【FIXERはたらくひと図鑑】#23 「挑戦」だけじゃ物足りない!AWSを極めた若手コンビの軌跡と目指す先[AWS・クラウドエンジニア]
2024-06-24
azblob://2024/06/24/eyecatch/2024-06-24-challenge-only-is-not-enough-000.png

こんにちは、広報のしおざわです。

6月に入り、いきなり暑くなってきました。
まだまだ暑くなっていくので、体調に気をつけたい所存です。
久しぶりにアイスとか食べちゃおうかな。

さて、今回は...
FIXER史上初!『2024 Japan AWS Jr. Champions』を受賞した2人にインタビューしました。
挑戦することが好きな人が集まるFIXERの中でも、突出した挑戦+αを実践している行澤(なみさわ)くんと髙屋くん。

ぜひ楽しみながらご覧いただけると嬉しいです!

受賞おめでとう!&今回のインタビュイー

塩澤:今日はよろしくお願いします! 
   改めて、AWS Jr.Champions 受賞、おめでとうございます! 

行澤&髙屋:ありがとうございます!

塩澤:今日はAWS Jr.Championsのこと、沢山聞いていきたいと思います。 

▽▼ここで読者の方向けにAWS Jr.Championsプログラムについてご紹介します!▼▽

【2024 Japan AWS Jr.Champions とは?】

AWSパートナーネットワーク(APN)参加企業に所属する社会人経験3年目までの若手のAWSに精通したエンジニアの中で、AWSを積極的に学び、情報発信などの突出したAWS活動実績がある個人に対して、AWSジャパンが表彰するもの。

さらに詳しい情報は、公式サイトをご覧ください!

https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2024-japan-aws-jr-champions/

塩澤:髙屋くんは、昨年もはたらくひと図鑑に出てもらいましたよね

髙屋:恐縮です。

塩澤:前回はAWS12冠達成について、沢山お話していただきました!
   今回もよろしくお願いします! 

   そして、行澤くん。実は22年入社からのはたらくひと図鑑、初出演です!
   知ってました? 

行澤:光栄です。
   実は今回のインタビュー依頼のときに初めて知りました。 

塩澤:塩澤も22年入社なので、同期として嬉しいです!よろしくお願いします! 

 3つの評価要素 『Challenge』編 

塩澤:AWS Jr.Champions受賞、FIXERからは初なんですよね。

行澤:初らしいです。
   ちなみに、Jr.Championsは今年で2回目の開催です。

塩澤:2人にインタビューするために、今回ちょっとだけ調べてきました!
   どうやら『AWS資格12冠達成』がそのまま選出理由になる、ではないみたいですね。 

髙屋:そうですね。資格も要件の一部ではありますが…
   いちばん大事なのは
   「Challenge」「Influence」「Output」という3つの項目を満たすことです。

塩澤:Challenge、Influence、Output…_φ(・_・ 

髙屋:3項目それぞれで自己アピールをして、それが審査されます。
   特に「Influence」は12冠を取っただけでは何にもなりません。

塩澤:なるほど!髙屋くんの場合、12冠達成が「Challenge」に相当しているんですね。
   行澤くんの「Challenge」は、何だったんですか?

行澤:僕も同じ数の資格、つまり12冠を達成しています!
   あとは、社内で初めて本格的にAWSを使うプロジェクトの
   インフラ担当、AWS担当をやってきたので、
   そういうところを挙げさせてもらいました。

塩澤:12冠はいつ頃取ったの?

行澤:2023年のうちに2個、残りの10個は2024年の1~3月で一気に取りました。

髙屋:行澤さん、英語の話はしないんですか。

行澤:え?ああ~
   実は英語で試験を受けました

塩澤:すご!?全部?なんで英語で受けようと思ったの?

行澤:今年受けた10個です。
   僕が挑戦してた頃、すでに髙屋くんが12冠達成していたんですよね。
   ただ追いつくだけでは箔が付かないなと思ったので、付加価値というか笑
   もう1個プラスで自分にチャレンジを課してやったという感じです。
   日本語の参考書も読みつつ、英語の過去問を解いたりもしました。

塩澤:今回同じように表彰された人の中で、英語で受けた人っているのかな?

