パソコンが結露した大学生活

みなさん初めまして。2022年4月より入社する寺田縁(てらだ えにし)と申します。よく名前を緑(みどり)と間違われるので、ぜひ気軽に「えにし」と呼んでいただいて、名前を覚えていただけると嬉しいです!

今回は自己紹介として、簡単なプロフィールと大学時代の話を少しできればと思います!

プロフィール

  • 出身:熊本県 ※田舎の方に住んでました。実家は半分野生です。
  • 出身校:熊本県立大学総合管理学部総合管理学科
  • 趣味:読書・アニメ鑑賞・麻雀 ※最近泣いたアニメはウマ娘の2期です。是非見てください。麻雀は最近ハマったばかりなので、まだ勉強中です。

大学時代・プログラミングとの出会い

「総合管理学部総合管理学科って何だ?何を学ぶんだ?」とみなさん思われたかと思います。結論から言いますと、僕もよく分かりません。「総合管理学」という学問は存在しているらしいのですが、説明しろと言われると、ぶっちゃけ答えられないです。

そんな適当な僕ですが、大学時代は研究室での取り組みに打ち込んでいました。僕が通っていた学科は2年生の後期という他の大学と比べても、かなり早い段階で研究室に所属します。その中でも、僕が所属した「飯村研究室」は夏休み前から本格始動するので、実質3年間研究室で学んでいました。

そして、僕がプログラミングと出会ったのもこの研究室です。研究室に所属するまで、ブロックプログラミング程度しか触れたことがありませんでしたが、「飯村研究室」は外部の組織(教育委員会など)と連携してネイティブアプリを開発するような本格派の研究室です。研究室については、「飯村研究室」で検索していただけると色々な記事が出てくると思うので、興味のある方はぜひ検索していただけると嬉しいです。

開発したアプリ

さて、私はそのような本格的な環境に身を置いていたわけですが、先生や先輩たちにもみに揉まれ、時には失敗もしながら、開発作業を行なってきました。今回は、研究室の仲間と共に開発しリリースした「ARERT」と「HeartRecorder」というアプリをご紹介させていただきたいと思います。

「ARERT」は小学5、6年生を対象とした水害に対する防災アプリです。熊本市内の小学校に配布されているiPadで利用することを想定したアプリであり、Unityを用いて開発しました。はじめてのチーム開発、はじめての外部(教育委員会)との連携というはじめてづくしのアプリだったので、かなり思い出深いアプリでもあります。

みなさんもご存知かもしれませんが、熊本県は数年前から大規模な水害が頻発しており、防災に対する意識向上が求められています。そのような中、「ARを利用すれば、リアリティのある体験を提供でき、防災意識向上につながるのではないか」と考え、このアプリを開発しました。コロナウイルスの感染拡大という不測の事態にも見舞われましたが、それらの事態を乗り越え「すげー!」と小学生のみんなが言ってくれたことは今でも忘れられないです。「ARERT」を開発する中で得たたくさんの経験は、技術者としての僕に深い影響を与えてくれたと思っています。

次に「HeartRecorder」についてですが、こちらは重症児(重度の知的障害、運動障害を併発した児童)とその重症児に教育を施す先生を対象にしたアプリです。Xcodeを用いて開発しており、Apple WatchとiPhoneで利用するアプリです。重症児にApple Watchを装着させ、心拍数を取得、その心拍数をリアルタイムでiPhoneに反映させ、先生はiPhoneに映る心拍数を確認しながら、自分たちの働きかけが重症児に良い影響を与えているか判断するというアプリです。また、心拍数取得と同時にiPhone側で録画を行なっているため、心拍数とともに療育の様子を振り返ることができるアプリでもあります。

Apple Watchを利用したアプリは非常に珍しいので、開発のための情報が乏しく、開発を行うのはものすごく大変でした。3年間を通して最も挑戦的なアプリだったと思います。ですが、大変だった分、リリースし先生方に喜んでいただいた時の感動はひとしおでした。「ARERT」の時もそうでしたが、ユーザーの喜びの声を聞く時が、技術者として最も嬉しい瞬間だなと思います。入社後もユーザーに感動を与えられるよう、技術者としてのレベルを向上させていきたいと思います。

パソコンが結露した話

真面目な話が続きましたが、そろそろタイトルにつけた「パソコンの結露」について触れていこうと思います。結露について説明するにあたり、まずは実家について少し説明させていただきます。私が大学生まで住んでいた実家は、築200年以上のかなり古い家であり、土間がある家でした。その構造上、普通の家よりも空気が冷たくなるのですが、暖房もつけにくい構造だったので、冬は指の感覚を犠牲にしながら、キーボードを打っていました。

さて、ここでみなさんに想像していただきたいのですが、開発作業を本格的に行なっているとパソコンは熱くなります。特に、大学生の時はネイティブアプリの開発が多かったので、実機でのビルド作業を行うとファンが回るくらいパソコンが熱くなります。それほど温度が上昇したパソコンの周りには、キンキンに冷えた空気が存在しているわけです。この状況によって何が引き起こされるでしょうか。

そう結露です。冗談のような話ですが、パソコンの排熱部周辺が夏場のコップレベルで湿っているんですね。なので、毎年冬が来るたびに、結露によってパソコンが故障しないかと戦々恐々としながら開発作業を行なっていましたが、一度も壊れず、3年間耐えてくれました。パソコンって意外と丈夫ですね。

おわりに

そんな結露との戦いも、入社に伴う引越しで終わりを告げました。もう結露を恐れず、冬の開発作業を行えると思うと、今からワクワクします。冬が来る頃には新たな開発物に挑戦できるよう、入社後もどんどん新たな知識を吸収していこうと思います。

無理矢理まとめた形になりましたが、これからよろしくお願いします!また、今回ご紹介した「ARERT」と「HeartRecorder」は下記からインストールできるので、使ってみていただけると嬉しいです!

ARERTはこちら HeartRecorderはこちら

FIXER Inc. 寺田 縁
  • FIXER Inc. 寺田 縁
  • (てらだ えにし)

    2022年度入社の文系エンジニアです。座右の銘は「ユーザーの声を聞いているか」です。研究室の先生がおっしゃていた話の意訳になるのですが、開発に夢中になりすぎると自分が実装したいことを優先しそうになるので、この言葉を思い出すようにしています。