
みなさんこんにちは!
社内のはたらくひとにフォーカスする企画
✨はたらくひと図鑑インタビュー✨
今回は2025 Japan AWS Top Engineersに選出された山村さんにお話を伺ってきました!
資格取得だけでなく、難度の高いプロジェクトの完遂にも力を注いだチャレンジの軌跡には、みなさんの日々の業務やキャリア形成に活かせるヒントも満載!
ぜひ最後までご覧ください!
【2025 Japan AWS Top Engineers】とは? |
AWS Partner Network (APN) に参加している会社に所属している AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰プログラムです。特定の AWS 認定資格を持ち、AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮した重要な活動や成果がある方を、Japan AWS Top Engineers として、AWS Japan が審査し選出します。 |
受賞者プロフィール!

---改めまして、2025 Japan AWS Top Engineers「Service」カテゴリーでの選出おめでとうございます👏👏👏
山村:
ありがとうございます!
--今の率直なご感想をお聞かせください!
山村:
嬉しいです!この一言に尽きますね。
---選出を知った時のチームの皆さんや、周りの方の反応はどうでしたか?
山村:
「あ、おでとうございます🙂」って感じです 笑
---あれ、意外とみなさんCOOL😎
山村:
「おめでとうございま~~す🥳👏👏👏」っていう感じはなかったです 笑
---みなさん「山村さんなら選出されて当然」って感じなのかな?!

---現在はどんな業務を担当されているんですか?
山村:
現在は病院向けSaaSのプロダクト開発案件のインフラチームのリーダーをしています。 AWSの基盤設計や構築を推進しています。
---チームのメンバー構成は?
山村:
今の案件としては僕含め4名で、僕以外は全員23年入社の後輩です。
---かなり若手で構成されているんですね。
山村:
そうですね、他にもフロントエンドチームやバックエンドチームもありますが、若手が中心になっています。
Q1.選出について!
---改めて、今回選出された2025 Japan AWS Top Engineers「Service」カテゴリーについて教えてください!
山村:
Japan AWS Top Engineersは「Security」や「Software」「Networking」「AI/ML Data Engineer」など様々なカテゴリーに分かれています。
その中で、今回僕が選出されたのは「Service」というカテゴリーで、AWSの総合的な活動を評価されて選出されるものです。
---応募のきっかけや応募当時の意気込みを教えてください!
山村:
きっかけは社内でAWS Top Engineersがある、という告知を見たことですね。
---告知を見ても流しちゃう人もいるじゃないですか?山村さんが「応募してみよう!」って思ったのはなぜですか?「俺ならいけそう!」っていう自信が…?!
山村:
いけそう、というのと、いけないかも、という気持ちが半々でした 笑
受賞できたらいいな、くらいの、とりあえずチャレンジしてみるかという感じでした。
---とりあえずやってみる!ですね!
社内報のために山村さんの上司の方に受賞のお祝いのメッセージいただいたんですが、まさにこの言葉が出てきていました!

『「とりあえずやってみます」から始まって、「いけました!」で終わるのが山村スタイル。』✨すごく印象的でした!
メッセージはご覧になっていかがでしたか?
山村:
見ながらニヤニヤ😁してました!
---ニヤニヤ 笑
せっかくのタイミングなので、って思ってメッセージをお願いしたんですが、長文でいただけて、しっかり山村さんのこと見ていらっしゃるなぁって信頼が伝わってきました!
山村:
普段はあまり言葉にはしないのでめっちゃ嬉しいです😁
Q2.選出の背景と評価ポイントは?
---ではここからは受賞について詳しく迫っていきたいと思うのですが、まず、選考ではどのような点が評価されたと感じていますか?
山村:
評価のポイントはたとえば、[社外のイベントに登壇してAWSの拡大に貢献するような発信をした][ブログで活用方法を発信した]などのパブリックな活動や、社内や後輩への技術共有・教育などいくつかあるのですが、僕が評価されたなと感じているのは[案件活動] ですね。
---実際に担当された案件でのAWSの技術活用ということですか🤔?
山村:
そうですね。
案件を進める上で難しい課題がいろいろ出てくるので、それをAWSのこういう機能を使ってこうやって解決しました、というアプローチです。
ここで重要なのが[自分がどういった立場でその案件を担当したか]、
僕の場合は、「インフラチームのリーダーとして案件を担当して、◯◯人の後輩とチームでこういった課題を解決しました。」といったことを具体的に出しました。
---たとえばどんなことを書かれたんですか?
山村:
たとえば、AWSの環境構築は基本マネージドコンソール画面をぽちぽちして作るんですけど、ある案件ではたくさん環境を作らなくてはいけなかったんです。
1環境あたり手動で作ると48時間くらいかかる、それがずらっと百何環境と作らなくてはいけない、これは相当時間がかかるぞ、という状況です。
これをAWSのCDKというサービスを使って1.5時間くらいに時間削減しました、みたいな感じです。
---なるほど〜!
では、選考書類の作成時のポイントなどはありますか?
山村:
う〜ん
「具体的な数字を出す」ですかね
---先ほどの48時間が1.5時間に短縮できた、というのもそこに繋がりますか🧐?
山村:
そうですね。
先ほどの案件とは別のもので、データセンターの切り替えのことなんですが、AWSのデータセンターがある東京リージョンと大阪リージョン、そのどちらかが落ちてしまっても残っているデータセンターへ何分以内に切り替えができるようにしました、とも記載しました。
具体的な数字がないと「この人は本当にやったのか?」と思われてしまうんじゃないかな、と。
数字があると説得力が増すというか、実際に案件として課題を解決したことが伝わりやすいかな、と考えてしっかり数字を出すようにしました。
---確かに!数字があると成果が目に見えるので信頼感も上がりますね!

