私とくらげ、そしてVR
2023-04-06
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初めに

初めまして、23年新卒で入社した大石です。 

くらげがかなり好きで、アイキャッチもくらげになりました。 

 まずは簡単な自己紹介をさせていただこうかと思います。

自己紹介 

名前:大石 萌佳(おおいし もえか) 

出身:香川県 

趣味 

散歩、ゲーム、漫画、読書、カフェ巡り、ハンドメイドetc… 

面白そうなものには手を出してしまう質なので趣味が増えたり減ったりします。 

こんな面白いのあるよ!とか、これおすすめだよ!とかあったら教えてください!

  

これまで 

高校は普通科でしたが、ゲームが作りたい、映像制作関連、AI関連に興味があったからというぼんやりした理由で四大に入り、一人暮らしの時間のなさとバイトとプログラム作成でのエラーと格闘した大学生活を送りました。 

研究テーマ 

大学での研究は力覚関係の研究に携わり、ソードアートのナーヴギアとか、アクセルワールドのニューロリンカーみたいな、フルダイブ型VRデバイスの完成が最終目標でした。 

しかし力覚なので、アプローチとしては脳波をとるのではなく、体を固定して四肢をすこし動かしただけだとか、身じろぎしたぐらいなのにVR上のアバターは腕を上げたり、振り向いたりするといったようなものデバイスの作成が大きな目標です。 

最初に設定していたテーマは新規性が全くなかったため、秋ほどにテーマを変更することになりました。その上0から始まった研究となり、触ったことも、名前も聞いたこともなかった「力覚提示デバイス(VR上にある物体に実際に触れることができるようになるデバイス)」なるものを扱うことになりました。
システムを作成する際にエラーがかなり出て挫折しかけたりもしましたが、まずデバイスを作成するにあたって必要なデータの1段階目を無事取得することが出来ました。その後のVRへの移行で時間が足りなったのがかなりの心残りです。

本題に入るため、話は少し戻るのですが

私は生き物がとても好きです。高校のころには生物部にも入るぐらいには好きです。

もふもふした生き物が嫌いな方はいないとは否定しませんが…かなり少ないとは思うので、殿堂入りとして一旦除外しまして。そのほかの生物の中でも特に海の生き物、水の生き物が好きで、水族館へと足を運びたくなることが多々あるぐらいに好きです。大好きです。爬虫類も好きだったりします。あの独特な目とか、鱗の質感や手触りなどが最高なんですよね。

生き物以外なら甘いもの、お酒、おいしいご飯など、食べることが好きです。四日市に来たのは初めてなので、飯屋とかカフェとかの開拓をゆっくりしていきたいと思ってます。

水生生物の中でも

海の生き物、水の生き物の中でも特にくらげが好きで、多分コーナーで一日過ごせるぐらいには好きです!

海流にゆっくり流されながら、ふよふよ漂うあの姿。こぽこぽと流れる水の音もあって、かなりの癒し。水族館だとライトアップされて白い筋がカラフルに色づけされてる場所もありますよね。

くらげといえば

くらげといえば、日本ではアイキャッチにもした傘部分に四葉のクローバーのような模様のあるミズクラゲ、他に環境によって色が変わるのでいろんな体色をしているカラージェリーフィッシュという種が水族館でもよく展示されてるので有名だと思います。特にミズクラゲは日本の海では秋ごろに大量発生するので海辺に打ちあがってたり、海から川に流れついたりと実際に見る機会がかなり多い種です。

くらげ、海月、水母。

くらげって言われても詳しく知らないな、ミズクラゲ以外に名前聞いたことないやっていう人も多いと思うので、軽くご紹介を。

刺胞動物に分類される動物で、これはミズクラゲの成長過程なのですが、受精卵→プラヌラ→ポリプ→ストロビラ→エフィラ→生体という感じに成長します。ストロビラからエフィラへと移行する際に分裂してクローンが生成され、各個体が成長していきます。

どのくらげも触手の中の刺胞という部分に、強いものから弱いものまでなにかしらの毒を持っているので素手で触るときは注意しましょう。

不老不死のくらげ

さて、そんなクラゲの中でも紹介したいのはベニクラゲ

刺胞動物の中のヒドロ虫という分類の中に分類されます。4-10mmほどしかないくらげで、傘の形がベル型で、透けて見える消化器官や触手の内側にある眼点が鮮やかな赤色なのが特徴。消化器官の色が黄色い種もいます。

そんなベニクラゲの一番の特徴は分化転換という特性です。

普通のクラゲは卵を作るとそのまま生命が消えるのですが、条件はいろいろあるものの、ベニクラゲはポリプに若返ることができる特徴というを持ち、そのことから不老不死のくらげと呼ばれてたりします。

この特性を持つクラゲは多分他にもいると思われるのですが、現在ちゃんと確認できている種はベニクラゲ含めて2種。かなり珍しいくらげです。

ほかにも

今回は紹介はしませんが、見た目は綺麗なアトランティックシーネットルを含むヤナギクラゲ属や、海ではなくため池などの淡水で生息しているマミズクラゲなど、面白い生態をしてる子もいっぱいいるので気になった方はぜひ調べてみてください。

最近では家で飼育できるようなセットもあるようで、今後お金をためて買いたいなと思うぐらいには惹かれてます。

あまりにも好きすぎて

そんなクラゲ好きの私ですが、あまりにも好きすぎて、VR上でくらげメインの水族館を作れないかと考えたことがあります。ミズクラゲやタコクラゲの展示水槽や、日本での常設展示が全くない推しのアトランティックシーネットルの展示、ユビアシクラゲやキタユウレイクラゲの大型くらげの展示水槽、実際に存在はするものの、映像データさえ少ないダイオウクラゲ、学名スティギオメデューサ・ギガンティアを見ることができる大きなくらげ水槽など作れないかなと考えたことはあります。

水槽のサイズがデカかったりだとか、維持費の問題だとか、実際に飼うにあたっての問題が多すぎたっていうのが一番の理由でした。まあ、3Dデータとモーションで挫折しましたが……諦めたくないので、とりあえず試行錯誤はするつもりです。

実現したら丸一日入りびたる自信はあります。

最後に 

大学からプログラムを始めたぴよぴよ初心者なので、同期のみんなや先輩方に追いつくことがまずは目標だと思っています。触ったことのない分野ばかりなので少し怖いなとも思いますが、それ以上にまだ見ぬ技術への好奇心が膨れ上がっていて、これから鷹になれるか、それともまた別の大きな鳥になるかはわかりませんが、この気持ちを大事にしながら頑張っていきたいと思います! 

では、また次のブログで会いましょう!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。