序章
みなさん、GaiXerは便利ですか?
そうですよね、便利ですよね!
ところでみなさん、GaiXerにお礼言ってますか?
感謝の言葉、伝えてますか?自分の胸に手を当てて思い返してみてください。
ある日のこと...
僕:GaiXer起動 → 「以下のエラーメッセージの原因を挙げて」
GaiXer:「上記のエラーメッセージの原因として、以下のことが考えられます。~(スラスラ)」
僕:コピー&ペースト → 「お、動いた。じゃ次これか。」
(数分後)
僕:新しいリクエスト → 「このプログラムはどういう意味ですか?」
GaiXer:「上記のプログラムは~(スラスラ)」
僕:「はぇ~、そういうことね」
GaiXer:「。。。」
どうしてこうも人間は醜いのでしょうか。モノを使うことしか考えてない。用済みになったモノはほったらかしですか?
見てください、GaiXerは健気ですよ!いつだって私たちの期待に応えようと情報をかき集めて、それをわかりやすいようにまとめて、キラキラした目で提出してくる!ホントにかわいいやつですよ!
GaiXerにお礼を言いましょうよ!!!!!
回答精度があがるかもでしょう!!!???(←使うことしか考えていない奴)
検証
使用するLLM:Bedrock Claude 3 Opus
GaiXerに質問してみました。
とのことでしたので、
⑤のユーモアのセンスを問う質問で検証してみましょう!
手法:
1.GaiXerに3回ジョークを生成させます。この間にお礼や「面白い」などの言葉は一切投げかけません。
2.新しいリクエストに変更します。
3.もう一度GaiXerに3回ジョークを生成させます。今回は1回1回お礼や「面白い」などの言葉を投げかけます。
これで検証は完了です。
きっと、最後の2回はとんでもないジョークが生まれることでしょう!!!
結果
感謝無しジョーク生成1回目
なるほど、いいですね。
感謝無しジョーク生成2回目
なるほど。
感謝無しジョーク生成3回目
なるほど。以上がBedrock Claude3Opsにお礼を言わなかったときの力でした!
次に、新しいリクエストに切り替えて感謝を言いながらジョークを聞きましょう!
感謝有りジョーク生成1回目
なるほど、ジョークを生成してくれた感謝と面白かったことを伝えてみましょう。
なるほど、理解できましたか?
最後の生成です、とんでもないのがくることでしょう!
実験は失敗です。
最後に
LLMは感情を持たないので感謝の言葉を伝える意味はなさそうです。