FIXER四日市事業所がある四日市のプチ歴史 〜パート②〜
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四日市の象徴、石油化学コンビナート。四日市市の発展の過程で大気汚染、工場排水による水質汚染等の公害問題も発生しましたが、現在は大きく改善され、観光スポットとして船上から見る工場夜景クルーズが 開催され全国から多くの観光客が乗船され、工場観賞愛好家から『聖地』と称されています。
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四日市港の歴史は古く幕末から明治初期にかけて伊勢湾内における最大の商業港として船舶の出入りや、旅客の往来、物資の集積地として栄えてきました。
四日市港の開港に尽力され近代港湾への基礎を築いたのは稲葉三右衛門です。自らの私財をなげうつなど強い信念で初志を貫徹、今から一世紀以上も前に港の発展に身も心も捧げました。
稲葉三右衛門は前回のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で2024年から1万円札の肖像になる渋沢栄一とも深い信仰がありました。
渋沢栄一は四日市の将来性を予見し、1884年に第一国立銀行の四日市支店を開設されています。第一国立銀行は、1873年(明治6年)に渋沢栄一により創設された日本最古の銀行(第一勧業銀行を経て、現在はみずほ銀行)
工場夜景ナイトクルーズ以外にも四日市港には、『末広橋梁』や『潮吹き防波堤』など貴重な建造物もあり、全国から写真家が集積しています。
ぜひ、四日市港を散策してください。
様々な歴史を感じる事ができるスポットです。
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