きすぎました。今回はもう少し目線を上に持っていき、この前より詳しく書いていこうと思います。
まずは、従来の開発チームと運用チームはどうしていたか、をお話ししましょう。開発チームがソリューションを作成し、それが完了したら運用チームに引き渡すという方法で作業していました。
一方、運用チームは、本番環境にプロジェクトを実装するための準備から始め、展開に準拠するために構成ファイルおよびその他のデータを手動で変更しました。これでは、ファイルや環境が異なるため多くの問題を引き起こしては開発チームに修正を依頼しなければいけなくなり、 手戻りが多く発生し、開発コストを跳ね上げてしまします。
そこでDevOpsという考え方が生まれたんですね。
少し、復習します。前回の記事で伝えたかった内容を下記に箇条書きで乗せておきます。
- 開発チームと運用チームの摩擦を少なくする事により、製品とサービスの急速なリリースを可能とする。
- 品質を高めつつ、開発にかかるコストを削減する。
これ、Developerの方なら、どこかで聞いたことあるようなフレーズですよね?
日本でも流行ってきているアジャイル開発で目指していることと、同じだと思いませんか?
そうです。DevOpsを実現する開発手法としてアジャイルを組み込むことがベストであり、必要だと私は思います。 アジャイルとはなんぞや? という人は、弊社の奥山がblogを書いているのでそちらも是非、ご一読ください。
◆まとめ
今回は前回お話しした内容に、従来の開発手法ではどこで苦しんでいたかを追加して 書いてみました。DevOpsの実現するためには、開発手法の刷新が不可欠です。
そして刷新を成しえるとすれば、ツールの導入・連携が必要となります。 次に書く機会がありましたら、DevOpsを実現する開発手法、ツールの話ができればと思います。