デザイン野郎がIT業界に来た理由
2023-04-07
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はじめまして、徳武 澪(とくたけ れい)と申します。

23年卒の新入社員です!

今回は初めてのブログなので、自己紹介と、得意分野であるデザインに関して語っていきたいと思います。

自己紹介

まず、タイトルを見て疑問に思った方もいるかと思います。「こいつデザイン専門なのか?」と。いやいや、そんなことなくて、出身は高専なのでしっかり工学系のことを学んでおりました。なぜ「デザイン野郎」なのか。僕の得意な技術を見ていただきたいと思います。

  • blender:3DCG映像制作
  • Adobe Premiere Pro:動画編集
  • Adobe photoshop:イラスト制作

あまりにデザイン系に特化した技術です。

僕は幼いころから絵を描くことが好きで、物心ついた時からずっと絵を描いてきました。ずっとデザインの世界に心惹かれている、そんな人間でした。高専に入ってから3DCG映像に興味を持ち始め、blenderを趣味でいじり始めたり、映像を作ったり、そうしてこういった技術が身についていったのです。

なんで高専に入ったのかよく聞かれますが、中学生の自分は「普通の高校よりクリエイティブなことできそう!」という安直な考えしか持っていなかったんです。

当時はそんなもんでしたが、今となっては、デザイン以外の工学的な技術にも触れられたことで世界が広がり、自分のやりたいことを明確に見つける手助けとなってくれたので、いい選択だったと思っています。

そんな僕だからこそ、純粋ITエンジニアのみなさんに伝えたいことがあります!!

エンジニアにこそデザインを!

「エンジニアだからデザインのことなんて関係ないよ。」と思う方もいると思います。

いや、エンジニアだからこそデザインが重要になってくるんです!!と、僕は思っています。

そもそも「デザイン」とは?

工学系専門の皆さんは、デザインを考える機会はあまりないと思います。「絵とか?ちょっと芸術より世界で、センスの世界?」というぐらいの認識だと思います。

実はデザインって「○○やすく」なんです!

例えば、ポスターは「情報が伝わりやすく、人目に付きやすく」ドアノブは「回しやすく、引きやすく」UIは「何のボタンか分かりやすく」つまりは、「機能性」=使いやすさなんです。

芸術は「アート」と「デザイン」に分岐した

昔、「芸術」とは貴族のためにあるものでした。自分の自画像を画家に描かせたり、庭に置く石像を作らせたり、綺麗な絨毯、豪華なお皿、奇抜な服など、すべては貴族への献上品だったんですね。芸術家が少なかったことも関係していると思います。

それが時代が進み世界が豊かになると、徐々に庶民にも手が届くようになり、「芸術」を楽しむ人が増え、芸術家も増えていき、机や椅子など身近なあれこれに「芸術」が取り入れられるようになりました。

そうやって僕らの日常に溶けこんでいった「芸術」が今の「デザイン」なのです。

一方で、日常に溶け込むことを拒み、そのもの自体の価値や美しさを求めていったものが今の「アート」になりました。

機能性を求める心

ここまで来てデザインのハードルが結構下がったのではないでしょうか。デザインって使いやすさ。エンジニアの仕事でも「○○やすく」って大事ですよね。

フロントエンドはもちろん、バックエンドも。プログラムコードは他人が見ても分かりやすいようにしないと、とかね...。

エンジニアにも、お客様にも、どんな人にも、使いやすさを求める心があります。それを解決するために「デザイン」は存在しているのです。

まとめ

僕は学校での工学的な知識に加えて、独学ですがデザインに関する知識もあります。これから仕事をするにあたって、両方の知識を使って様々なことに挑戦出来たらいいなと思っています!

あ、とても熱く語ってしまいましたが、所詮はただの高専卒のエンジニアなので気軽に話しかけてくれると嬉しいです。

同期の中にはblenderを始めたいけど始められないという人がいるみたいなので、今後はblenderについてのブログも書きたいなと思っています!

それでは、また