Q3.認定資格の学習プロセスや工夫について
---選出に至るまでに取得したAWSの認定資格やスキルセットを教えてください!
山村:
取得した認定資格は[Solutions Architect - Professional][DevOps Engineer - Professional][Security - Specialty ]です。
スキルセットとしては、自分が一番得意だと思っているのはCDKです。
Aurora、ECSなどAWSの基本的なものは一通り触れます。
---認定資格の受験の勉強は業務とどのように両立されたんですか?
山村:
休日に2時間くらいやるだけです!
---苦労したこととか工夫したポイントなどありますか?
山村:
ポイントかぁ🤔
応募に必要なものだからやるしかない、とひたすら手を動かす!ですかね。
勉強だと思うとやる気が出ないので、、、 笑
---結構その日のタスクを決めて時間きっちりでやるタイプですか😁?
山村:
タスクとか時間はそんなにきっちり決めないですね。
何時間勉強しよう、という計画は特に立てていなくて、とりあえず必要なものを順に、っていう根性でこなしていくスタイルです。
---根性スタイル😂お仕事でもそのスタイルですか?
山村:
そうですね。
バチっとガチガチに決めるんじゃなくて、これまでにこれが必要、だけ決めて、その過程でいろいろ問題は出てくるので、それもこなしていく、みたいな感じです。
Q4.アドバイスをお願いします!
---「山村さんの背中を追ってTop Engineersを目指すぞ!」というメンバーが出てきてほしい!なので、今回の選出を経験して得た学びやマインドセットがあれば教えてください!
山村:
そうですね、、、
まず、Top Engineersになるのが目的になってしまってはダメだな、と思います。
それよりもお客様のためにこういう技術を使ってこうやって解決したい、というマインドがある人のほうがTop Engineersになれると思います。
実際に応募する時、お客様のこういう課題をこうやって解決しました、と書くので、Top Engineersになるために業務をするんじゃなくて、お客様の課題を解決するために業務をする、が本当に基本です。
---なるほど!チャレンジ精神があるのはFIXERとしてもウェルカムですが、履き違えてはいけない、ということですね。
山村:
あとは、案件をどの立場で推進したか、も重要なので、業務を推進するリーダーになる、というのも重要ですね。
---山村さんは入社4年目ですよね?いつからリーダーをされているんですか?
山村:
入社2年目からですね。
---2年目から!!
山村:
早くからリーダーを任されていたので、今回の選出ではそこがポイントにもなりましたね。運が良かったと思います 笑
---実力と運を兼ね備えている👍✨リーダーになってからの課題や苦労は何かありましたか?
山村:
苦労はもちろんありましたね。
リーダーに抜擢された時は、まだまだやっぱり未熟なんですよね。技術的にも足りないところもあって、正直先輩がいたらな、と感じたこともありました。
---どうやって乗り越えられたんですか?
山村:
一旦は自分でがんばってみる、自分で調べて、とにかく手を動かしてみる、です。
それでもどうしてもダメだ、となったら、上長に相談に行く、それの繰り返しですね。
---「とりあえずやってみます!」はその時からなんですね。
山村:
そうですね、やってみるしかない、という感じです。
正直、もう少し先輩の元で経験を積んでいたら、知識など吸収できたかも、とも思うのですが、リーダーでしかできない経験もあるので、まあどっちがどっちというわけでもないかもしれません。
---リーダーでしか経験できないこと、特にどんなことがありますか?
山村:
メンバーだと振り分けられたタスクをこなしていく、ということが中心になると思うんですが、リーダーだとプロジェクトを長期的な視点で見て、ここまでにはこれが必要、だからこのメンバーにはこの仕事を割り振って、というマネジメント的なことをしていくので、それはメンバーの立場では経験できないことですね。
---全体を見通す力がついたということですね!
では、ズバリ!!「選出のために今日からできる小さな行動」はなんでしょうか?
山村:
声をデカくする、ですかね😁
---おっと!声をデカく?!
山村:
声デカいほうがいいですよ。じゃないとリーダーになれないと思います。もじもじ小さい声で話すより、声がデカいほうが「こいつやる気あるな」っていうのが伝わって任せやすくなります。
リーダーって人を動かすのも役割だし、ハキハキデカい声で話したほうがいいです。
---そう言われてみるとすごく理に適ってますね?!
とはいえ、あまり大声すぎるのもなので、みなさんほどほどの音量でやる気を見せていきましょう!
Q5.今後の展望
---今後この選出の経験をご自身のキャリア・チームでどう生かしていきたいですか?
山村:
これまでのいろいろな案件があって、その都度トラブルや課題にぶち当たってきましたが、その経験があってこその今回の選出だと思うので、これまでぶち当たった壁も経験上では知っているので、その壁に当たらないようなやり方や最適な道を示していきたいな、と思っています。
---普段のお仕事の延長上に今回の選出があった、みたいな感じでしょうか🤔
山村:
そうですね、選出されたから自信がついた、とかはなくて、、、
---なるほど、目標ではなくてあくまで通過点、ってことなんですね!
では、Top Engineersの次に目指すところはありますか?
山村:
次目指すとなると、Top Engineersの上にJapan AWS Ambassadorsがあるので、そこかなぁ🤔
----それは結構ハードルが高いんですか?
山村:
高いと思います。
より広くAWSの技術などを知ってもらう活動やイベントへの登壇、AWSの方の推薦や、技術的な習熟度もさらに求められますね。
---イベントなど登壇のタイミングがあればやってみたいですか?
山村:
やってみたいですね。うまく喋れるかはわからないですけど、、、
まぁけど無理にAmbassadorsを目標にするというよりかは、いつの間にかなっていた、みたいなのがいいですね 笑
目指してやる、っていうのは違うかな、とやっぱり思うので、お客様と接する中で結果そうなった、みたいな。
---日々の業務をこなしていたらそのレベルに達していた、っていう一番かっこいいやつですね!!
山村:
笑
---では、来年はAmbassadors選出記念インタビューさせていただきますね!一年後にまたこのインタビューしている部屋でお会いしましょう!!

