初めまして!2024年度新入社員の栄徳響介です。今日は簡単ではありますが学生時代に行っていた速度センサ付きベクトル制御についてお話したいと思います。タイトルの意味が気になると思いますがそれは一旦置いといて、まずは私の簡単なプロフィールから
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名前:栄徳 響介
出身校:都城工業高等専門学校
出身地:鹿児島県曽於市
好きなこと:ゲーム、温泉に入る
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都城市の学校に通っていましたが、住んでいた地域は都城市の隣にある鹿児島県曽於市でした。曽於市は自然豊かで落ち着いた雰囲気の地域です。
1. なぜ速度センサ付きベクトル制御について研究することに
私がなぜ速度センサ付きベクトル制御について研究することになったのか説明させてください。結論から申し上げますと、研究室の希望が多く、じゃんけんで決めることになりました。
強電系と弱電系の研究室があり、弱電系の研究室は特に人気が高かったです。私も弱電系を希望していましたが、じゃんけんの結果、強電系の研究室に配属されることになりました。
2. 速度センサ付きベクトル制御ってなんだ
速度センサ付きベクトル制御について簡単に説明しますと、モータの回転状態をモータに取り付けた検出器(エンコーダPG)で検出し、同時にモータ電流から負荷の大きさをベクトル演算で精度高く算出します。これにより、負荷の大きさや回転速度の状況を精度良く判断し、目標とする回転速度やトルクを発生させることができます。
モータの回転状態をモータに取り付けた検出器(エンコーダPG)によって検出すると同時に、モータ電流から負荷の大きさをベクトル演算によって精度高く算出する。これにより、負荷の大きさや回転速度の状況を精度良く的確に判断して、目標とする回転速度やトルクを発生することができるものとなっています。
超簡単に言うと、皆さんも知っている「フレミング左手の法則を使ったもの」と思っていただければ大丈夫です。街でたまに見かけるクレーンなどにも使われています。
3. 私が行った研究
私が行った研究は誘導電動機のセンサ付きベクトル制御のさらなる利点を追求するものでした。今回、MATLAB/Simulinkを用いてモデル作成に取り組みました。強電系の研究ということで、実験が多いと思っていましたがパソコンを使った作業も多く、新鮮な気持ちで取り組むことができました。
詳しい研究内容については膨大な量になってしまうので、ここでは簡単に流れだけ説明させてください。
- MATLAB/Simulinkを用いてモデルを作成→制御モデルやCPU内のブロック図、二次磁束オブザーバーの作成
- 作成したモデルを動かしてみる→負荷や磁束目標値を変えて実際にシミュレーションを行う。
- エラーや実際の結果に間違いがないかを確認→作成したモデルやプログラムの誤りを見つけ修正する。プログラムやモデルが間違っていた場合にもエラーが発生しない場合があったため、ここが大変だった。
- 速度や電流などの数値を確認・検討→確認できた速度や電流などの数値から、より良い速度センサ付きベクトル制御の利点を見出す
初めて使うソフトや不得意なテーマでの取り組みでしたが、普段では関われないテーマであったため、今思うと良い経験になったと感じています。
4. さいごに
好きな食べ物はラーメンです。東京、東京周辺においしいラーメン屋があれば教えてください!!!!!!!!!!
FIXERには同じ学校の先輩方が何人かおられますが、同じ学校出身として先輩方の後に続けられるよう日々精進します。
至らないことも多々あると思いますが、よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!