脳波からクラウドへ
2023-04-06
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はじめまして!

株式会社FIXERに新卒入社した曽我部龍輝と申します。

初投稿なので、軽い自己紹介と私が情報分野に飛び込んだ経緯を書いていこうと思います。

自己紹介

名前:曽我部 龍輝(そがべ りゅうき)

出身地:大阪府

 大阪とは言っても大阪のはずれなので都会とはかけ離れたところで育ちました。

最終学歴:高専本科卒

研究:脳波とプログラミング関係性の研究

趣味:野球

    小学生の時から初めて今年で16年目です。

   アニメ鑑賞

    中学生の時から深夜アニメにハマり、今でも最新のアニメを追っています。

自分にとって情報分野とは

 私の家庭は超アナログ家庭で古いパソコンがあるものの年賀状を書く以外では全く使わないといった家庭でした。そんな家庭で育った私は中学校まで趣味でパソコンを開けるということは全くありませんでした。そんな中学生が、高校生の代から情報分野を学びたいと思ったのかを書いていきます。

 まず、情報分野に興味を持ったきっかけは今も続いている趣味の一つであるアニメが深く関係しています。

 中学生の時、深夜アニメにハマった私はアニメを漁って見るようになりました。そんな中で出会ったアニメがソード・アート・オンライン(SAO)です。中学生の何も知識のない私は、SAOで出てくるナーブギア(バーチャル空間に入るための頭につける機械)は意外と簡単に作れるのではないか?と思い、当時通っていた個別指導塾の先生にこうすれば作れるのではないか?と力説しました。その話を聞いた先生に、この技術は情報分野であるということを教えてもらい、私は将来は絶対に情報系の学科で脳波を使ったインターフェイスの研究を行うと決めました。

つまり、アニメと中学生の時に出会った先生のおかげで私は情報分野に興味を持ったのです。

興味と研究

 脳情報に興味を持って入った高専本科だったのですが、本科で脳に関する授業はまったくありませんでした。

しかし、脳波計測装置を持っている研究室に入れたため、五年生で初めて脳波についての勉強し、脳波とプログラミングを掛け合わせた研究テーマにすることになりました。簡単に説明するとプログラミング教育を脳波を使って支援しようという内容です。

 研究をしていく中で脳波の難しさや課題がたくさん見えてきました。一番大きな課題は脳波は微弱な電気信号なため、少し体を動かすだけで他の電気信号にかき消されてしまうのです。その課題を解決しない限り、一般の人が頭に機械を付けて生活するという未来は先に感じます。

 そもそも脳情報を使って機械を操作するということにあまりメリットを感じない人が多くいらっしゃるかもしれませんが大きなメリットが存在します。

それは体を一切動かさなくても操作できるということです。

これが出来るようになると脊髄損傷などで一切体が動かせないようになったとしてもスムーズに意思の疎通ができるようになります。

ほかにも、この技術は機械を動かすだけではなく映像を直接頭に送り付けることもできます。2022年の研究では、全盲の患者さんの脳を直接刺激し、簡単な映像を見せることができています。今の技術では簡単な映像でしか実験が行われていませんが、この技術が進むことで視神経に障害を持ってしまった人でも外の風景などを見れるようになれる可能性があるということです。

また、この二つの技術を掛け合わせることで、仮想空間にアバターを作り全身不随の患者さんが走り回れるようになったりと、未来が広がる技術だと考えています。

 実用可能なレベルまで技術が成長すれば、SAOで描かれていることも現実になるかもしれません。

 もしこの技術が完成した暁には、FIXERで作った仮想空間に脳情報を使ったインターフェースで実際にそこにいるように走り回るようなこともしてみたいです。

今後の目標

 今までは脳情報に興味が集中していましたが、何かサービスを作りたいと思ったときにクラウドを使えないと始まらないと気付いたので、今後はクラウドの構築に関わっていきたいと思っています。

 最前線の技術に置いて行かれないように日々の努力を頑張ります。