みなさん、こんにちは!
社内で活躍するメンバーにスポットを当て、その魅力や仕事へのこだわりを深掘りする人気企画――
✨ はたらくひと図鑑インタビュー ✨
今回は、先日最終回を迎えた三重テレビの特別企画番組「LEGEND~よみがえる三重の偉人列伝~」(*1)にて生成AIで制作協力したLEGEND制作チームに2回目のインタビューをしました!
前回のインタビューは、制作が始まったばかりの頃…
【FIXERはたらくひと図鑑】「常に過去最高を更新し続けたい」メディア戦略チームインタビュー -生成AIで歴史上の偉人をよみがえらせる-
現在は所属メンバーも増え、全体のチーム名をVisual Engineers Studioチーム(通称VESチーム)と新たにし、案件ごとにプロジェクトチームを作り取り組んでいるそうです!
今回のインタビューではLEGENDの制作の振り返りから、動画生成AIの現在地、これからの動画生成AIはどうなるのか?!など動画生成の最前線にいるからこそのリアルな声を前後編でお届けします。
ぜひ最後までお楽しみください!
| (*1) 三重テレビの特別企画番組「LEGEND~よみがえる三重の偉人列伝~」 |
| “三重ゆかりの偉人”の生い立ちや成し遂げた功績などを掘り下げ、エピソードとともに紹介する特別企画番組。 FIXERでは、取材で得た容姿の特徴や性格・趣味などをもとに、生成AIを活用したキャラクターアニメーションを制作し、三重の偉人を令和の世界によみがえらせました! ナビゲーターに藤岡 弘、さんを迎え、三重テレビにて2025年4月〜2026年1月にわたり放送されました。 公式HPはこちら→https://www.mietv.com/special/legend/ |
メンバー紹介!



---以前のインタビューでは、全体の制作統括を行う坂口さん、プロジェクトリーダーの鷲野さん、そしてメンバーの海野さんにお話を伺いました。
今回新たにメンバーが参加されていることですので、まずは自己紹介をお願いします!
浅井:
2025年入社の浅井です。
出身は新潟県で、長岡高専出身です。
趣味は音楽鑑賞で、よくライブやフェスに行っています
---2025年ということは入社1年目ですね。とってもフレッシュ!
浅井さんはどんな経緯で LEGEND制作チームに加わることになったんですか?
鷲野:
海野くんが別案件で忙しくなったこと、そして LEGEND制作チームに24年入社のメンバーがおらず、「後輩を育てたい」という想いがあったので、三重テレビドラマ【やおよろず】(*2)制作チームに参加した25年入社の浅井くんに声をかけました。
| (*2) 三重テレビで放送された周年スペシャルドラマ【やおよろず】 |
主演に剛力彩芽さんを迎えたミュージカルドラマ。 |
---鷲野さんから見て浅井さんはどんな人ですか?
鷲野:
なんというか…“優しい化け物”ですね(笑)
坂口・浅井:
(爆笑)
---“優しい化け物”?!気になる単語すぎます😳
鷲野:
見た目も雰囲気も穏やかなのに、めちゃくちゃ仕事に対してガッツがあるんですよ。
自分から率先して「やります!」って言ってくれる上、無尽蔵な体力を持っています。平日仕事をして、休日はロックフェスに行って、戻ってきてまた仕事して…
---それは確かに体力ないとできないですね😅
坂口さんから見て浅井さんの印象はどうですか?
坂口:
僕も鷲野くんとほぼ同じです 笑
やおよろず制作チームに入った経緯で言うと、浅井くん含め25年入社の数名にサポートメンバーとして入ってもらったんです。
最初は動画編集などやったことない状態だったんですけど、本当に人柄としてはめっちゃ優しくて、「来たからにはやります!」みたいな感じで言ってくれて、「ああ、なんかいい子だな」と思っていたら、徐々に熱血の部分が見えてきました。
それこそ LEGEND の制作も「浅井くん、担当してね」ではなく、「やってみない?」くらいのニュアンスで声をかけたんですが、浅井くんは「ぜひ!」と返事をくれました。
メンバーとして入ってくれた当時と今を比べると、言ったことをしっかりとこなしてくれて、一番熱意のある人に成長したなと思います。
---お二人から「熱意がある」と言われていますが仕事に対するモチベーションなどご自身の中には何かあるんでしょうか?
浅井:
モチベーションというか、言われたものや頼まれたものは100%の力でできるように色々調べたり手を動かしています。
---元々映像制作に興味があったんですか?
浅井:
正直に言うと元々映像制作に興味があったわけではなくて、新規事業プロジェクトに参加するということだけでVisual Engineers Studioチームに入りました。
希望していたメンバーだけが配属されると思っていたので、「なんで僕なんだろう?」と思いましたし、動画生成AIに触れたこともなく本当に未経験だったのですごく不安でした。
最初は文字(プロンプト)を書くのにも慣れなくて、指示通り動いてくれなくて難しかったです。
けど、元々音楽が好きだし、音楽関連で映像を見たりもしますし、アニメも好きなのでだんだんと「結構楽しいな」と思うようになりました。
---なるほど。それでここまで先輩に「熱意がある」と認めてもらえるまでに成長できたのはすごいですね!
浅井さんから見て、鷲野さんと坂口さんはどういう先輩ですか?
浅井:
坂口さんはチーム全体の柱みたいな存在です。
チームのことを色々とやってくださっていて、めちゃくちゃ話をするのがお上手。すごく尊敬しています。
鷲野さんは、やおよろず制作チームで一緒に作業をしていたのですが、生成がすごくお上手なんです。
作業もできてミーティングなど社外対応もされていて、そういったハイブリットな動きは僕自身の憧れの働き方なので尊敬しています。
---すごく熱い言葉ですね!
坂口:
僕や鷲野くんが1年目の時って、正直今の浅井くんほどビジネス向けのインパクトという意味ではアクティブに働けていなかったと思います。
浅井くんはもう来年くらいには我々を超えるくらい働いてるんじゃないでしょうか😁
浅井:
そんなことないですよ😣
---新人が活躍できる環境を整えてきた先輩お二人の功績も大きいですね👏