行澤:どうなんだろうね~
   わかんないけど、いてもおかしくないと思うよ。
   日頃から英語に親しい人からしたら、別に驚くことじゃないかなと思ってる。

塩澤&髙屋:驚くことだよ!/です!

行澤:そうなの!?Σ(゚∀゚;)
   結構IT系の単語って英語多いし、他のジャンルよりも比較的わかり易くない?
   みんなもエラー文とか英語で読んでるでしょ?

髙屋:いや普通にDeepLにペタっと貼り付けてますね。

塩澤:そもそも私達、日本人ですからね。

髙屋:翻訳機能が発達しているとはいえ、AWSの1次情報は全部英語です。
   それがスラスラ読めるのと、いちいち翻訳して読解しなきゃいけないのでは、
   やっぱりスピード感が全く違います。
   以前、英語で試験を受けたんですが、全然点数足りなくて落ちちゃって…
   だから、英語で情報に触れられるっていうのはスゴい武器だと思います。

塩澤:アドバンテージだね!

髙屋:はい、かっこいいです!

行澤:そっか…(照)
   あざっす!(めっちゃ嬉しそう) 

『Influence』編 

塩澤:「Influence」では何をアピールしたんですか?

髙屋:僕個人としては資格取るのが楽しくて好きだったので、僕だけでなく、
   みんなが取りやすいようにするにはどうしたら良いかなと考えました。
   資格勉強の仕方を教えたり、一緒に勉強会したりというのが大きいです。

塩澤:会社で勉強会してたんだ!

髙屋:退勤後に会議室を取って1~2時間。
   出入り自由な勉強スペースを作っていました。
   定時後だったのもあり、同期しか誘っていなかったんですが…
   勉強会の様子をたまたま見た先輩が入ってきてくれて、
   話を聞いてもらったり、質問に答えていただいたこともありました。

塩澤:参加してた人で、資格取得できた人はいるの?

髙屋:はい!Solution Architect – Associateを取得した人が3人くらいいます。

塩澤:前回のはたらくひと図鑑で、
   「入社半年の新卒でも12冠取れるんだぞ!」って伝えたい、
   みんなの資格取得の手助けをしたい、と言っていたのを記憶してます。
   実際にやってみるっていうのが、まさに行動力の化身だね!

髙屋:ありがとうございます!

塩澤:続きまして、行澤くんの「Influence」を教えて下さい!

行澤:「Challenge」でもチラッと言ったけど...
   AWSを本格的に使う事自体が、会社として大きい取り組みでした。
   そこを開拓できたことがまず1つ。 

   もう少し個人的な話だと...
   この取り組みをきっかけに、他部署の方からのAWS関連の質問に対応したりして、
   社内のAWSの知見を広げられたのもありますね。 

   「Influence」...影響を与えることはできたのかなと思ってます。

塩澤:なるほど!ありがとうございます!
   ...かなりスラスラでてきたね。結構練習した?笑

行澤:頭の中で120回くらい笑 

『Output』編 

塩澤:では最後の1つ、「Output」を教えて下さい!

髙屋:実は僕、塩澤さんの力を大いに借りました。

塩澤:えっ 

髙屋:主に合格体験記のブログになってくるんですけれど...
   1回目のはたらくひと図鑑のPV数が、
   同時期の社内ブログの中で一番というのを全面にアピールしました。

塩澤:そうだったの!?すごい嬉しい~~!!
   ...ん?
   てことは、私の書いたブログが審査員の方に読まれたということ...?

髙屋:間違いなく読まれてます。

塩澤:そう考えると恥ずかしい~!
   でも役に立てたの嬉しいな!ありがとうがとうございます!! 

   さて、行澤くんの「Output」というのは?

行澤:社内外含めて手順書みたいなものを作成したので、それをアピールしました。
   ちなみに、この「Output」はパブリックである必要がないので、
   手順書というのはプロジェクトの関係者のみが見れるようになっています。

塩澤:すご!一人で作成したんです?

行澤:チームのみんなで作りましたが、自分が結構関わっていましたね。

塩澤:かなり役に立ったんだ?