余談:Gaixerの活用方法を教えてください!
--山村さんのGaiXerの活用方法を教えてください!
山村:
今回は応募書類の下書きに使いました!
---どんな風に使われてたのですか?
山村:
1から完璧に自分で書く、となると、時間がかなりかかりそうだったのと、語彙力にあまり自信がなくて、、、そのあたりをカバーしてほしくてGaiXerを使いました。 GaiXerに自分で考えた言葉や文章をばーっと入れて、添削してから、最後は自分で整えた、って感じです!
---なるほど!確かに自分に足りない語彙力や言葉の表現の検討や比較にはぴったりですね👩💻
おわりに
山村さんのお話から伝わってきたのは「資格」でも「肩書き」でもなく、目の前のお客さまとチームのために“とりあえずやってみる”行動力!
結果としてAWS Top Engineers という称号がついてきた――それが山村さん流のキャリアのつくり方なんですね。
読んでくださったみなさんも、今日の業務の中にこそ成長のチャンスがあります。まずは一歩踏み出してみましょう。そして自分の想いは、少しだけ大きな声で周りに伝えてみてください。
改めまして、インタビューにご協力くださった山村さん、ありがとうございました!
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生成AIサービス“GaiXer”の詳しい情報は⬇︎
https://www.gaixer.com/ja-jp/
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💡これまでのはたらくひと図鑑のインタビュー記事はこちら💡
【FIXER はたらくひと図鑑 】
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最後まで読んでいただきありがとうございました😊