こんにちは、広報のしおざわです。
お盆休みが終わり、気合を入れている方や、ちょっとガッカリしている方もいらっしゃるでしょうか。
しおざわは特にお休みを取らなかったのですが、その分9月の2週連続3連休を楽しみにしています。
今のうちに休日の予定を立てておこうと思います( • ̀ω•́ )✧
今回は...
先日プレスリリースでも発出した、
「Microsoft Top Partner Engineer Award」受賞者の皆さんに特別インタビュー!
内容てんこ盛りのため、記事を2本に分けていますので、ぜひどちらも読んでいただけると嬉しいです🙌
本記事に登場する、インタビューさせていただいた方々
FIXERからは8名のエンジニアの方々が、
その活動と実績を評価され Top Engineer に見事選出されました👏
▽▼ここで読者の方向けにMicrosoft Top Partner Engineer Awardについてご紹介!▼▽
【Microsoft Top Partner Engineer Awardとは?】 |
Microsoftパートナー企業の中でAI、Azure、Modern Work、Business Applications、Securityの5つのカテゴリにおいて、幅広くビジネスに貢献し、先進的な技術の導入やマイクロソフトテクノロジーの普及に尽力したエンジニアを表彰する制度。 更に詳しい情報は、公式サイトをご覧ください! →https://www.microsoft.com/ja-jp/partner/jp-tpeaward2024?activetab=pivot… |
公式サイトを見る限り、各カテゴリで20~50名程度しか選出されないようなので、
”8名選出” がいかにすごいか、実感していただけると思います...!
本記事では、まず<AI><Azure>カテゴリで受賞された4人!
高桑さん・石井さん・福井さん・村上さんへのインタビューを掲載しています🎉
また、皆さん勤務地がばらばらだったので、
今回はしおざわの先輩である福川さんにもインタビュアーを務めていただきました!
ありがとうございました🙏
高桑さん ~プロンプトエンジニアの定義~
福川:簡単な自己紹介をお願いします!
高桑:高桑 宗一郎と申します。入社したのは2023年の10月です。
所属はCX(Customer Experience)領域です。
仕事としては、顧客対応の中にプロンプトエンジニアという技術チームがあるので
そこのマネジメントと、プロンプトエンジニアリング。
他にも開発の案件で重要度の高いものには、大体参加しています。
福川:ありがとうございます。では改めて、受賞おめでとうございます!
高桑:そうか、そのインタビューでしたね!笑
ありがとうございます!
福川:受賞カテゴリと評価ポイントを教えて下さい。
高桑:カテゴリは<AI>ですね。
応募したものが全部評価されたのであれば、やってきたこと全部書いたので、
まぁ間違ってなかったのかなと思います。
具体的には、
・定義されていない職種『プロンプトエンジニア』を0から言葉にして、
チームを作り、採用にも取り組み、イベント登壇など広報活動をしたこと。
・プロンプトの中身についても教科書をまとめ社内に伝播させ、
それを活用した実績が沢山出来たこと。
そういった“普及させたこと“が大きかったと思います。
あとはデジタル庁のようなトップ案件も、
プロンプトエンジニアの観点から開発のUI/UX設計をしていました。
なので、それらが両輪で評価された、という感じだと思います。
福川:なるほど。次に応募のきっかけを教えて下さい。
高桑:社内から推薦していただきました。
今回一緒に受賞している荒井さんからお声がけいただき、
一緒に応募シートを書いて提出したら通りました。
福川:受賞の感想は、いかがでしょう?
高桑:シンプルに嬉しいです! 家族LINEでも報告しました笑
会社の外の方からの評価もそうですし、ブランドもあるパートナーさんなので、
こういったわかりやすい形でいただけてよかったなと思います。
一番特別な思いとしては、
プロンプトエンジニアという確立していない職種において評価をいただいたので、
世界的にわかりやすい事例になったのかなと思います。
地に足ついた感を実績として得ることが出来たのは大きいです。
福川:社内でも声掛けとかあったんですか?
高桑:ありましたね!