1.リアルさの追求は”不自然な時間の流れ”との戦い
---前回のインタビューでは放送第3話までの制作の裏話をお伺いしましたが、第3話以降の制作で追加や変更したプロセス・施策・演出はありますか?
鷲野:
第3話以降は担当者を決めず、制作は僕が主体で行いました。
坂口:
鷲野くんが画像を生成する場合もあれば、浅井くんが画像生成してそれを鷲野くんが動画にしてという場合もありました。
2人で画像を出し合ってよりイメージに近い方を採用する、なんてこともありましたね。
鷲野:
そうですね。その過程で、よりリアリティを求めて制作方法を最適化していきました。
---具体的にはどんなことをされたんでしょうか?
鷲野:
まずツール面では、画像生成の新しいツールを使うことで、動画にする前の画像自体のクオリティ強化ができ、全体を通してクオリティを上げることができました。
さらに、画像から映像にする際、どうしても「不自然な時間の流れ」を感じることがありました。
生成AI的には滑らかさを求めてそうなるのかもしれないんですが、
・少しスローモーションに見える
・物の落ち方が人の動きに比べてゆっくりになる
など、初期の頃の「指が六本になる」とかそういうパターンとは違う「映像としてつじつまが合わないところ」を改善していって、より自然な時間の流れを作れたんじゃないかな、と思っています。
---なるほど〜普段当たり前にある「自然さ」をいかに作り出すか、手腕が問われるところなんですね🤔
ちなみに、前回の制作裏話では“より生きている人らしい演出をするのが大変”とお話されていましたが、シリーズの最終回を迎えた今、第1話の【藤堂高虎】を振り返るとどうでしょうか?
⬇︎第1話の【藤堂高虎】画像⬇︎

坂口:
【藤堂高虎】を作ったのは大体1年前くらいですね。
高虎は動きもなく正面を向いて真顔で話しているだけでしたが、回を追うごとに槍を振るったり(第7話【本多忠勝】)お茶を点てたり(第8話【川喜田半泥子】)ができるようになりましたからね。
⬇︎第8話の【川喜田半泥子】画像⬇︎

---1年ですごい進化ですね✨
鷲野:
本当に「よみがえった」感が出せるようになったと思います
坂口:
画像生成モデルの進化は本当に目覚ましいです。今まで全然コントロールできなかったような「入力画像に対して部分的に変更を加える」ことができるようになり、それがさらに高精細になり、文字がだいぶ破綻しなくなるなど、この1年はそういったブレイクスルーが何回か起きています。
チームとしてはその都度どんどん新しいツールに差し替えながら作業を行っていました。
鷲野:
英語でしかプロンプトを受け付けなかったのが日本語対応になったのも大きい変化でしたね。
日本語ではこういうニュアンスだけど英語だと伝わらない、というのがなくなり、かなり狙ったものに近い生成ができる要因になっていると思います。
2.「再現は無理だろうな」と思った戦国武将
---制作で特に印象に残っている偉人はいますか?
鷲野:
やっぱり”槍を振るっている“あの回ですかね…
坂口:
ベンチマークにもなってるあの回だね
浅井:
ですね。
---何やら皆さん満場一致の気配がしますね😳
浅井:
第7話の【本多忠勝】ですね。
---【本多忠勝】!!確かに槍を振るう姿が印象に残っています!制作秘話があれば教えてください
⬇︎第7話の【本多忠勝】画像⬇︎

