※こちらの記事は「FIXER Rookies Advent Calendar 2022」15日目の記事となります。
こんにちは、澤口です!
三重県に来て初めての12月ですが、話に聞いていた通り、雪があまり降らない!地元である岩手県では家から出れなくなるほど雪が降ることもあるので、雪がないっていいなと思いながらも、何か物足りなさを感じたりしてます!
FIXERに入社して半年以上が経ち、最近は越境ECに触れる機会がありました!
その時に個人的に感じた越境ECの難しいな~と思った点を3つ紹介したいと思います!
越境ECとは?
皆さんは越境ECという言葉を聞いたことがあるでしょうか。越境ECとはインターネットを使って、国内から海外に向けて商品を販売する電子商取引のことを指します。代表的な例で言うと、Amazonなどがありますね!
そんな越境ECですが、私が思う越境ECの最大のメリット、、、
それはやはり販売できる人が増えるという点です!
仮に日本でチョコレートをEC販売したと仮定したときに、日本国内の人が全員1個ずつ購入したとすると約1億個売れますが、世界に向けてEC販売して、全世界の人が1つずつ購入したとすると約80億個のチョコが売れることになります。世界で1~2%の方がチョコを購入するのと日本全国の方が購入してくれたことが変わらないって改めて考えると凄いですよね!
しかし、現実はそんなに甘くはありません。
ここからが本題である私が感じた越境ECの難しいところを紹介していきたいと思います!
1つ目!!
1つ目は、ECサイトで使う言葉の使い方です。
やはり越境ECを作るうえで、避けては通れない言語の壁が1つ目になります。
最近はGoogle翻訳やDeepLなどの存在もあり他言語の苦手意識が薄くなってきましたが、そのような便利なツールを駆使しても、現地の方からすると少し使い方に違和感があったりすることがあります。
特に日本語を翻訳するとなると難しいですね。例えば「くせになる味」という言葉を英訳するとします。日本人からすると使い慣れているのですぐに意味が入ってきますが、DeepLで翻訳すると「addictive flavor(中毒性のある味)」と翻訳され、とらえ方によってはあまり良いイメージを持たれないかも知れないですね。それだったら、少し言葉を変えてあげて「Once you try it, you can't stop!(一度食べたらやめられない!)」と変えてあげたらいいという場合もあります。
このように商品の説明のところで若干お客様と相違が生まれてしまい、本当に伝えたいことが伝わらないということが起きてしまいます。これを回避するために、翻訳したものがおかしくないか、現地でも違和感がないかをその言語を使いなれている方や、実際に住んでいる方に確認してもらう必要があります。
2つ目!!
2つ目は越境ECをする国のトレンドです。
日本で流行っているものがあるのと同じで、その国にも流行っているものがあるはずです。
例えば、日本では白や黒のシンプルな色の服が好まれているけど、販売する国では赤やオレンジなどの明るい色の服が人気があるというケースも珍しくないと思います。そのような場合に、白や黒のシンプルな色の服を販売しても、売れる可能性は低いですよね。
また、トレンドや流行なものって月日が経てば変わっていきますよね。なので、その時のトレンドのものを販売しても遅くない?という考える方も少なくないと思います。難しいことではありますが、次のトレンドになるものは何かを分析し、販売することも越境ECで成功する重要な要素になってきます。
このような理由からトレンドをしっかりと抑えて、その国で流行っているもの、流行りそうなものを適切に売ることが重要です。
3つ目!!
3つ目はブランディングです。
ブランディングと聞いて、皆さんは何を想像するでしょうか。
あまりぱっと来ないかも知れませんが、ルイ・ヴィトンなどのハイブランドを想像すると良いかもしれません。ハイブランドの商品は値段が高いのに、人気があり、ファンがたくさんいますよね。もちろん、デザインがいい、素材がいいというのもありますが、一番はブランドの力が大きいと思います。私を含め、日本人はブランドの歴史や成り立ち、どういう気持ちが込められているのかをあまり気にしない傾向が高いと思います。しかし、海外の方はブランドの歴史や成り立ち、どんな気持ちが込められているのかをよく見ています。
だからこそ、ブランディングを深く考え、お客様に信頼されることで、ファンを増やしていくことが大切になってきます。また、考えたブランディングから、サイト名やサイトカラーを決めることで、統一感のあるサイトも作り上げることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
難しいことばかり聞いてしまうと、国内で販売したほうが楽だと思ってしまいますが、文化や言語が違う方に商品を知ってもらい、購入していただくというのは夢がありますよね!
今回は私が思う越境ECの難しいところ3選ということで、3つ厳選して紹介させていただきました!