お金を貰えるので…
「焼き肉どこ行きますか」的な、僕が払う前提の質問が多かったです笑
1円も惜しみなく、自分で使います!!
それを見て、みんなにも士気を高めてもらえたらなと思います笑
福川:笑
今後、業務にどう活かしていきたいか教えて下さい!
高桑:自分が体系立てたプロンプトの価値であったり、
生成AIのビジネスや、プロンプトエンジニアのスキルセットが
世界的に通用することがだんだん解ってきました。
その手応えを信用して次のフェーズに移っていきたいです。
「この価値提供で良いのかな?」というところから
インパクトを出していくという方向に舵を切れるので、
スケールの大きいことにチャレンジできるというステップアップを感じます。
福川:来年はプロンプトエンジニアチームからTop Engineerを目指す方がいますかね…?!
高桑:いると思います!
誰かがTop Engineerに選定された暁には、焼き肉ごちそうしてもらおうかな!
高桑&福川:(爆笑)
高桑:自身がTop Engineerになれることを証明できたので、きっとみんなも狙ってると思います。
やはり職種上、不安だったと思うので。
僕自身も来年またチャレンジしたいですね。
福川:ありがとうございます!
最後に今後への意気込みや、メッセージをおねがいします!
高桑:生成AIサービスについては会社も積極的に取り組んでいますし、
わかりやすい実績と面白いインパクトを世界に出したいです。
これからも“世界一“という基準は下げたくないですし、
きっと『プロンプトエンジニア』の定義は変わっていきます。
トップランナーとして、次の定義付けにも取り組んでいきたいと思います。
~~~余談~~~
高桑:社内で僕のこと好きって言ってくれる人が多くて、めちゃくちゃ嬉しいです!
僕が何をやっているかをみんなが知ってくれているので、
仕事もスムーズになっている気がします。
福川:広報チームもイベント登壇など、本当に助かっています!
高桑:ほんと、喋るのが好きなんです笑
人前で話す活動は今後もやりたいです。
でも、次のプロンプトエンジニアの人にも徐々にお願いしたいなとも思っています。
きっと、人前で話すことを目指したいと思ってくれているので!
そういった役割は独占せず、ちゃんと発散していけたらなと思います。
石井さん ~GaiXerの進化を支えるインフラ~
塩澤:自己紹介をお願いします!
石井:石井 汰樹と申します。2020年4月に新卒で入社しました。
現在は運用領域に所属し、電子カルテのお仕事をしています。
塩澤:受賞したカテゴリと評価理由みたいなところ、教えて下さい!
石井:カテゴリは<AI>です。
GaiXerのインフラのリーダーを務めていて、設計から実装、その運用など、
いろいろ担当しているので、その指揮を執ったことが評価されたのかなと思います。
塩澤:ブログ執筆や認定資格取得など、加点要素もあると聞きました。
その点、いかがでしょうか?
石井:ブログは2~3本書いていたと思います。
資格についてはAZ-204と500…それと700かな?
ネットワークのところなど、何個か持っています。
塩澤:その資格って結構難しいんですか?
石井:上級のExpert、中級のAssociate、初級のFundamental。
認定資格にはこの3つのレベルがあるんですけど、
僕が取得しているのは中級レベルのもの、Associateの3つですね。
塩澤:なるほど~!
続きまして、エントリーのきっかけを教えてください!
石井:当時の自動化チームの上司など、社内の方から推薦をいただきました。
お話を聞いて、「じゃあやります!」という感じです。
塩澤:では…受賞した感想をズバリ!
石井:「嬉しい」というのが一番です!
GaiXerのインフラでは苦労した部分も多かったので、
そこが評価されたのが、一番嬉しいところですかね。
塩澤:社内で簡易表彰式がありましたが、その後同僚からの声掛けなどありましたか?
石井:近しい席の人や一緒に働いている子達には
おめでとうございます、と言っていただきました笑
塩澤:今後、お祝いの飲み会とかあるかもですね笑
では、今後の業務にどのように活かしていきたいか、教えて下さい!
