色んな視点から物事を考えてみよう
2023-04-13
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簡単な自己紹介

この度2023年より新卒で入社した大坪界斗と申します! 

大学院では「VRぬいぐるみ」という題目で研究を行っていました。 

UnityとVRを使って目の前にあるぬいぐるみの柔らかさを変えたり、表情を変えることでエンタメとしての幅を広げる取り組みをしてました。 

研究についてもお話しようと思ってるので、お待ちいただければと思います!

今回の記事では大学から大学院にかけて強く意識してきた「色んな視点から考える」ことについてお話していこうと思います。 

旅行をより楽しもう

さて、皆さんはよく旅行に行きますか? 

きれいな景色を見に行ったり、歴史的な建造物を鑑賞したり、街自体を体感したり、、、 

いろんな目的があって旅行に行くと思います。 

自分は昔からきれいな景色を見ることが好きで、よく旅行に連れて行ってもらいました。 

例えば、この景色を見てどう思うでしょうか。 

四国はしまなみ海道の様子を大島から撮影したものです。 

こういう景色を目の当たりにしたときに、ただ"綺麗"で済ませるのはもったいないなと思ってます。 

例えば 

  • どうやってコンクリートの塊をつなげて橋にしたんだろう 

  • ここの港はどうやって発展したんだろう 

  • 大小ある島はどうできたんだろう 

と色々思考を巡らせることができると思います。 

普段から色んな視点で物事を考えておくと、何かを知った時に「あの時のはこういうことだったのか」とつながる瞬間が多くなるのでオススメです。 

世界の水問題

皆さんは"世界の水問題"を聞いて「日本では蛇口をひねれば出てくるのに、どんな問題なんだろう」と思ったことはありませんか? 

例えば、サウジアラビアは乾燥しているイメージがありますよね。 

「昔から行われているように、地下水をくみ上げればいいのではないか。」自分もこう思っていました。 

実際、地下深くに水資源はあるものの供給はされておらず、このまま使い続ければそう遠くないうちに枯渇すると言われています。 

サウジアラビアでは水資源を得るため、海水を淡水に変える技術であったり空気中から水を生成する技術などが盛んに開発されています。 

サウジアラビアにとっては、間違いなく死活問題です。 

「日本には蛇口をひねれば綺麗なお水は出てくるし、水問題なんてないだろう」と思っている人が多くいると思います。自分もそのうちの一人でした。 

しかし、日本が輸入しているものをよく考えてみてください。 

日本ではトウモロコシやお肉など様々なものを輸入しています。 

それらの貿易品は、輸入する国の水を多く消費しているのもまた事実です。 

世界の水問題において、日本も"完全な他人事"ではないと言えるのではないでしょうか。

品目別貿易実績:農林水産省 (maff.go.jp) 

まとめ 

このように自分一人の視点ではなく、色んな視点を持つことで世界の解像度が上がると思ってます。 

色んな視点を考えるときに一番簡単なのは、聞いた情報の反対のことを考えてみることです。

「Aがhogeをした」と聞いた時には「Aがhogeしなかったら」「Aではなく、Cがhogeをしたら」というように考えてみると、いい練習になると思います。

そうすれば、ニュースや噂を耳にした時も冷静に考え、判断することができるようになります。

そしてぜひ、「今まで疑問に思ったことはあっても調べずに知らなかったこと」「勉強科目として嫌いだったもの」についても調べてみてください。 

 今ではYoutubeやニコニコ動画といった便利な動画配信サービスが数多くあります。 当然、中には嘘が混じっていますので、紹介されているからと言ってすべてを鵜吞みにするのは危険ですが。。。 

ここまで来て「技術ブログなのに今まで技術の話なかったじゃないか!」と思う方も多いと思いますが、この考え方は技術においても同じことが言えるのではないかと思います。(絶賛模索中...) 

様々な情報を"すぐ"に調べられるようになっている現在において、自分の中にある「知識の引き出し」を増やしてみるのはいかがでしょうか。