メタバースYOKKAICHIを通して考える、街の未来
2022-10-31
azblob://2022/11/11/eyecatch/2022-10-31-niwamichi-yokkaichi-metaverse-000.jpg

こんにちは!三角チョコパイを今シーズンあと10回は食べたい、ひらのです!(※本日10/31時点で今シーズンまだ2回しか食べられていない)

突然ですが、皆さんは自分が住んでいる街の将来の姿を想像したことはありますか?

今回は、三重県四日市市が現在進行形で進めている中心市街地再開発プロジェクト『ニワミチよっかいち』と、その中でFIXERが手掛けた『メタバースYOKKAICHI』についてご紹介したいと思います。

『ニワミチよっかいち』とは?

現在三重県四日市市が取り組んでいる、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmのエリアを対象にした、“市街地再開発プロジェクト”を指します。

中央通りにある緑豊かな「ニワ」が歩行者で賑わい、その中で交流が創出される、ウォーカブルな「ミチ」にしていきたい!という思いからつけられた名称ですね。

そんな、『ニワミチよっかいち』実現に向けた第一歩目の取り組みとして、賑わい創出社会実験『はじまりのいち』が、つい先日行われました。

四日市市 はじまりのいち – 中央通り賑わい創出社会実験

はじまりのいち(開催期間:2022年9月22日~10月16日)

将来の四日市の姿を思い描きながら、地元の飲食店や雑貨店がブースを出店したり、eスポーツの大会・スケートボードのイベントが開催されたり、新しいモビリティ(自動運転バス)に試乗できたり・・・

賑わい創出が課題として挙げられている国道1号線~JR四日市駅のエリアにおいて、どのように賑わいを作り出していくのか、実際の取り組みを通じて検証していこうというイベント形式の取り組みです。

そして・・・

2019年6月から四日市市に開発拠点を置き、四日市市の皆様に日々お世話になっている我々FIXERも、勿論ブース出展いたしました!

FIXER出展ブース

出展に際しては、「クラウドは、FIXER」をキャッチコピーに掲げ、

・四日市市様と連携しながら日々運営している【四日市市LINE公式アカウント】

・企業や個人の方向けにDXをハンズオン方式で伝授している【高度IT人材育成講座】

など、四日市市に関わる取り組みのご紹介をさせていただきました。

出展初日の様子

さらに今回、このイベントにおいて重要な役割を果たした『メタバースYOKKAICHI』の開発にも関わらせていただいております!

『メタバースYOKKAICHI』とは?

近鉄四日市駅西側~JR四日市駅を結ぶ中央通り周辺の再編イメージを再現し、将来的の四日市の姿を視覚的に、そして立体的に感じることができるメタバース空間を指します。

四日市市中央通りが忠実に再現された『メタバースYOKKAICHI』上では、ユーザーは様々な体験をすることができます。

・ユーザー自身がアバターを操作して、自由に空間内を歩き回ることができる

・アバターを介して、空間内でユーザー同士が会話できる

メタバースYOKKAICHI 操作デモ動画 
(四日市市広報マーケティング課 YouTubeより)

はじまりのいちの開催期間中、この『メタバースYOKKAICHI』を実際に体験いただけるブースが四日市市役所前に設置され、大変多くの方に体験いただきました!本当にありがとうございます!!

メタバースYOKKAICHI体験ブース

親御さんと一緒にブースに来てくれたお子さんが夢中になって空間内を歩き回っていたり、メタバースに馴染みがなくどことなく消極的だった方からも、「中央通りがこんな風になるの?すごいね!楽しみ!」「メタバースかっこいい!!」という声をかけていただくなんてこともあり、大変嬉しかったです。

中にはメタバースYOKKAICHIの体験を目的にイベントにお越しいただいたという方もいらっしゃり(!?)、本再開発プロジェクトに対する市民の皆様の関心度の高さと、今後のメタバース事業の可能性を肌で感じました。

むすび

以上、

・三重県四日市市における取り組み『ニワミチよっかいち』

・市民参加型の実証実験『はじまりのいち』

・FIXERが開発・提供した、将来の中央通りを忠実に再現した『メタバースYOKKAICHI』

をご紹介させていただきました。

今回の取り組みを通して、自分の住む街が将来どのような姿になるのか、その中で自分自身がどんな暮らしをしていくのか、そんなことをイメージするひとつのきっかけになっていてほしいなと思います。