【2021年9月 2weeksインターンシップ】開発未経験の高専生によるインターンシップ体験記
2021-10-12
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株式会社FIXER新卒採用担当の諸見里です。この度、9月6日~17日までの2週間で夏季インターンシップを実施いたしました。今回のインターンシップは14名にご参加いただき、最終日に参加者全員にブログを書いていただきましたので、その内容を代筆いたしました。以下内容がインターン生のブログになりますのでご覧ください。

1. はじめに

初めまして。9/6~9/17の2weeksインターンシップに参加させていただいた岩元です。このブログでは今までチーム開発のみならず個人開発もしたことの無い高専生のインターンシップを終えての感想を書いていこうと思います。

2. インターンシップに参加した理由

「インターンシップに参加した理由」なんて見出しがあるからとても深い理由があるかと思われるかもしれませんがそんなことはないです。ただ、単に自分が興味の持てそうな、自分の将来の進路に関係のありそうなインターン先がないかと探していたところ株式会社FIXERさんの2weeksインターンシップが自分に合っていそうだと思って応募させて頂きました。選んだ理由はこれだけです。

クラウド技術っておもしろそう!
・クラウド技術について知りたい!

本当にこれだけです。今にして思えば開発未経験で知識も全然ないのによくも今回の2weeksインターンシップに参加したなぁと自分のことながら思います。

3. 主に取り組んだこと

開発の際は主にPowerAppsを使用して、アプリのフロントエンドとDataverseで作成したデータベースとフロントエンドの接続を担当しました。この技術ブログではフロントエンドに関しては、フッターの作成方法について、データベースとフロントエンドの接続に関しては、ユーザー情報の表示について話そうと思います。

フッターを作ること自体は難しくありませんが、問題はスクロール画面にフッターを置く際に起こります。単にスクロール画面の最下にフッターを置いたとしても、一番下までスクロールをしなければフッターを見ることはできません。これはフッターがその機能を果たせていないということです。これについてはスクロールする画面(Canvas)の範囲を狭め、Canvasの外側の画面下部にフッターを固定することで簡単に対処することができます。実際にフッターを必要とするのはモバイルアプリの作成の際が多いと思いますが、縦画面についても同様の手順でフッターを実装することができます。

次にユーザー情報の表示についてです。登録が必要なアプリを作成する場合はその情報を元にして、アプリの画面にユーザー情報を表示することが多くあります。これを実装する際におすすめなのは登録が完了した時に、たった今登録されたデータを保持しておいて、これを参照してユーザー情報を扱うことです。登録されたデータをForm~.LastSubmitで指定し、Set関数で保持することができます。また、レコード型の値はレコード名.~で列毎にその値を取り出せるためとても扱いやすいです。

4. インターンシップを通して感じたこと

第一に、非常に当たり前ですが、知識がないと話し合いについていくのが大変だと感じました。僕は初日のチームメンバーでの初ワークの時にチームリーダーとして立候補しました。話についていくのが難しかったため、チームリーダーなのにチームを引っ張っていくことがほとんどできませんでした。このせいでチームメンバーには多大な迷惑と負担をかけてしまいましたが、チームの皆さんがリーダーとか関係なく話を進めていって下さったので開発が滞ってしまうなどの問題は起きませんでした。チームの皆さんにほんとうに感謝しています。

第二に、意外となんとかなった(と思いたい)ということです。初めにも書きましたが、知識が無いため、開発作業の分担をするときに任された作業が何をするものなのかがわからないことが何回かありました。が、チームの皆さんが親切にも丁寧に教えて下さったので開発の面では知識不足で何も手が進まず、作業ができないという事態になりませんでした。この面でもチームの皆さん、そしてメンターの方々には感謝しないといけません。

第三に、チーム開発を通して想像以上の色々な経験が得られたということです。ここまで読まれた方は薄々気づいてらっしゃるかもしれませんが、僕は何か行動を起こす際の判断基準というのが緩いみたいでインターンシップに知識無し、開発未経験で参加したり、大学院生の方々を前にしてリーダーに立候補したりと行動を起こす際のGOサインを簡単に出してしまいます。これは全くほめられたことではなく、多くの方に迷惑をかけてしまうので直したいと思っているところですが、メリットもあります。それは短い期間の中で自分より知識のある方々から多くのことを学べるということです。今回のインターンシップではインターンに関係するアプリ製作のことや、見やすいPowerPointの作り方だったり、インターンに関係しないことであれば便利なツールだったりなどを教えていただく機会がありました。今回のインターンシップはそのような意味でも自分にとってとても意味のあるものにすることができたと思います。

5. 終わりに

今回のインターンシップを通して自分が成長することができたのも株式会社FIXERさんの温かい社風のおかげでもあると感じています。このブログをたまたま読んだ、まだインターン先が決まってなく、自分の技術力にも不安があって中々インターン先が決められない高専生の皆さんは思い切って参加してみたいインターンシップに応募してみるのが良いと思います!腐らずに頑張ればきっと良い経験になることと思います。技術的な面に関しては僕よりも詳しく書かれていて説明の上手な方がたくさんいらっしゃると思うのでそちらを見ていただきたいです。この度はインターンシップに参加させていただきありがとうございました!