髙屋:僕も読ませてもらってます!
   何かしら作ったり調べたりする際に行き詰まることがあるので、
   その時は先輩の履歴を追っていくことになります。
   そういうときにやっぱりありがたいです。

塩澤:じゃあ行澤くんが髙屋くんに教えたみたいな感じなんだね!
   師弟関係やん。

髙屋:はい。兄貴......🥺

行澤:😂 

受賞を目指したきっかけ 

塩澤:そういえば、Jr.Championsを目指したきっかけを聞いてないですね。
   挑戦しようと思ったのはどうしてですか?

髙屋:もともと表彰の存在は知っていたんですけど、
   3項目を見たときに手が届かないレベルのものかなと感じていたんです。
   でも、社内で推薦をいただき、自分でもイケるかも!と思って。
   それに見合う「Output」「Influence」を押し出そうと考えました。

行澤:僕は推薦をもらったわけではないんですが...
   隣で髙屋くんが「頑張ってみない?」と言われているのを見て、
   僕も取ろうかなってなりました

塩澤:なるほど!髙屋くんのイケイケぶりを見て感化されたと!

行澤:イケイケぶり笑 本当にそうですね笑

髙屋:恐縮です笑

塩澤:行澤くんが作った手順書で学んできた髙屋くんがイケイケになって、
   それを見ていた行澤くんも自分も目指そう!ってなって。
   お互いに良い影響を与えてるんですね。
   そんな二人だから、表彰が決まったときはすごく嬉しかったんじゃない?

髙屋:ハイタッチですよね。

行澤:メールが来るんですよ。 


    ~以下再現~
    行澤:「見た?」 
    高屋:「見ました」 
    行澤&髙屋:「ッシ...!」(ハイタッチ)

    

髙屋:これ、ハイタッチじゃなくてSLAM DUNKですね
髙屋:これハイタッチというより、SLAM DUNKですね


塩澤:二人の喜びと達成感が伝わってくる!笑 

これからの意気込み 

塩澤:AWS Jr.Championsの公式サイトを見たら、
   Japan AWS Top EngineersAWS Ambassadorsになることを期待、
   みたいなことが書いてありました。
   そういった、今後の目標みたいなところ、いかがですか?

髙屋:Jr.Championsを創設された方とお話した際に、
   「この表彰自体の意味よりも、これから1年間何をするのかが大事だ」
   とおっしゃっていました。

   Jr.Championsの肩書を背負った上で、
   どういった活動をして周りに「Influence」...影響を与え、
   さらに「Challenge」して「Output」していくか。

   これで満足するのではなく、さらに行動していきたいですし、
   それが結果的にTop Engineersなどに近づくのかなぁ、と思います。

塩澤:ありがとうございます!
   ちなみに、今時点で具体的にこんなことやりたいな~というのはあるの?

行澤:人前で講演するみたいなこと、僕はやってみたいですね。

髙屋:僕もです!ただ人前で喋るのがあんまり得意じゃないので、
   そこを克服するところから頑張ればらないと笑

塩澤:ぜひ今回のインタビューを機に!笑

髙屋:そうですね...頑張ります...!

行澤:髙屋くんのかわいいとこ見た笑
   僕もこの任期期間でできることを最大限やっていこうと思います。

塩澤:じゃあ最後に〆っぽく、改めて意気込み宣言お願いします! 

髙屋:Jr.Championsの任期は1年間です。2回目の表彰もありません。
   「この1年間、何をするか」が大事になってくるので、
   見ていただけたらと思います!

行澤:同じ想いです。
   社外の人にわかりやすいアウトプットをどんどん出来たらと思いますし、
   登壇も出来たら良いなと思います! 

余談その1:Youは何しにFIXERへ? 

髙屋:行澤さんの人となり、全然聞いてなくないっすか。

塩澤:いつものはたらくひと図鑑なら聞いてるんだけど、
   今回はAWS Jr.Championsのアレコレがメインだったからね。
   でも私も知りたいから聞いちゃう!!Youは何しにFIXERへ?

行澤:就活はIT業界に絞っていました。
   海外留学をしていたんですが、その時にMicrosoft本社へ見学に行ったんです。
   それで「Microsoftいいな~」と思いながら帰国したら、
   Microsoft認定パートナーになっていたFIXERを知りまして。

   「FIXER、ここにしよう」と!

塩澤:じゃあFIXERって決めて受けてたんだ。

行澤:うん。FIXERかカフェの店長か、本当に2択。

塩澤:22年組、そういうひと多くない!?
   FIXERかバーテンダーだった人もいるし...

