【FIXERはたらくひと図鑑】制作チームが語る! AI時代の映像生成現場のリアルとクリエイティブ成長論 -後編-
2026-03-24
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みなさん、こんにちは!       
社内で活躍するメンバーにスポットを当て、その魅力や仕事へのこだわりを深掘りする人気企画――       
✨ はたらくひと図鑑インタビュー ✨       

今回は、先日最終回を迎えた三重テレビの特別企画番組「LEGEND~よみがえる三重の偉人列伝~」(*1)にて生成AIで制作協力をしたLEGEND制作チームへの2回目のインタビューの後編です!       

今は所属社員も増え、全体のチーム名をVisual Engineers Studioチーム(通称VESチーム)と新たにし、案件ごとにプロジェクトチームを作り取り組んでいる皆さん!       
後編では、番組制作を通して得た知見やチームの成長、そしてこれからの動画生成AIはどうなるのか?!動画生成の最前線にいるチームだからこそのリアルな声をお届けします。       
ぜひ最後までお楽しみください!        

●前編はこちら!       
【FIXERはたらくひと図鑑】制作チームが語る! AI時代の映像生成現場のリアルとクリエイティブ成長論 -前編- 

●制作開始直後の1回目のインタビューはこちら⬇︎       
【FIXERはたらくひと図鑑】「常に過去最高を更新し続けたい」 メディア戦略チームインタビュー -生成AIで歴史上の偉人をよみがえらせる-  
 

(*1)       
三重テレビの特別企画番組「LEGEND~よみがえる三重の偉人列伝~」 
“三重ゆかりの偉人”の生い立ちや成し遂げた功績などを掘り下げ、エピソードとともに紹介する特別企画番組。       
FIXERでは、取材で得た容姿の特徴や性格・趣味などをもとに、生成AIを活用したキャラクターアニメーションを制作し、三重の偉人を令和の世界によみがえらせました!       
ナビゲーターに藤岡 弘、さんを迎え、三重テレビにて2025年4月〜2026年1月にわたり放送されました。       
公式HPはこちら→https://www.mietv.com/special/legend/

チームメンバー紹介!

1.挑戦が加速度的な進化を呼ぶ! 

---「LEGEND~よみがえる三重の偉人列伝~」が最終回を迎えた今の感想や思いを聞かせてください。      

坂口:       
技術面でいえば、LEGENDの制作を始めた頃は偉人が立って喋るというのが基本で、「背景でリアリティを出す」「ナチュラルな呼吸の動作を入れる」「瞬きを入れる」みたいな工夫の仕方だったところが、回を追うごとに「槍を振るう」「お茶を点てる」といったモーションがつけられるようになり、より表現できるものの幅が増えたというのが全体の成長として大きいと思います。       

また、最初の頃は技術選定やワークフロー、中身の制作工程も僕がしっかり見ていたんですが、制作後半はお任せしていました。       
いいものがちゃんと上がってきていたし、チーム全体が自走するいう意識を持ってやれていたのが、僕としては嬉しいなと感じています。       

---では前回のインタビューで目標にしていた「過去最高を更新し続けたい」というのは達成できましたか?       

坂口:       
そうですね。       
第5話の【松浦武四郎】では専門家の方にもお墨付きをもらえて、さらに第7話【本多忠勝】では槍を振るうという難しいモーションもつけてと、かなり加速度的な進化だなと思いながら見ていました。       

---確かにすごいスピードですね!では、鷲野さんはいかがでしょうか?       

鷲野:       
ツールの進化もあり映像がよりリアルにできたことや、プロンプトの書き方やAIとの付き合い方もこのプロジェクトを通してかなり成長できたかなと思ってます。       

チームとしては、「クオリティの上げ方」がだんだんわかってきました。       
「ここは印象的に見せたい」というような狙いを持って制作できるようになりましたね。       

---なるほど!見せ方というアプローチでさらにクオリティアップができるんですね!では浅井さんはいかがですか?       

浅井:       
僕はプロンプトを書く力が上達してきたかなと思います。       
最初はGaiXer(*1)でプロンプトの叩き台を作ることも多かったんですけど、最近はこうすればうまく画像を作れるかな、と自分でプロンプトを考えてできるようになってきています。       

もうちょっと頑張れたかなと思うところでは、モーションに挑戦したかったですね。       
最終回の【沢村栄治】を制作した際、野球の投手なので「投球フォームをつけてください」と依頼があったらどうやろうかと考えていたんです。       
結果、演出的にそういったモーションはつけなかったのですが、機会があれば挑戦してみたいです。       

(*1) GaiXer (ガイザー)について⬇                   
FIXERの提供するエンタープライズ向け生成AIサービスです。                   
自社の機密データも安全に利用できる高いセキュリティで、多様な分野での活用が可能です。                   
詳しくはこちら→ https://www.gaixer.com                   

---今の浅井さんならモーション制作もできますね!では、今回の制作協力を振り返って、チームとして得た知見はありましたか?       

