こんにちは!口分田です。
私は普段、エンジニアとして業務を行う傍ら、DevRel業務も行っています。その一環として「CMC_Meetup」という「コミュニティマーケティングの可能性について、情報を発信、共有、流通していくコミュニティ」のイベントに参加してきましたのでご紹介します。そのイベントがタイトルにある【#CMC_Meetup Vol.29〜貸切屋形船でコミュニティマーケティングを語る夜〜】です!
なんとこちらのイベント貸切屋形船に乗って、お食事を楽しみつつ綺麗な夜景を見ながら楽しめるイベントでした。ひじょーーーーっに豪華なイベントとなっております。それではイベントで語られたことをご紹介します!
コミュニティで人生が変わった
そのコミュニティがいかに多くの人々の人生を変えることができるかが、そのコミュニティの結びつきの強さを示すバロメーターとなるとのことです。人が互いに助け合い、成長しあえる環境を提供するコミュニティは、さらなる信頼と認知をコミュニティにもたらします。
強いつながりを持つコミュニティは、プロダクトの普及を促進する力を持っています。共有される価値観、目標、情熱は、コミュニティメンバーを結束させ、プロダクトの価値を理解し、広めることに貢献します。良いプロダクト作りにおいては、単に機能的に優れた製品を提供するだけでなく、プロダクトに関わる人々のコミュニティを形成し、育てることが重要なのです。
コミュニティ参加者が単なるサービス利用者で終わるのではなく、プロダクトのファン、そして最終的には熱心なファンになることが、プロダクトの価値を高める鍵となります。ファンの声は新たな顧客を呼び、その説得力は広告やプロモーションを超える影響力を持つことがあります。プロダクトを愛し、その価値を他者に伝える人々の存在は、ブランドの信頼性を高め、より広範囲に影響を及ぼします。
このようなコミュニティの価値を理解し、その発展に尽力することは、プロダクトの成功に直結します。コミュニティを通じた経験交流、感情の共有、そして相互支援は、プロダクトの価値を高めるだけでなく、それを使う人々の生活を豊かにすることにも繋がります。学びと成長の場としてのコミュニティは、人々が集い、繋がり、そして共に進化していくプロセスの中心に位置しているのです。
文化を制度にする
コミュニティというのは、単に人々が集まる場所以上の意義を持ちます。コミュニティに参加することで互いに影響を与え合い、新たな考えや行動を促す力があります。会社の制度の中で、コミュニティ参加で評価が上がるというのは、革新的なアプローチだと感じました!従来の成果主義の枠組みを超え、社員の成長やさらなる会社の活性化につながるからです。
しかし、これには課題があります。まず、コミュニティ参加を評価に組み込むには、その活動が会社にとってどのような価値を持つかを明確にする必要があります。また、コミュニティ参加の形が色々あるため、その評価基準をどのように設定し、公平性を持たせるかが難しい点です。
しかし、これらの課題を乗り越えることができれば、コミュニティは文化としての存在に留まらず、組織にとって不可欠ものとなるでしょう。コミュニティで育まれるアイディアやエネルギーは、会社のビジョンやミッションを実現するための新しいアプローチとして機能るはずです。だからこそ、コミュニティを制度に組み込むという考え方は、非常に斬新であり、組織にとって大きな価値をもたらす可能性を秘めていると思いました!
whyを考える
何かを始めるときに動機や目的が明確でない場合が多々あります。何かを始める際に、「how」、つまり方法論から入るのではなく、「why」、つまりその深い理由から考えることが重要です。why, what, howの順で考えるのが良いとのことです!コミュニティを例にすると、なぜそのコミュニティが必要なのか、それが存在することでどのような価値が生まれるのか、その後にどうやってを考えることで、より明確なビジョンが形作られます。
またwhyから考えることで顧客理解にもつながるそうです。顧客のニーズや関心事を深く掘り下げることにより、製品やサービスの改善点が見えてくる可能性があります。また、whyから始まるプロセスは社内改革にも繋がり得ます。コミュニティを通じて社員が顧客の声に直接耳を傾けることで、顧客中心の思考が社内に根付き、従業員のモチベーションや組織のイノベーションに寄与するのです。
最終的に大切なのは、「これをやると儲かる」という短期的な視点ではなく、長期的なビジョンや価値観に基づいて物事に取り組むことです。順番を間違えることなく、本来の目的に立ち返ることが成功への鍵です。最終的には「なにをやりたいのか」という根本的な目標に集中することが、重要な考え方という点が勉強になりました!意外とできていない部分であるのを実感しましたね。
まだまだこんなものでは無かったですが、ここまでにします。
自分の文才の無さでイベントの激アツ感が伝わらないのがもどかしい...!本当にすべてが学びになる激アツで素晴らしいコミュニティですのでこのブログをお読みいた皆様もぜひぜひ!