行澤:そうそう、同類 笑

塩澤:笑
   あと、私と同じ総合職枠の採用だったよね。
   エンジニアを最初から考えていたわけではなかったんだ?

行澤:一回エンジニアとして受けたんだけど、少し難しいかもとなって。
   それで総合職での入社になりました。
   結局、研修後の配属はエンジニアだったけど笑

塩澤:入社して最初の席順が行澤くんと前後だったのがきっかけで沢山話してたけど、
   その時から「総合職だけど技術系の話わかるのスゴいな!?」って思ってました。

行澤:でもやっぱり最初は「エンジニアなら当然知ってるでしょ」という知識もなくて。
   先輩の喋ってることもわからないことが多かったです。
   だからエンジニア特有の考え方や表現に慣れていきつつ、
   自分に任されるタスクの範囲の知見を増やしていって...

   気がついたら、こういった形で評価されるところまで来れました。
   今でもわからないことは沢山ありますが、
   とはいえ一つの分野で得意を磨けたのかなと思います。

塩澤:どうですか、そんな先輩の姿を見て。

髙屋:かっこいいっす!
   僕は最初からエンジニアとして入社したので、
   その辛さや大変さというのは、完全にはわからないです。
   でも僕も違う分野でチャレンジしたら、そういう体験をすると思います。
   だから、それを為している行澤先輩には本当に尊敬の念を!

行澤:持ち上げられてる?笑 でも、ありがとうね! 

余談その2:息ぴったりな歳上組 

髙屋:行澤さんはプロジェクトのチーム長で、僕はそのチームの一員です。
   直属の先輩です。

行澤:設計・開発が終わり、今は運用保守のフェーズです。
   その中の品質を担保するような、そういうチームのリーダーやってます。

塩澤:リーダーってすごいね!

行澤:割とそういうの好きなタイプなんです。
   髙屋くんも好きでしょ?そういうの。近しいところがあると思ってるよ。

髙屋:そうなんですかね?

塩澤:でも確かに二人は似てるところあるって私も思う!

行澤:服のせいじゃない?

塩澤&行澤&髙屋:(爆笑) 

塩澤:いやほんとに!歳も同じでしょ?
   行澤くんは留学行って22年入社、髙屋くんは大学院行って23年入社だし。

   それに、同期の中ではふたりとも歳上な方だから、お兄さん的ポジションじゃん?
   FIXERは本科卒の高専生も多いから、人によっては人生経験が4~5年違うと思うし。
   ある意味、歳上としてのリーダー気質が求められる立場であったりするよね。

髙屋:そうですね。まず同期から敬語ですからね。

行澤:(爆笑)
   確かに「髙屋さん」って言われてる笑

塩澤:そこは親しみを込めて、じゃないの!?笑

行澤:歳上感が出ちゃってるもんな~笑
   僕ないもん、同期からの敬語...

髙屋:「なみちゃん」って呼ばれてますもんね。

実はインタビュー中ずっと
「なみちゃん」と呼んでいた塩澤:行澤さんすみません

行澤:いやいやいやいや全然いいんだけど笑

髙屋:僕は「行澤大先輩」って呼んでます。

行澤:嘘つけ!!!笑
   初めて聞いたよ!!!!!笑

髙屋:(爆笑)

塩澤:なんかこの掛け合いの感じも似てるわ~笑
   息ぴったり!笑 

しおざわ編集後記

当シリーズ記事は、先輩や目上の方と話す事が多いので、
今回は同期と後輩という、しおざわもちょっとだけ気楽なインタビューでした笑

今後、登壇のお話が来たときはお二人にチャンスが回ってくるのでは!?と思っているので、
そのときが今からとっても楽しみです🙌

そういえば、はたらくひと図鑑としてもWインタビューは初めての試みでした。
これからもいろいろな形で発信していきたいです!

行澤くんと髙屋くんのダブル受賞は先日プレスリリースも発出しているので、
もしよろしければ、あわせてご覧ください。

それでは!ありがとうございました!📖

◆◇はたらくひと図鑑 #1 ~ #22 はこちらから◇◆

◇◆一緒にはたらく仲間を大募集中!採用情報はこちらから◆◇