はじめに
プロフィール欄にも書いておりますがとりあえず最初に自己紹介を
愛知県出身でトライデントコンピュータ専門学校からやってきました、淵江 椋太(ふちえ りょうた)と申します!
趣味はゲームです!RPG,レースゲーム,音楽ゲーム,FPSなどいろいろなジャンルをプレイします。 たまにガンプラなんかも作っています。
学生時代は主にチームでのアプリ開発をしていました。
今回は学生時代に開発したスマホアプリの一つである「スチールセンサー」について簡単に開発エピソードを書いていきたいと思います!
スチールセンサーはどんなスマホアプリ?
名前で何となく分かる人もいるかもしれませんがこのスマホアプリを一言でいうとスマホを金属探知機として使えるアプリです!androidスマホ用です!
開発経緯
チーム3名での開発なのでメンバーと何かアイデアはないかと話をしていましたが、なかなか意見がまとまらず「これだ!」というものが出ていませんでした。
そこでまずはスマートフォンにはどんな機能があるのかを調べてからそれらを使って何かに生かせないかを考えてみることにしました。
いろいろと調べていくうちに色んなスマホの機能を試せるスマホアプリ「phyphox」を発見しました。
このphyphoxはスマホに内蔵されているあらゆるセンサーを簡単に試せるアプリで、多くの機能の中に磁気に反応して数値が上下する機能があり、それを使って金属探知機を作ったら面白そうだと思い、さっそく開発してみることにしました。この時はあまり利用シーンを考えずにとにかく「つくってみる」事を優先して作業していました。
苦労した点
基本的には学校から支給されるスマホでテストをするのですが、私はandroidユーザーなので自分のスマホにもインストールしてテストしていました。
何度かテストをするうちに「端末によってセンサーの感度や反応箇所が違う!」ということに気づきました。
このアプリは金属に反応した際の数値の変化によってアラートを鳴らす仕様なので、端末によって同じ位置に磁石を置いても受け取る数値が変わってしまい上手くアラートが鳴らなかったり鳴ったりして大変でした。対策としてアラートを鳴らすしきい値を下げて小さい反応でもアラームを鳴らすようにしました。
すると別の問題が...
実際には開発作業は教室で行っています、周りにも他のチームがPCやスマホを使って開発しています。
はい、既に気づいた人もいるかもしれませんが、この環境だと周りの機械に反応してしまい常にアラートが鳴りっぱなしになってしまいました!
これではいけませんね、じゃあどうしたかというとひたすら少しずつ数値を変えていってテストしまくりました、これ意外と面倒くさいんです。少し数値を変えてスマホにインストールしてまた変えて...という風に時間がかかりました。今考えるとアプリ内で感度設定を出来るようにすれば楽にできたなぁと思う今日この頃です。これも経験ですね。
で、金属探知機だから外で使うものなのにそこまで周りの環境を考えなくてもいいのではないかと思う人もいるかもしれませんが直せる所は直した方が良いと思うので直しました。
いざ、実践
何度も書いていますがこれは金属探知機なので外で使うことがメインです。なので実際に外で試してみました。
学校から近くの公園に行き、センサーに反応する物(缶バッジ、針、ボルト等々...)を持っていき公園にある砂場に埋めてその上からスマホをかざしてみました。
はたから見れば完全に不審者ですが3人いるのでなんとかなりました。1人だったらきつかった...
話がそれましたが結果は良好。割と深く埋めても反応してくれたので大満足でした。針などの小さい物でもスマホを近づければ反応してくれました。
プレゼン資料用に動作している場面を動画に収め、我々3人は学校へと歩みを進めた。
その後
とりあえず上手く動作したので後はより見やすくなるようにレイアウトをいじってみたりして、調整をしていき完成しました。
実はタイマー機能も備えていまして、制限時間内に磁石を見つける遊び用に用意したのですが正直使うことはほとんどないと思います。
そして、最終的に学生スマートフォンアプリコンテストに応募し、なんと奨励賞を頂きました!
初めての受賞でしたのでとても嬉しかったのを今でも覚えています。良い思い出になりました。
噓だと思う方は私の名前で検索すると出てくると思います。そっちでは顔が公開されているので恥ずかしいですが。
まとめ
いかがでしたでしょうか、初めての執筆で上手く伝わらない部分もあると思いますが誰でも分かりやすいように極力専門用語を使わず簡単な言葉で書くことを意識してみました。
今後また投稿する事があればぜひ見てください。