鷲野:
画像生成から苦労しました。
例えば「本人の着ている甲冑はこんな様子だった」とか「本人の持ってる槍の特徴はこうだった」っていうのを一枚画像の中で作るのが難しくて、あちらを立てればこちらが立たずではないですが、理想の画像を作るまでに「見た目を遵守する」っていうところが難しかった印象です。
そしてさらに、演出で「槍を振るってほしい」っていうのが、また難しくて…
坂口:
アクションがね、難しいんですよね
鷲野:
穂先が持ち手の方に入れ替わったり、振りかぶった時に体を貫通した状態から始まってしまったり…
浅井:
槍だったものが刀になっていたり…めちゃくちゃ大変でしたね😅
鷲野:
その都度微調整の繰り返しで、大変でした。
浅井:
槍の振るい方をYouTubeで調べたり、実際にメンバーにモーションをしてもらったりして、納得いくまで1週間くらい生成を繰り返していたと思います。
坂口:
正直、僕は「槍を振るってほしい」という依頼が来た時「再現は無理だろうな」と思い、別のモーションの提案を考えました。
が、やり切ってくれましたね。
浅井:
バチっと決まった映像が出せたときすごく嬉しかったです!
---先ほど甲冑のお話も出ていましたが、甲冑の生成も難しいんですか?
鷲野:
LEGENDで生成した中だと甲冑は難しかったですね。
坂口:
兜が独特の形状なのでね…
鷲野:
そうなんです。それぞれオリジナリティがあるので破綻しやすいんですよね。
あと「槍を振るう」「お茶を点てる」といった作法全般にも言えることなんですが、プロの方に確認していただくとどうしても違う部分は出てきてしまうんです。
どこまでAIが解釈して落とし込めるか、というのはありますね。
坂口:
「それっぽいもの」を作るのはAIの得意分野ですが、逆にバチっと『決まっているもの』を作るとなると、それに寄せていくという作業が大変なんです。
先に正解がある状態で再現することの難易度が高いんですよ。
歴史で資料が残っている人だと、甲冑の見た目も決まっていて、槍の振るい方にも所作があってとなると難しいんですよね。
鷲野:
歴史の勉強をしながら作っていましたね😅
⬇︎槍を振るうシーンはティザー動画でご覧いただけます✨
https://www.youtube.com/watch?v=8vXnpdMSY9E

3.専門家もお墨付きのリアルさ
---おすすめエピソードは何話でしょうか
坂口:
僕は第5話の【松浦武四郎】がお気に入りです。
---どんなところがおすすめですか?
坂口:
松浦武四郎さんの研究をされている方に「素晴らしい👏」とお墨付きをいただいたくらいリアルによみがえらせていました。
浅井:
僕も【松浦武四郎】はすごくリアルだったので感動しました!
鷲野:
かなり苦労して制作しました😅
依頼をいただいた時に「この人は葉っぱを服にして生活していた」と言われて、調べてみると【ラワンぶき】という大きいふきを身にまとって探検をしてた方だったんです。
さらに、資料として使っていたノートが残っていて、そのノートを手に持つという依頼もありました。
それが横長で端っこだけ留まっているようなもので、まずこれをちゃんとAIに指示して手に持ってもらう必要がありました。
その上で服は【ラワンぶき】を着ていて、リアルに喋るーー
これできるのかなと思ったんですけど、時間の流れみたいなのも自然でいい映像になりましたね。
⬇︎第5話の【松浦武四郎】画像⬇︎

あとがき
浅井さんの合流でチームは爆速進化!
槍を振るう武将から未知の衣装の探検家までリアルによみがえらせた制作舞台裏は圧巻でした!
後編では、動画生成AIの現在地や未来のことまで深掘り予定です☺️
どうぞご期待ください!
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✨FIXERの映像制作について詳しくはこちら✨
事例なども確認いただけます♪
VISUAL ENGINEERS STUDIO
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FIXERが提供する生成AIサービス“GaiXer”の詳しい情報は⬇︎
https://www.gaixer.com/
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💡これまでのはたらくひと図鑑のインタビュー記事はこちら💡
【FIXER はたらくひと図鑑 】
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最後まで読んでいただきありがとうございました😊
※このインタビュー記事は2026年2月時点の情報となります。






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