スズキのWAKUWAKUスイッチ in 東京モーターショー
2019-10-29
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はじめに

10/24から開催されている東京モーターショーのスズキブースのレポートです。
この記事では私が特に気になったHANAREと浜松自動運転やらまいかプロジェクトについて紹介します。

HANARE

こちらのHANAREは“プライベートな空間とオープンな空間をSWITCH”するモビリティです。
説明によると、人工知能などにより超効率的化された未来でも、「人のつながり」や「人のこだわり」といった人間らしい価値観を大切にしたモバイルルーム型の自動運転モビリティだそうです。
車は以下のように乗車することができます。

また、各駆動輪の内部に配置されたインホールモーターにより前後左右の自在な移動を実現&前後のライトを液晶化することにより、車の前後という概念を消滅させました。
これにより、駐車場や狭い場所を自由自在に移動することが可能です。

また、自転車が軽々入るサイズで、自分の部屋のように空間を自由にカスタマイズすることができます。
背面部分の大きな液晶もデモ中では天気などの情報やゲーム画面などに移り変わっていて、とても便利そうでした。

浜松自動運転やらまいかプロジェクト

浜松自動運転やらまいかプロジェクトは使いやすく持続可能な交通インフラによる地域活性化を目指して、現在浜松で実証実験を行っています。

ブースでは、このプロジェクトが成功した未来を描いたアニメーションが放送されていました。
物語はユーザがスマートフォンのアプリで車を予約するところから始まります。

そして、目的地まで運転したユーザはバス停のような場所で自由に乗り降りすることができます。

利用が終わると、車は自動運転で次の利用者の元へと向かいます。
バス停のようなディスプレイには各車の現在位置が表示されるようです。

物語は進み、自動運転サービスのエリアが拡大します。

そして、人が乗っているときは人間が運転していた半自動運転から、完全な自動運転車を利用している人のシーンで物語は終わります。

完全な自動運転では免許返納したお年寄りの方の利用シーンが描かれていて、これから迎える超高齢化社会がきちんと想定されていました。
こうした取り組みの初めの一歩が浜松で実証されているのはとても熱いですね。

おわりに

10/24から開催されている東京モーターショーのスズキブースで特に気になったHANAREと浜松自動運転やらまいかプロジェクトをレポートさせていただきました。
私たちをWAKUWAKUさせるスイッチはすごく遠い未来の話ではなく、もっと身近な未来の話なのかもしれませんね。

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