PL-900 試験対策 - Power BI セットアップ、データ取得、集計、レポート作成編
2020-09-16
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こんにちは。PL-900合格を目指して走り出した荒井です。前回の「PL-900 試験対策 – Power BI 概要編」ブログでは、Power BI 概要、ツールの構成、ツールごとの機能比較を書きました。今回は、Power BI ツールのセットアップ、基本機能の理解に向けた情報をまとめていきます。

Power BI ツールのセットアップの流れ

今回は以下の順番でセットアップを行います。モバイルPower BIアプリはレポートが準備できたらセットアップすることにし、一旦スキップします。

  1. Power BIサービス
  2. Power BI Desktop

 

Power BIサービスのセットアップ

1.Power BIサービスへのサインイン

普段利用しているOffice 365のアカウントを使用し、サインインします。

出典:Power BI サインイン

アカウントをお持ちでない方は「個人として Power BI にサインアップする」をご覧いただき、サインアップくださいませ。利用できるメールアドレスは独自ドメイン、又は会社や学校などの組織で払い出されたアドレスです。お手元にご準備の上、進めてくださいませ。

 

Power BI Desktop のセットアップ

1.Power BI Desktopインストール

Microsoft Windowsデスクトップアプリケーションをインストールします。
インストール要件はご覧のとおりです。

出典:Power BI Desktop の取得 - 最小要件

Power BI Desktop セットアップには、ダウンロード版とストア版の2とおりの方法がありますが、常に最新を提供してくれるストア版を使いましょう。ダウンロード版だと個別更新が入り、メンディです。
さて、早速インストールしてみましょう。インストールの手順は以下をご覧くださいませー。

Microsoft ストアからアプリとしてインストールする
1.ブラウザーを開き、Microsoft Store の Power BI Desktop ページに直接移動します。
2.Microsoft Store の Power BI Desktop ページに移動した後、 [入手] を選択します。

引用元:Power BI Desktop の取得 - Microsoft ストアからアプリとしてインストールする

 

2.Power BI Desktop起動とサインイン

スタートメニューから「Power BI Desktop」を起動しましょう。
Power BI Desktop を初めて起動したときは、サインイン フォームが表示されますが、入力せずに下部にある「Power BI アカウントをお持ちですか?サインイン」をクリックします。その後サインイン画面が表示されるので、Power BI サービスでサインインしたアカウントでサインインしましょう。

出典:管理者:Power BI Desktop のサインイン フォームを管理する

以上で、Power BIサービスとPower BI Desktopのセットアップは完了です。簡単でしたね。これでデータ分析の世界と突撃する準備が整いました。

次は基本の基から学んでいきましょう。

 

Power BI Desktop 基本の基。

前回ブログでデータ集計、分析、可視化まで、大まかな流れを説明しました。今回はPower BI Desktopの画面構成理解、データ集計、データ分析に焦点をあてて説明します。

出典:PL-900 試験対策 – Power BI 概要編

 

1.Power BI Desktopの画面構成

名前は「レポート エディター」。というらしいです。画面構成の説明を以下にまとめておきます。

出典:Power BI でのレポート エディターのツアー

表1.Power BI のレポート エディターのセクションと用途

No名称用途
上部のナビ ペイン上部のナビ ペインからさまざまな操作を実行できます。
レポート キャンバス作業内容が表示される場所です。 
フィールド、フィルター、視覚化のウィンドウを使用してビジュアルを作成すると、ビジュアルはレポート キャンバスで構築され、表示されます。
キャンバスの下部にあるタブは、それぞれレポート内のページを表します。 タブを選択すると、そのページが開きます。
フィルター ウィンドウページ、レポート、ドリルスルーおよびビジュアルの各レベルでレポートの固定フィルターの閲覧、設定、変更ができます。
視覚化ウィンドウ作成できるさまざまな視覚化の種類を示しています。
[フィールド] ウィンドウ視覚化を作成するために使用できるデータ内にあるテーブル、フォルダー、フィールドが表示されます。

ここらへんの名称と用途のリンクは、実際に操作しながら覚えていきましょう。

 

 

Power BI Desktop でデータ取得、集計、可視化を行う

Power BIでは、様々なデータソースの取得、集計ができますが、最初は皆さんに馴染みがあるExcelを使い、データソースの接続(取得)を試してみましょう。

サンプルのExcelデータソースがMicrosoftから提供されていますので、ダウンロードし、チュートリアルに従ってPower BI Desktopで取込みを行ってみましょう。データを取込みし、フィールドや、フィルタ調整等、数手順行うと以下のようなレポートが仕上がります。

レッツゴー! ➡ チュートリアル:Power BI Desktop で Excel ブックから魅力的なレポートを作成する

出典:チュートリアル:Power BI Desktop で Excel ブックから魅力的なレポートを作成する

皆さん、魅力的なレポートが作れましたでしょうか。
今回はデータ取得、集計、視覚化(レポート)作成まで行いました。チュートリアル内に少し用語としてもでていたテーブルの結合(データソース間のリレーション)やDAXと呼ばれる数式言語による "メジャー" (仮想列的なやーつ) の作成を使いこなせるとPower BI 名人に一歩近づくらしいです。みんな頑張りましょう!私も頑張ります!

 

だんだんと Power BI の詳細が掴めてきましたね。「PL-900 試験対策 - Power BI セットアップ、データ取得、集計、レポート作成編」ブログは以上となります。次回ブログではPower BI レポートの管理、共有をブログでまとめてみようと思います!

 

次回もお楽しみに~!

最後までお読みいただき、ありがとうございましたー!!


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