【2023サマーインターンシップ記事】パッションで乗り切ったインターン!!!!
2023-09-20
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―――――はじめに―――――
株式会社FIXER採用担当の花田です。
FIXERではこの夏、全国から約70名の学生が参加する2週間のサマーインターンシップを開催しました。
全14チームに分かれ企画~成果発表を経験し、最終日にはチーム毎に取り組みの様子をブログに書いていただきました。
以下内容がインターン生によるチームブログになりますのでご覧ください。
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こんにちは! 里山マルチパッションズです。まずは簡単なメンバー紹介をしたいと思います! 

TeamMember

氏名:中村恭平 

出身地:長野県(大町と木曽のハーフで塩尻) 

趣味:サブカル(漫画とかゲームとかいっぱい!) 

氏名:松野康世 

出身地:山口県 

趣味:ダーツ、麻雀、お菓子づくり 

氏名:湯澤秀斗 

出身地:三重県 

趣味:ゲーム(switch)、ゲームセンター巡り 

氏名:山口拓也 

出身地:群馬県 

趣味:カフェ巡り 

氏名:坂﨑竹千代 

出身地:熊本県 

趣味:ギター、漫画、ソシャゲ 

今回のインターンは今世界中で注目を集めている、生成型AIサービスの最先端「GaiXer」に触れつつ、開発ができるということですごく楽しみにしていました。 

インターン当日、オフィスに入ると、海とレインボーブリッジとビルの景色が飛び込んできてやる気がみなぎってきました。 

チーム編成をしてチームのみんなが同じ志を持ち、ひとつのものを開発する経験はみんなほぼ初めてだったので不安と緊張が大きかったです。 

しかしチームで話し合い、作り上げるということは楽しく、とてもいい経験になりました。 

学校に革命を起こせ! 

3日間のインプットを終えて、いよいよ始まった開発1日目。この日は企画案づくりでした。 

まずは、それぞれが思う学校に対する「不」を洗い出し、そこからGaiXerにできることを抽出しました。ここで、気付いたのがGaiXerは思った以上にできることが多いことです。「授業スライドの作成」、「履修登録の手続き」、「就活相談」などなど……とGaiXerで解決できるたくさんの「不」を見つけることができました。 

ここまでは順調で調子に乗れていたのですが、汎用的なものを選ぶとなるとかなり悩みました。悩みに悩んだ結果出てきた案が、「就活完全サポート」でした。これは、「学生が抱えている就職に対する不安と就職支援センターが抱えている不満を同時に解決しちゃおう!」っていうものです。

主な機能としては、

  1. 「面接練習」
  2. 「ES&履歴書の添削」
  3. 「企業や内定事例の紹介」

の3つ。これらを実装することで、学生の就職率増加、就職支援センターの人員削減が見込めます。 

企画を実現しよう! 

開発2日目からは企画の実現に向け、さっそくGaiXerを用いてツールの実装を始めました。 

機能が多岐にわたるため、機能ごとに班員を振り分け作業を始めていきました。 

◎面接練習機能 

この機能ではGaiXerが面接官としてユーザー(学生)に質問をし、本番さながらに面接を行ってくれるというものです。 

この機能を実装するのはなかなか大変でした。まずは面接の主な質問や流れをGaiXerに学習させ、簡単に面接を行ってもらおうと思ったのですが想定とは違った挙動の連続でした。 

面接の質問から回答まですべてGaiXerが行ったり、会話してくれたと思ったら話が脱線したり……。「ちゃんとした面接」を行ってくれるプロンプトにたどり着くまでにかなりの時間がかかりました。 

本当はユーザーの回答に対して深掘りしたり、ユーモアあふれる面接官にしたりしたかったのですが、一般的な質問をするだけにとどめ、開発を終了しました。 

◎ES&履歴書添削機能 

この機能ではユーザーがGaiXerに自分が作成した文章を送れば、GaiXerが文章の添削を行い、修正した文章をユーザーに返してくれます。 

実装するために学習セットを使ったのですが、これが厄介でした。思ったように学習してくれず、希望の文章をなかなか返してくれませんでした。また、普段のプログラミングとは違いどこでエラーが出ているのかが見えず、原因を究明するのに長い時間を使ってしまいました。 

試行錯誤を繰り返し、学習できていなかったのはGaiXerにdocx形式でデータを渡す際に、表を使っていたのが問題だということに気づきました。これを解決するにはGaiXerのアップデートに期待するしかなかったため、表を使うのは諦めて平文のまま渡すことにしました。 

