初めまして!工藤こと、あだ名いっちぃと申します。
突然ですが、皆さんは「毛」という字をみて、何を考えますか?
髪の毛、眉毛、まつ毛、床に落ちた毛、排水溝の毛、毛布や服等布の毛、動物の毛、、etc
布の毛はわかる。ないと寒い。触り心地も良い。
動物なんて、常に裸なのだから、毛くらい欲しいだろう。
しかし、、、、
「人間に毛、いる?」
.....気になってきた。
というわけで、調べてみる。
なんともおあつらえ向きな論文を見つけた。
引用:体毛の存在意義―人と体毛の関係性― 富山大学/芸術文化部
私程度が抱く疑問は、やはり他の誰かも抱いているのだろう。
ざっと読んでみる。
①体毛の存在意義として、体毛は他者と自己を区別する一番身近な指標となる「記号」ということが言える
これはなるほど。
小学生からいつまでも髪型の変わらないアイコン化した同級生、
高校生になると突然に染め始めるオポチュニティ、
大学生になるとなぜか大量に増える量産型髪型、
一部のパンクなX-JAPAN系やりゅうちぇる系の髪型等々
髪型や眉毛は、たしかに自己の確立に一役買っていると言えそうだ。
※全く関係ないが、マルタン・モネスティエの著書『図説毛全書』では、体毛について「本能の中心にある生得の記号」と表現している。だそうなのだが、まずこんな本が存在することに動揺を隠せない。
②体毛は一番「身近」であり、は「再構成」出来るという性質を持つ。
これはどういうことか。
単なる個人を識別する「記号」としての役割なら、服装やメイク等も果たせる。
しかし、体毛ほど身近ではない。
そして剃ってもまた生えてくることで、何度でも再構成することが出来る。
それは、人は体毛を使って何回でも自己を再生、変容出来るということだ
これらもなるほどと感じた。
しかし、個人的に一つ大きな疑問が残った。
「そしたら髪がなくなったら........?」
思考実験をしてみる。
仮に今私の周りにいる老若男女問わず何十人がみんなの髪の毛を含む体毛がなくなったとしよう。
その場合、一体私は何で彼ら彼女らを識別すればいいのだろうか…..?
…………
………
…..
私は考えることを辞めた。
なるほど。
どうやら体毛を失うと、自己を表現し他者と区別することに対し「大いなるハンデ」を抱えてしまうようだ。特に髪の毛の影響力は計り知れない。
最近私はベジータ型ハゲが怖いのだが、早めにリーブ21を検討しようと思う。
③「体毛はただの体毛にすぎない。」言い換えれば「体毛は個人の感情を視覚的に感じ取れるよう変換した記号でしかなく、感情そのものではない」
つまり、服装やメイクと同じ記号の一つで、私たちは体毛を語らせることで個人をより視覚的に容易な形で卓越化(特徴付け)する。しかし、私たちは体毛は記号でしかなく、語らせたいものそのものではないということに注意して体毛を捉えなければならない。
そして、体毛によって表現したいことは何なのか?に注意するべきだと論文著者は主張している。
就職活動をするなら企業のカラーに合わせた髪型が良いだろう。
反対に、個性を出したい企業や場に行くときは、自分がもっともキマル状態にするべきだ。
それは人によって赤染め、盛髪、モヒカン、アフロ、その他様々な形があるだろう。
「しかし、それらは手段であり、本質は自分をどう見せたいか?にある。」
筆者は、そう言いたいのではないだろうか。
………
……
…
お気づきだろうか。
この論文、指して科学的話しや実験や統計データもない中、
体毛は記号。
ただこれだけを伝えている論文である。
卒業研究・作品とある。※卒業しにいったか....?
テーマは非常に面白かった。論文著者とは仲良くなれそうである。
そして「人に毛が必要か?」という問いに対しては、
あくまでも記号の一つと考え、必要以上に自身のベジータ型ハゲに怯えず生きていきたいと感じた。
ここまで取りとめのない文章を書いてきました。
すみませんでした。
私はふと感じた疑問に対し、
深ぼって調べたり自分なりに思考したりしていくことが好きです。
思わぬ知識や考え方を得られたり、話しのネタにもなるので、時には論文まで検索しています。
勿論、仕事も含めて!!!※ここ大事
真面目な論文 引用:毛衣の多様性 北海道大学農学部
※今回読んでみたまじめな論文。ブログにするには難しかった。
や
たまに今回引用したような面白系の論文
等々思わぬ出会いや知識に出会い、楽しめることもあります。
もし自分の分野以外あんま読んでないぜ!という方や
少し論文と距離感がある方などいらっしゃいましたら、
気軽に読むきっかけにでもなれば幸いです。
あとがき
今回のブログを執筆するにあたり、お題は自己紹介ブログ、テーマは心意気であった。
心意気には、以下のような意味合いがある。
1 気だて。心ばえ。特に、さっぱりした気性。
2 物事に積極的に取り組もうとする気構え。意気込み。気概。「―を示す」
3 気どること。つもりになること。
4 真実な気持ち。こころね。
そして何を書こうか?と悩んだ今この時。
一番気になってしまい、積極的で真実な気持ちが
「毛って必要?」というテーマだった。
少しは人となりも伝わっているだろうか…?
この記事はあくまでプランAであり、プランBも用意している。
書き終わり、提出が近づく中ふと思う。これ怒られるかな….
差支えしかなければボツをいただけますと幸いです。
以上、2022年4月から入社する工藤ことあだ名いっちぃでした!
またお会いしましょう!!!!!!!!!