石井:AIの分野とは若干ずれるかもしれないですが…
GaiXerのインフラで経験してきたこと、という目線から。
最初のインフラ構成からガラッと変わったり、新機能追加の際にテストがあったり。
臨機応変な対応が求められることもあったので、
変更しやすいアーキテクチャというものを考えていました。
得た経験を今後のプロジェクトにも活かして、
素早く提供していくことができれば、と思います。
塩澤:ありがとうございます!最後に今後への意気込みなど、お願いします。
石井:今は電カルのインフラを主に担当しています。
先ほど言ったことを意識しながら、インフラ部分をきれいに作れて行けたらと思います。
頑張ります! 💪
~~~余談~~~
塩澤:同じ<AI>カテゴリで、高桑さんが選出されましたよね。
お話しをすることはあるんですか?
石井:実はあまりお話したことがないんです。
GaiXerのインフラといっても、AIだけでなくアプリ全般に関わっていました。
なので、僕が<AI>カテゴリで受賞できたのは、
GaiXerというプロジェクトの大きさを評価された面もあるのかな、と。
高桑さんはAIのコンサル的な面で受賞をされていると思うので、
本当にスゴいなぁと思います。
塩澤:お二人が邂逅するときが楽しみです!
福井さん ~自分の仕事が評価される絶好のチャンス!~
福川:簡単な自己紹介をお願いします!
福井:福井 雅斗と申します。23年6月、中途で入社しました。
現在は運用領域で、主な業務はGaiXer、その他にHOXの運用などをしています。
福川:受賞したカテゴリを教えて下さい!
福井:<Azure>のカテゴリで受賞しました。
インフラ周りの業務やTerraformでの自動化、
Azureリソースを活用したサービスの提供…などを提出したら通りました。
「これで大丈夫なのかな?」という不安もありましたが、
普段の業務を評価いただけたような形です。
福川:応募のきっかけは?
福井:社内で「チャレンジしよう!」というアナウンスと、直接のお声がけがありました。
そういうのもあるんだな~と最初は思っていたんですが…
応募フォームが意外と簡易的だったので、
「出すだけ出してみるか!」という気持ちになりました。
あとは…
例えば資格を取る、というのはわかりやすい指標ですが、
普段の業務って数値化しての評価が難しいこともありますよね。
なので、もし普段の業務を評価いただけて受賞ができれば、
自分の実力を示す一つの指標になるかなとも思い、応募してみたという感じです。
福川:ぜひ感想を教えて下さい!
福井:受賞したことで何かが激変した、ということはありませんが、
自分がやってきたことが評価されて良かったなと思っています。
また、今年は運用領域だと10人ほど新卒が配属されました。
自分も先輩という立ち位置になったので、
受賞した姿をみせることで…メンツは保てるというか笑
説得力が伴ってきたかなという意識がありますね。
福川:今後どのように業務に活かしていきたいですか?
福井:受賞できたことは本当にありがたいです。
ですが、獲って終わり、というわけではなくて。
説得力が増すということは、それなりに責任も伴ってきます。
それに見合う働きをしていこうと思っています。
自分の持っている知識や経験を、先輩後輩問わず社内に展開し、
会社としても成長に繋げていければと思います。
福川:ありがとうございます!
最後の質問です。今後への意気込み・メッセージなどあればどうぞ!
福井:今後も引き続き、今の業務を責任持って仕事しようと思っています。
主にインフラ周りの運用になるんですけど、
普段やっていなかった新しい分野の幅を少しずつ広げてみるとか、
自分のステップアップに繋げられたら。
視野を広げて、取り組んでいきたいです。
~~~余談~~~
福井:このインタビューは誰向けのものになるんですか?
塩澤:新卒中途問わず、採用選考中の方にお見せする他に、
FIXERの実績をアピールする面も今回はありますね。
福井:なるほど。であれば、伝えたいこととしては…
自分がやってきたことを文章化してアピールする機会って、
少なからず必要になる場面があると思います。
今後、また同じような機会があれば、
「自分はまだ経験が浅いな」と思っている1~2年目の方も
ぜひ積極的に参加してみるのが良いかなと思っています!