平文のまま渡すとGaiXerが正しく読み取ってくれて、文章の添削を行ってくれたため開発を終了しました。 

◎企業、内定事例紹介機能 

この機能ではユーザーが情報を入力するとお勧めの企業や、似たような境遇の先輩の内定事例を紹介してくれるというものです。 

この機能を実装するにあたり、どれくらい情報を入力するのか、またどのくらい情報を出力するのかの塩梅が難しかったです。情報を与えすぎるとGaiXerが無視する項目が出てきたり、正しい情報を出力してくれなかったりして実装が思ったよりも難しかったです。 

最終的に与える情報は企業紹介では自身の学部・できることを与え、内定事例の紹介では学部と希望する業種の情報を与えました。そうすればある程度想定した情報が返ってきたためここで開発を終了しました。 

全体を通して難航した部分はありましたが、概ねやりたいことはできました。 

いまこそ見せるとき……! 来たぜ成果発表! 

 実装が終わった後には、スライド作成に本格的に取り組みました。 

皆でスライドの構成を考えた後、各々の担当についてスライドと台本の作成を行いました。自分の場合は最初の方の業務紹介を担当し観客の引き込みの部分ということで、アイデアに苦戦しましたが、仲間の知恵を借りなんとか作成しました。 

スライドが終わったら台本に移り、各々担当したスライドの台本を作り、練習しました。 

午後に全体を通して練習しました。5分ギリギリだったのですが、スライドの構成はほとんどできたので、進捗具合は安定していたほうだと思われます。 

そして翌日–––– 

とうとう来ました発表日! 

今までの成果を見せつけるときです。 

午前中にスライドの最後の訂正にかかりました。 

レイアウトや文字のフォントサイズを修正し、スライドは完成したのですが、発表内容がコンセプトと少し乖離しているのに気づきました。コンセプトを少し修正することで抑えましたが、後にも書きますが、「ユーザー視点」を全員で持たないといけないことに気づきました。 

発表の仕方としては、担当した機能ごとにスライドと台本を各々で作り、発表に臨みました。結果としては、制限の5分を過ぎてしまいました。原因としては、当日に体調不良という不可抗力の事態が起きてしまい、メンバーの入れ替えが発生してしまって、担当ではない箇所を発表する形になってしまうことが起こりました。具体的な解決策として、発表前に各担当ごとに、「何をしゃべるのか?」、「なぜそれをしゃべるのか?」、「具体的な順序は?」といった、各々の考え、各スライドの意図を全員で共有することで発表が円滑になると考えました。 

いろいろ不備はありましたが、なんとか山場は越えることができたかと思われます。 

インターンを通して 

いかがでしたでしょうか。 

私はこのインターンを通して、「ユーザー視点を持つ」ということを強く意識できました。 

というのも実はこのサポートツール、名称がつけられていないので現状名無しちゃんになっているイシューが発生しています。 

他の班の発表を受けてこのイシューに気づいたのですが、せっかく作ったツールに名前がないのは不便ですし、何より愛着も湧かないですよね。 

これもユーザー視点に立って、ツールをビジネス視点で商品としてパッケージングするまで工程として行えたら回避できた事案だと思っているので、反省から成長するインターンということでいい学びになりました。 

チームメンバーのみんなから 

中村:ビジネスホテルの乾燥に完勝しました。無事完走できて感傷に浸っています。 

松野:最初はとても不安でした。人見知りでコミュ力もない田舎人が上手くやっていけるのか。ですが、チームのメンバーはみな個性溢れて面白い人ばかりで話しやすくて安心しました。プレゼン当日、体調を崩してしまいインターンを完走できなかったことと最後までsafn゜のプリンを食べることができなかったことが唯一の心残りです。 

湯澤:自分はコミュニケーション能力が低く、質問したり聞いたりすることが苦手で、うまくやっていけるか不安でした。ですが、メンバーはとげのない言葉でまず意見の肯定から入ることを心がけていて、そのおかげで聞きやすい雰囲気が作れていました。楽しくチーム開発することができ、充実した時間を過ごさせていただきました。 

山口:途中、体調を崩してしまい、作業に参加する時間が減ってしまったことがとても悔しかったです。ですが、チームの皆がフォローしてくれて、楽しく開発ができました。とてもいい経験をさせていただきました。 

坂﨑:初めての東京、初めてのインターンということでものすごく緊張しましたし、ビジネスホテルの洗濯機に500円を吸われるというハプニングもありましたが最後まで楽しく活動できました! 

せっかくなので最後に、GaiXerに自分自身の名づけをしてもらうことにします。 

……「就キューブ」ということで、まったくAIは最高だぜ! といった感じの名前になりました。 

皆さんも就活や転職に困ったら「就キューブ」に相談してみてはいかがでしょうか? 

親身になって相談や面接練習に乗ってくれるおかげで、きっとあなたも理想の職に就けることでしょう。 

それでは、さようなら。