【2021年8月 2weeksインターンシップ】コミュ障高専生のFIXER 2weeksインターン体験記
2021-09-17
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株式会社FIXER新卒採用担当の諸見里です。この度、8月16日~27日までの2週間で夏季インターンシップを実施いたしました。今回のインターンシップは18名にご参加いただき、最終日に参加者全員にブログを書いていただきましたので、その内容を代筆いたしました。以下内容がインターン生のブログになりますのでご覧ください。

1. はじめに

こんにちは,8/16~開催の株式会社FIXER 2weeksインターンに参加させていただいた,東京高専の藤川です.

本記事では,PowerAppsを使ったアプリ開発をしていく上で苦労した点をメインに本インターンの体験談を綴っていきます.

つたない文章になりますが,お付き合いいただければと思います.

2. 第一の試練

まず,インターンに参加して初めに直面した壁についてお話していきたいと思います. FIXERさんのインターンではそれぞれグループに分かれて作業をするのですが,お恥ずかしながら根っからのコミュ障である私にとって「初対面の人といきなりチーム開発をする」というのは、かなりの難関で,初めのほうは自分の意見を言い出せないことも多く,「これからチームメンバーとうまくやっていけるのだろうか」不安でした.

しかし,本インターンでは朝会・昼会・夕会とチームでのコミュニケーションの場が多く用意されていたことや私にも笑顔で優しく話を振ってくれるチームメンバーの花野さん,吉田さん,鈴木さん,川淵さんやメンターの児玉さん,日高さん,萩原さんのおかげで,何とか壁を乗り越えて,チームで楽しく最後まで走りきることができました. チームの皆さんには,この場を借りて感謝申し上げます,本当にありがとうございました

インターン3日目にはチームメンバーとのコミュニケーションもたくさんとれるようになり,雑談もできるようになりました.

この日からチームで作るアプリの内容について調査・企画を始め,話し合いの結果,チームで「地図上にお絵描きをして楽しく運動できるアプリ」を開発することに決定しました.

完成したアプリで文字を書いてみました!

※実際の地図を使っているので一応モザイク処理をしています

3. 第二の試練

各自の開発の担当箇所も決まり,順調に開発が進んでいた矢先に第二の問題は発生しました.

私の担当箇所である,GPSで取得した位置情報をもとに地図上に線をプロットする部分では,線を描画するのにGeoJsonを使用する予定でした.しかし,GeoJsonではポリゴン(■,▲など)は描画できるのに,線は描画できないという問題が発生してしまいました.

PowerAppsの標準地図コンポーネントに関する文献はかなり少なく苦労しましたが,色々調べてみると,どうやらPowerAppsはGeoJsonのLineStringには対応していないということがわかりました.

この記事を見て,仕方がないので線のプロットはピンを複数個プロットすることで点線として表現することにしました.

実際にテストしてみたところ,約20mおきにピンを設置すれば十分に線のように見えることが分かったので,絵を描く上で問題はなかったのですが,この決断をするまでにかなりの時間を無駄にしてしまったことが本インターンでの自分の反省点の1つになっています.

4. おわりに

今まで私は,仲のいい友人とのチーム開発の経験はありましたが,年齢も出身も違う初対面の人とのチーム開発の経験はありませんでした.

初対面の人と開発する際は,まずお互いの得意・不得意を知ることで,互いにアプローチもしやすくなりますし,役割分担もしやすくなります.

さらに役割分担ができると,連携のためにお互いにコミュニケーションをとる必要が生まれて,自然と話す機会が増え,より円滑に作業が進んでいくのではないかな,と今回のインターンで気づくことができました.

普段はなかなかできない,初対面の人とチーム開発という経験を全力でサポートしていただきながらできる,ということは本当に素晴らしいことだと思いますし,とても多くの学びがありました. 最後になりますが,最後まで楽しく学びの多いインターンを提供していただいた株式会社FIXERさん,笑顔で支えてくれたメンターさん,そして一緒に走ってくれたチームのみんな,本当にありがとうございました!