FIXERの四日市事業所がある四日市のプチ歴史。
2021-12-15
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四日市といえば…

工場地帯のイメージが強いと思います。

最近では四日市港の工場夜景をクルーズ船で回遊する『四日市コンビナート夜景クルーズ』も県外からのお客様で観光スポットとなり賑わっています。

そしてその昔…

出典:著者のYouTube動画

江戸時代以前から市場が開かれ賑わっていた宿場町。

やがて毎月4日に大きな市が立つようになった事が『四日市』の由来です。

江戸から京都まで続いていた東海道53次の43番目の宿場町『四日市宿』

お伊勢参りへの伊勢街道との分かれ道の手前の宿場町として、伊勢神宮の

参拝客で賑わって来た地域です。

そして今も諏訪商店街の中を東海道が通っているのはご存知でしょうか?

これは全国的にもすごく珍しいスポットなんです。

坂本龍馬や岩崎弥太郎など、みなさんもご存知の歴史上の偉大な人物もこの場所を必ず通ったと言われています。

現在放送されている大河ドラマ『晴天を衝け』の主人公、渋沢栄一も実は四日市に深く関わりがある方ですのでココを通っていたと思います。

東海道沿いにあるコスモ楽器(しゃみた)さん。

江戸時代から200年以上続いている老舗の楽器屋さんで、創業時は三味線から始まり現在はウクレレ専門店として営業されています。

そして諏訪町は流通業界の大手企業イオングループ、岡田屋の発祥の地。

(岡田屋はスーパーオカダヤから社名を変更しジャスコ→イオングループと発展しています)

以前は諏訪商店街に旧ジャスコがありました。

岡田屋には「大黒柱に車をつけよ」という有名な家訓があり、 「店の屋台骨を支える大黒柱に車をつけて、いつでも動かせるようにしておく」という意味で、店を構えるのは「場所」ではなく「人」に対してであり、時代や人の変化に応じて店を移動し構えよ。

この考えが現在のショッピングモールへの発展になったのだと思います。

四日市の中心地、諏訪商店街を散策すると新たな発見や歴史を感じる事ができます!