塩澤:前職でも、こういったことには取り組まれていたんですか?
福井:そういう機会はあまりなかったですね。
アワード等もあったのかもしれませんが、資格の取得に取り組んでいました。
FIXERに来てから、こんなに積極的なんだ~と思いました。
チャレンジ自体は気軽にできるので、みなさんにもぜひ興味を持ってほしいです。
村上さん ~Azureコミュニティを日本に!~
塩澤:自己紹介お願いします!
村上:村上 滉樹っていいます。
今はエンタープライズ部門に所属していて、
AzureとAWSインフラの設計と構築周りを担当しています。
塩澤:受賞カテゴリと評価ポイント、教えて下さい!
村上:<Azure>のカテゴリで受賞しました。
今回審査員からのFBはなかったので、主観にはなるんですが…
大規模案件の新規立ち上げや、
大手自動車メーカーさんのシステムの一部を設計・構築したこと。
あと、個人で活動しているブログ投稿の3つが主に評価されたのかなと思います。
塩澤:資格とかも取得されてるんでしたっけ?
村上:AZ-104と305。
主にクラウドインフラの設計についてや、
管理者を対象とした資格をこの3月に取得しました。
資格は自分の力試し的な位置づけで考えています。
勉強すれば取得自体は可能なものなので。
「実務で得た経験が活かせているのかを評価してほしいな~」
という思いがあり、あまり認定試験を受けていなかったんです。
ある程度経験積んでから、という考えでした。
塩澤:応募したきっかけは何だったんでしょう?
村上:Microsoftに今の自分を評価してほしいと思ったのがきっかけですね。
塩澤:感想をどうぞ!
村上:実は、落選するんじゃないかと思っていました。
業務が忙しくて、応募締切当日にフォームが白紙状態で…
自分のやってきたことに自信はあったんですけど、
文章化の際に、少ししっちゃかめっちゃかになってしまったんです。
でも、無事表彰いただけたので嬉しいです!
塩澤:今後どのように活かしていきたいですか?
村上:将来的にAzureのコミュニティを作りたいと思っています。
社内外問わず/国内エンジニア/初心者さんも参加可能、という感じ。
業務というより課外活動的なものにはなりますが、
自身の肩書として、発信するのに役立つかなと思います。
塩澤:今後への意気込み・メッセージなどをお願いします!
村上:Microsoft Azureは今後も取り組んでいきたいですね。
それと、色々な人たちと関わりたいので、コミュニティを作るということ。
実は将来的に書籍を執筆したいと思っています。
AzureやMicrosoftって、他のクラウドサービスと比較すると書籍が少ないんです。
だんだんと世界的なシェア率も向上している中、
初心者には入りづらいような状態かなと感じています。
そこを改善するべく、貢献できたらいいな!と思います。
~~~余談~~~
塩澤:どうしてコミュニテイを作りたいと思ったんですか?
村上:昨年、他社さんの勉強会などに沢山参加させていただきました。
そこで色々な方と繋がりを持てたこと、
経験がないAzureの分野/領域に関する知見を得られたことが
自身の成長へのモチベーションになりました。
日本だと、Azureに関してのコミュニティというのは
日本マイクロソフト公式が運営するグループくらいしかありません。
なので「FIXERから発信していっても良いんじゃないか?」
「コミュニティ作りたいな!」と思うに至りました。
しおざわ編集後記
以上、<AI><Azure>カテゴリで受賞した皆さんのインタビューでした!👏
今回は人数が多いこともあり、普段より質問数を限定し、インタビュー時間も短めだったのですが、
皆さん本当に魅力的なお話をしてくださったので、どうやって纏めようかかなり迷いました...!
<Modern Work><Business Application>編はこちらからご覧いただけます!
こちらも魅力的なエピソードをぎゅっと詰めましたので、
ぜひ楽しみながら読んでいただけると嬉しいです🙌
◆◇はたらくひと図鑑 #1 ~ #24 はこちらから◇◆
◇◆一緒にはたらく仲間を大募集中!採用情報はこちらから◆◇