地震発生時の原子力発電所を転移学習を利用して被害推定した話
2023-04-07
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はじめに

 はじめまして!2023年入社の金子雅直と申します!

 入社して初めてのブログなので緊張しておりますが今まで何をしていたのか、大学時代に何の研究をしていたのかを分かりやすく、そして面白く!今回のブログで伝えられたらいいなと思っておりますので是非最後まで読んでくれると嬉しいです!
 

第1部 自己紹介

名前:金子 雅直(かねこ まさなお)(24歳)  あだ名:まさ、まっさん

専攻科目:原子力専攻→名前の通り原子力発電所に関することを6年間学んでおりました。

趣味:ゲーム→特に爽快感のあるRPGゲームが好きです!(キングダムハーツシリーズやテイルズシリーズ等)

  :ガンプラ製作→作るのが好きなのでよくかっこいい機体を見つけたらよく組み立てています。

   ただしあくまで作ることが好きなのでガンダム自体は詳しくないです、、、(笑)

特技:覚えが早いこと

 この特技はすべてのジャンルに共通するのですが、とにかく覚えるのが早いです!

 しかしその後応用力があるにはあるのですがほとんど皆無なのでこれから伸ばしていきたいと思います(笑)

学生時代力を入れてたこと

 大学時代ではとにかく地下アイドルの現場に行くことに命を懸けてました!

え、そこは研究じゃないのと思った人、ごもっともな疑問ありがとうございます。この後研究については詳しく説明させていただきますが、学士課程、修士課程共にAIを利用した推定を行っていたので、データが揃ってしまえばあとは解析が出るまでずっと待ち時間なんですよね、、本当なら待ち時間でプログラム言語の勉強などをするのが一番だと思うのですが、当時は勉強するという気持ちがあったかもしれませんが、2年次の時に友達とふと行った地下アイドルの美しさに圧倒されて4年次まで週2~3で現場に行ってました!

地下アイドルにはどのグループもライブ終わりにチェキ撮影があるんですよね。もちろんチェキを撮るじゃないですか?その結果、気づいたら400~500枚ほどになっていたのは自分でも驚きましたね。

 

大学院時代になってからはコロナウイルスが日本に攻撃をしてきてほとんど地下アイドルの現場に行くことはなくなり研究に真剣に取り組んでいました!

 タイトルにある転移学習を使い始めたのが修士課程からで、僕の研究室では歴代の先輩含めて転移学習を行った人がいなかったこともあり、ものすごく勉強した結果、MATLABの転移学習を使用して研究を行うことができました。タイトルにも書いてありますが、第2部で簡単にどのように転移学習を使用して研究したのかを説明させていただきますね。

入社理由

 まず6年間学んできた原子力ですが、正直原子力関係の仕事に就きたいと思わなかったんですよね。AIを使用してもっと研究したいと思い大学院に進学したので、大学院に進学したころにはAIを利用したプログラマーもしくはSEになりたいと考えてました。大学1年の12月ごろにSE限定の会社が集まるイベントがあり、それに参加したところAIを使用している、他とは違う業務を展開している、福利厚生が良いことから見つけた瞬間ここだと感じ、すぐ応募して4月には内定が決まっていましたね。これからは知識をたくさん蓄え貢献していきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします!

 

第2部 研究内容

 今回は大学院で行った研究について説明させていただきますね!

 研究内容を簡単に説明させていただくと、第1部で少しでできた転移学習というものを利用し原子力発電所の被害推定を行ってました!

 被害推定って具体的に何?と思った方が多数だと思うので詳しく説明させていただくと、地震動が発生した際に原子力発電所の中にある機器及び設備の故障具合を、

まったく壊れてない状態(健全)

少し壊れている場合(小破)

ひびが入り壊れそうな状態(中破)

完全に壊れた状態(大破)

の4つに分類し様々な地震動に対する被害推定を行いました。AIというのは膨大な数のデータを学習させるイメージがあると思いますが、転移学習ではもともと膨大な数のデータを学習しているので自分が用意するデータは少なくても良好な精度を出せることが特徴となっています。

 

なぜこの研究を選んだのか

 大学に入学したころからAIブームが世の中で巻き起こっており、気になってはいたんですが、3年の後期から配属する研究室の中に丁度AIを使用する研究室があったのでなんだかんだあり無事にその研究室に入ることができたため、原子力を専攻していたこともあり原子力とAIに関する研究を考えた結果、被害推定となりました。

最後どうなったん?

 被害推定の結果、最終的には94%ほどの精度をたたき出すことに成功し、無事に大学を卒業することができました!

 今回使用したMATLABの転移学習はノーコードで使用できるので被害推定以外にも、応用できるので機会があればこのブログにて使い方を説明したいと思っています。

 

さいごに 

 最後までお読みくださり本当にありがとうございました!

 文字ばかりになりましたが次回からは画像も挿入してもっといいブログを書けるようにさらに精進してまいります。

 次のブログですが、候補が2つあり、まず1つ目が、卒業研究で使用した転移学習を用いた推定及び分類の方法、2つ目がAIを使用したイラストツールStable Diffusionを使用して本物そっくりの女性を作成しようの2種類思いついているのでいつか載せられたらなと思います。

 ちなみにですが最後まで見てくださった人に感謝の気持ちとして僕がStable Diffusionを使用して作成した美女を1枚だけ載せますね。

2023-04-06-new-introduction-AI-001

 

 本物そっくりですよね。もし自分・私も作ってみたいっていう人がいたら次のブログまで楽しみに待っててください!