坂口:       
僕たち映像チームは「映像の生成」と「編集」の両輪で動いています。       
「編集」はどうしても人力の比率が大きくなるので、今回はAIを活用し編集を最小限にしてどこまでやれるかというチャレンジの機会として位置づけていました。       
その上で今回は、生成AIだとこういうのはうまく生成できる/できないの判断がある程度つくようになりました。       
あとは演出面で、ただ事実ベースで生成するだけではなくて「何を見せるための生成なのか」を意識的にできるようになったのは、「生成」と「編集」の両方を伸ばしていく必要がある中で、生成側の技術の知見がだいぶチームにたまっただろうと感じています。       
 

2.自称、AIの「何でも屋」 

---改めて、 Visual Engineers Studioチーム(通称VESチーム) 全体の体制や業務内容、プロジェクトについて教えてください。       

坂口:       
Visual Engineers Studioチーム自体はLEGENDのプロジェクト開始時より新卒メンバーや中途採用のメンバーが加わりかなり大所帯になっています。       
その中でも映像の生成をメインに担当する人もいれば、編集を担当する人、技術開発を担当する人もいて、最終的なアウトプットが映像という形になっている生成AIの「何でも屋」を自称しています。       

体制としては、案件によって2~3人のチームから5人以上のチームまで、都度最適なメンバーをアサインできるようリソースの配置・分配を行っています。       

---浅井さんのような若手メンバーの頑張りや活躍、期待感などありますか?       

鷲野:       
期待感で言うと、「趣味で映像の編集をしています」「カメラも自分で持っています」「3Dモデル作っています」というような自分が持っているスキルに仕事に対するやる気がかけ合わさって、すごい熱量を感じています。       

坂口:       
今回はLEGENDのインタビューということで、浅井くんの熱意もすごいんですが、他のメンバーの熱意もすごいです。       
例えば開発担当してくれている人たちが、短期間でデモ動画を作るところからスタートして、実際に開発してさらにどうやって売っていくかの販売戦略まで考えるようになっていて、みんなに気迫があります。       
我々も追い抜かれないように頑張りたいと思います 笑       

---浅井さん、若手メンバーとして先輩のこの言葉はいかがですか?       

浅井:       
少しでも先輩方に近づけるように努力して、いろいろと幅広くできるようになりたいですね。       
 

3.AI動画の現在地と未来の行方

---生成AI動画の最前線にいる皆さんから見て、生成AI動画はどのような進化を遂げていくと思いますか?       

坂口:       
以前生成AIで番組制作協力をしたTBSの日曜劇場「ロイヤルファミリー」では、馬のレースシーンの動画編集を担当しました。       
このプロジェクトでは動画編集を主体にしながら、その中でAIを使って縮められるところは縮めていこうという試みをしました。       
例えば動画用に素材の支給がある場合、正面とバックフロントだけだったりするんですね。       
実際に編集するとなると、動きに合わせて正面以外に様々な角度が必要になってきます。       
そのため支給のない角度の素材は「斜めになったら皺はここに入るだろう」とか、「影がここに入るだろう」と検証しながら画像生成で作って、それをフレームに当てはめていく手法を取りました。       

こういった制作の経験から、AIに投げてまるっとお任せっていうのは、なかなかまだ先の話かなと思っています。       
全体のワークフローの中で、「この部分はAI使った方がいいよね」「ここは人でこだわってクオリティあげたいよね」という、どこにAIを使って、どこを人が熱意を持って時間をかけて丁寧に職人としてやっていくのかという棲み分けが今後どんどん進んでいくんじゃないかなと考えています。        

 

4.個人とチーム、それぞれのブランド力を高める 

--- Visual Engineers Studioチームとしての今後の展望や意気込みを教えてください!       

坂口:       
チームの発足からこれまでは、生成AIを使うことである程度下駄を履けるので若手のメンバーでも一定のクオリティまでは出せていました。       
現在は生成AIという下駄を履いていたからこそ実践を積むことでき、メンバーがどんどんと育ってきています。       
これからは年齢の割に実務経験が豊富で、「演出で何を見せれば効果的なのか」「何に力を入れたらいいのか」という、より抽象度高く俯瞰でものを見られるメンバーがどんどん増えていくと思います。       
ディレクターのようなポジションで、先方からの依頼や要望がふわっとした状態でも、こちらで噛み砕いて「こういう演出はどうですか?」という提案から編集制作までをやっていける一気通貫型の人材が育っていくんじゃないかなと思っています。       
そういった個人のブランド力、チームのブランド力みたいなのを高めていきたいですね。       

---ただAIが使えるだけではなく、対話や提案がしてもらえるのは自分が依頼する側だったら助かりますね!チームにとってかなりブランド力がさらに高まる未来、今から楽しみですね!       
 

あとがき

チームの熱量とAIの力で一歩ずつ形になっていった歴史上の偉人たちーーーチームの軌跡は、きっと皆さんの創作意欲を刺激し続けるはず!       
AIは Visual Engineers Studioチームの「下駄」から「翼」へと進化し、映像づくりは“何をどう見せるか”の次なる挑戦へ続きます。チームの今後の挑戦にぜひご期待ください。       

改めまして、坂口さん、鷲野さん、浅井さん、インタビューに答えていただきありがとうございました!       
次回の「はたらくひと図鑑」もお楽しみに☺️       


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✨インタビュー動画がFIXER公式YouTubeチャンネルで公開中! ✨               
制作チームが語る!AI時代の映像生成現場のリアルとクリエイティブ成長論   
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https://www.gaixer.com/       
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 💡これまでのはたらくひと図鑑のインタビュー記事はこちら💡                         
【FIXER はたらくひと図鑑 】           
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最後まで読んでいただきありがとうございました😊             

※このインタビュー記事は2026年2月時点の情報となります。